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サンパウロ 関連記事

救済会総会=コロナ禍で収入減懸念浮上=赤字16万レ、イベント中止=会長に吉岡黎明氏が復帰

 コロナ危機によりサンパウロ州に外出自粛令が出る直前、老人ホーム「憩の園」を運営する社会福祉法人「救済会」(佐藤直(さとうすなお)会長)の「第68回定期総会」が3月14日(土)午前10時から、サンパウロ市文協ビル5階のエスペランサ婦人会サロンで開かれ、入居者家族や会員ら約20人が出席した。例年なら憩の園からも入居者本人が数人出席 ...

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新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(5)

 ビーラ・コチアのバタテイロを産組設立に駆り立てた直接的キッカケは、仲買人の不正であった。  バタテイロは収穫したじゃがいもを、サンパウロ市内ピニェイロス区の青空市場まで運び、非日系の仲買人に相対取引で売っていた。だが、彼らは狡猾だった。買う時、石油缶を升にして量を計りながら、手かげんでごまかし利を盗んでいたのである。  そのた ...

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WILLフォンが取次会社変更?=連絡は携帯電話のみ、住所なし

 「WILLフォンのチャンネルがまた映らなくなった。会社名と携帯電話が記載されているので信頼できる会社か取材してほしい」。3月17日、編集部に1本の電話が入った。  WILLフォンは日本のテレビ番組が46チャンネルも見られる海外向けのサービスだ。サンパウロ市ガルボン・ブエノ街412番にあったJ―Vision社が元々は代理店をして ...

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《ブラジル》コロナ災禍拡大=「感染保護具、石鹸さえもない」現場から悲鳴=国内感染者は4579人=死者も15州159人に

 【既報関連】新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)の拡大は続き、ブラジリア時間30日午後5時現在のブラジル国内の感染者数は4579人、死亡者数は159人に達した。同日付各伯字サイトが報じている。  感染者が確認されていない州は一つもない。また、28~30日には、ピアウイ州、バイーア州、連邦直轄区(DF)、マラニョン州、リ ...

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コロナ=サンベルナルド市長が入院=45歳のモランド氏UTIに

 サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポのオルランド・モランド市長(民主社会党・PSDB)が新型コロナウイルスに感染した上、体調が悪化して集中治療室(UTI)に入院したことが明らかになった。29日付現地サイトが報じている。   サンベルナルド市役所によると、モランド市長の入院は、29日に自宅を訪れた担当医の判断で決まったと ...

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《ブラジル》新型コロナウイルスが土着?=型がコミュニティ感染立証

 【既報関連】ブラジル国内の研究者がリオ州、ミナス州、ゴイアス州、リオ・グランデ・ド・スル州、サンパウロ州の新型コロナウイルス感染症患者から集めたサンプルを分析し、国内での猛威を振るっているウイルスの遺伝子情報(型)を確認した結果、ブラジルでは感染経路が確定出来ないコミュニティ感染が起きており、社会的な隔離が必要である事が明確に ...

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《ブラジル》ゴミ収集人や医療関係者に感謝の伝言=ウイルス感染恐怖の中での働き覚え

 【既報関連】新型コロナウイルスの感染拡大抑制のため、多くの州や市で外出自粛を求める条例などが出されている中、自分達も感染する可能性があるのに、市民の健康や市民の生活の質を守るために日夜、労している人達に、市民達が心からの感謝を伝えようとしている。  庶民にとって一番身近なヒーローのひとりは、ごみの収集人だ。24日にサンパウロ市 ...

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《ブラジル》決断が難しいのは、外出自粛令を出すより解除の時

 先週から主だった州で知事から外出自粛要請が出され、それに連動して各市が商店閉鎖条例を出し、町から人影が消えた。  サンパウロは今週か来週には感染激増期に入るといわれる。そうなると「外出禁止令」というさらに厳しい段階に入る可能性がある。今のように各人の判断で外出を自粛するのでなく、許可なく外出すれば罰金という段階にはいる。  非 ...

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コロナ災禍=若き日系弁護士スズキさん死亡=サンタクルス病院で懸命に治療=健康で将来嘱望、両親も入院

 基礎疾患がなく健康で、26歳になったばかりだった前途有望な弁護士、マウリシオ・カズヒロ・スズキさんが28日(土)、コロナウイルス感染症が悪化してサンパウロ市のサンタクルス病院で亡くなった。フォーリャ紙29日電子版は「この病気には、高齢者隔離などの社会的距離政策は通じない」などの親類の痛切な声を報じ、健康な若者も気をつけるべきだ ...

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新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(4)

 1922年、下元家は漸く土地を買うことができた。じゃがいもの市況が良かったのだ。日本を出てから8年が過ぎていた。  加えて、健吉が殊勲を挙げた。  当時、モイーニョ・ヴェーリョのバタテイロ(ジャガイモ生産農家)はベト病の蔓延に苦しんでいた。その予防法に疎かったのである。ところが健吉が――たまたま他家で読んだ日本の農業雑誌で―― ...

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