2006年4月25日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十四日】国際開発復興銀行(IBRD=世銀)のウオルフウイッツ総裁は二十三日、汚職国家からブラジルを外し、生活扶助制度などの貧困撲滅に努める政府の活動を評価する見解を発表した。世銀は汚職撲滅のために「新十字軍」構想を打ち上げ、汚職というガン細胞に冒された国へは一〇億ドル ...
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石油自給国仲間入り果す=日量168万バレル産出=浮かれる大統領に野党がクギ
2006年4月25日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】リオデジャネイロ州沖のバシア・デ・カンポス海底油田で新たに日量一八万バレルの新油田が発掘されたことで、ブラジルは石油自給国の仲間入りを果した。これによりペトロブラス(石油公団)の原油産出は日量一六八万四〇〇〇バレルとなり、消費を五八〇〇万バレル上回ることになっ ...
続きを読む »いびつな社会保障構造=年金支給でも大きな格差
2006年4月25日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】年金支給総額の三四%を受給者の下位六〇%が受け取る一方、同じく三四%を上位一〇%が占めるといういびつな社会保障の構造が、経済調査院(Fipe)の調査で明らかとなった。 また、社会保障院(INSS)の年金受給者と公務員の年間平均支給額の差もほぼ五倍と大きいこと ...
続きを読む »テレ―・サンタナ氏死去=サッカー界に数々の伝説残す
2006年4月25日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日、二十三日】プロサッカー界の巨将の名を欲しいままにしてきたテレー・サンタナ氏が二十一日、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市内の入院先の病院で死去した。享年七十四歳。 葬儀は同市内で行われ、教えを受けた多数の選手やプロサッカー関係者、地元のイタマル元大統領を ...
続きを読む »コラム 樹海
サンパウロ日伯援護協会が、リベルダーデ区内に土地を購入、〇九年の創立五十周年に新しい本部施設を建設する意向のようである。大きい事業なので、部内で異論もあったときく。しかし、賽は投げられた(事は始まった)。五十年の伝統がある、コロニアの最大規模を誇る公的福祉団体として、組織を挙げて目標達成に邁進してほしい▼さて、本部施設である。 ...
続きを読む »ルーラCPIの設置申請=上議34人が同意=野党、いよいよ本丸攻撃へ=政府は数の力で対抗
2006年4月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】アウメイダ・リーマ上議(ブラジル民主運動党=PMDB)は十九日、ルーラ大統領とその家族と、オカモト小・零細企業支援機関(Sebrae)総裁との関係を解明するCPI(議会調査委員会)の設置申請書を、上議三十四人の同意書を添えて上院執行部へ提出した。上院は、CPI設 ...
続きを読む »IMFがブラジルにアドバイス=健全な財政支出の増加を=減税、銀行間の競争促進も
2006年4月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】IMF(国際通貨基金)は十九日に発表した世界経済展望の中で、世界経済は今年に入り堅実な成長ぶりが予測されているにもかかわらず、ブラジル経済は今一歩の感があると指摘している。このため中期的に高度成長を遂げるためには公共支出の増大が不可欠だと説いている。 ただし、 ...
続きを読む »基本金利、年15・75%に=漸進的引き下げに変更なく
2006年4月21日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】中央銀行の通貨政策委員会(Copom)は十九日、基本金利(Selic)を前月の年率一六・五%から〇・七五ポイント引き下げて、一五・七五%とする決定を満場一致で下した。 今回の引き下げは、昨年九月の一九・五%への引き下げから連続七回 ...
続きを読む »地下鉄工事で地盤沈下=民家8軒が危険な状態に=サンパウロ市
2006年4月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】サンパウロ市ピニェイロス区で十八日午後、地下鉄建設が進められている工事現場で地盤が沈下し、民家が危険な状態にさらされたことで住民が避難、近くのホテルで一夜を過ごす事態が発生した。 現場は建設中の四号線(ヴィラ・ソニア=ルス間)ピニェイロス駅とファリア・リマ駅区 ...
続きを読む »ヴァリグご利用の皆様へ=トラブル対処法教えます
2006年4月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】経営に行き詰まったヴァリグ航空に対し、唯一の頼みの綱とされていた政府の資金面での援助が断ち切られたことで、事実上破産への引導が渡された形となった。そうした中で従業員の失業などの社会問題が浮き彫りとなっているが、利用客への波及も広がりつつある。 今年ドイツで開催 ...
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