2006年2月15日(水) 去る二月七日にブラジル日本商工会議所(田中信会頭)の主催で、毎年定例の業種別部会長懇談会がホテル・クラウンプラザで行われ、西林万寿夫サンパウロ日本総領事以下、およそ九十人の聴講者が参加した。以下は「今年の大統領選挙をこう考える」と題して行われた赤嶺尚由コンサルタント副部会長(ソール・ナッセンテ人材銀 ...
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虎ならぬ豹かブラジル=ダヴォスでコケにされても
2006年2月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】国庫庁のレヴィ長官が、ブラジルは虎とはいわないが豹ではあるとのたもうた。まだ正式発表はないが、二〇〇五年度の経済成長率は三%位と同長官はいう。選挙の年だというのに、ブラジル経済は格好がつかない。 ところがダヴォスの経済フォーラムでは中国とインドが主役で、ブラ ...
続きを読む »〃白い黄金〃アルコール=砂糖とも需要はうなぎ上り
2006年2月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】アルコールが綿に代わって「白い黄金」の称号を受け、砂糖と隣合わせで魅力ある投資対象の王座に構えている。アルコールは長年不遇の身をかこってきたが、いまやアルコール醸造界に革命を起こしている。日増しに過熱する需要で砂糖とアルコールの価格は、うなぎのぼりである。生産者 ...
続きを読む »総会で留学生紹介される=福岡県人会
2006年2月15日(水) 福岡県人会(松尾治会長)の第七十六回定時総会が、十二日、静岡県人会会館で行われ、前年度の事業、会計報告及び新年度の事業案、予算案を承認した。役員選挙では、松尾会長の続投が決まった。 終了後、新年親睦昼食会。席上、〇六年度から九州大学で学ぶ県費留学生七人が紹介され、出席者みんなで激励した。留学生はつ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
滋賀県で昨年起きた、在日ブラジル人七人が死亡した自動車事故。それ以来、ブラジル人の関わる交通事故が気になるようになった。 サンパウロで見る車の運転は、明らかに日本のそれより荒いと思う。意外と多いかもしれない、そう思って調べてみる。 某県の統計を見た。ブラジル人登録者一万人を超える同県では〇四年、四十七人が交通事故で負傷して ...
続きを読む »押し寄せるドルの津波=5年来の最安値=上半期中に2レアル割れか=打つ手がない中銀
2006年2月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】外国為替市場は十三日、一ドルが二・一五三レアルと五年来の最安値を付けた。ドル通貨は過去一年間に累計で七・四%下落。十七日に審議予定の国債購入を目的とする外資に対する免税措置が、今回のドル下落の原因と見られている。ニューヨークの国際金融筋が、レアル通貨の高騰とドル ...
続きを読む »労働者党創立26周年迎える=大統領再選に向け団結誓う=党支持率低下するも党員は増加
2006年2月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】ブラジリアで十三日、労働者党(PT)の創立二十六周年記念式典が行われ、国会議員と州知事の四十人を含む七百人が出席した。会場では十月の大統領選挙に向けて、選挙ムード一色に包まれ、さながらルーラ大統領再選の決起集会の様相を呈した。 演説に立ったベルゾイーニ党総裁は ...
続きを読む »コラム オーリャ!
グァタパラ文協日本語学校とサンパウロ日本人学校の交流会は、先月行われた。今回はグァタパラからサンパウロに生徒二十一人がやって来て、一緒に学び、ホームステイさせてもらった。 日本人学校の父兄は、用意周到だった。事前にグァタパラ側の来聖生徒一人ひとりにアンケート「あなたについて教えて下さい」を実施、好きなこと、好きな食べもの、嫌 ...
続きを読む »WTO採決に多数決制を=ルーラ大統領、要請へ=了承取り付けは途上国の意向無視=英首相との会談は空振り
2006年2月14日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】南アフリカのプレトリアで開催された進歩派政権首脳会議に出席したルーラ大統領は十二日、世界貿易機関(WTO)が懸案の事項の採決では参加百四十八カ国の了承を待たず、多数決制へ変更することを求める意向を明らかにした。WTOは主要参加国の了承を取り付けるため、大多数を占 ...
続きを読む »中銀、連邦貯蓄銀を強制検査=不正疑惑、乱脈経営にメス=すべての業務が銀行法に抵触
2006年2月14日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日、十三日】中銀は十一日、連邦貯蓄銀行(カイシャ・エコノミカ・フェデラル)に対し、銀行法違反の疑いで強制立ち入り検査を行うことを発表した。公立銀行への手入れは前代末聞のことであり、不正疑惑とともに親方日の丸のズサンな経営ぶりが浮き彫りとなった。 中銀によると、不正 ...
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