2006年2月1日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十一日】中央銀行のロッペス理事は三十日、連邦政府と州、市の債務総額がついに一兆二十億レアルに達し、国内総生産(GDP)の五一・六五%を占めるに至ったと発表した。政府は九四年以来、血のにじむ未曾有の緊縮財政に努めたが債務の削減には至らなかった。公共部門は〇五年、債務の利子 ...
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2005年サンパウロ州犯罪白書=殺人減り誘拐増える=知事は警察力を高く評価
2006年2月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】サンパウロ州保安局がとりまとめた二〇〇五年度の犯罪に関する統計によると、殺人が減少し、誘拐事件が増えたことが明らかになった。 意図的な殺人は昨年、七二七六件で二〇〇四年の八九三四件に対し一八・五%の減少となった。これに反し誘拐は一三三件で前年の一一二件の一八・ ...
続きを読む »非道な母親を逮捕=二ヶ月の幼児を湖に投げ込む
2006年2月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市で三十一日、生後二ヶ月の実娘を湖に投げ込み殺害を図った二十七歳の母親が殺人未遂の罪で逮捕された。 幼児は奇跡的に救助されて無事だった。母親は当初出産の事実も否認、その後認めながらも犯行を否定し子供の養育も否定している、当局 ...
続きを読む »依然続く不安定雇用=30%強が未登録就業者
2006年2月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】国家地理統計院(IBGE)がとりまとめたところによると、二〇〇三年から二〇〇五年にかけてサンパウロ市では登録就業者が減り遂に未登録が増加して、不安定雇用が浮彫りになったことが明らかとなった。 登録就業者は二〇〇三年に六二%だったが昨年は六一・三%に減少した.二 ...
続きを読む »風雲急なりメルコスル=飛び入りの異端児チャーヴェス=亞ヴェ同盟に株奪われる
2006年2月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】メルコスルの雲行きが、おかしくなってきた。フアン・P・ロレー在伯亞大使が、伯亞通商関係は「アロスとフェイジョン(ゴハンと味噌汁だけで素っ気がない)だ」と発言するなどギクシャクしている。ブラジルは相棒の亞国が立ち直るため数々の譲歩をしたに関らず、恩知らずな言葉だ。 ...
続きを読む »セーラ市長の為替対策?=財界は勉強不足を冷笑
2006年2月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】PSDB(民主社会党)の党公認を競ってアウキミンサンパウロ州知事が先手を打ち、セーラサンパウロ市長は遅れをとってヤブの中に潜んでいるようだ。 セーラ市長は十六日、皮革製品展に臨んで、政府が為替政策の責任を取れと訴えた。そして、輸出業者を為替差損から守るため為替保 ...
続きを読む »外資の直接投資が激減=逆方向を突っ走るブラジル
2006年2月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】国連の貿易開発会議(Unctad)は二十三日、外資による世界各国の直接投資でブラジルは〇五年、逆方向を突っ走ったと報告した。外資の直接投資が世界平均で二九%増えたのに、ブラジルは一五%減った。 ブラジルは外資による直接投資の落ち込みが、ラテン・アメリカ諸国の中 ...
続きを読む »農業の基本は「土づくり」=農協セミナー=参加者ら再確認=ピラール・ド・スル森岡農場(多角・複合経営)へ遠出=堆肥づくり現場を見る
2006年2月1日(水) やはり「土づくり」が農業の基本だと再確認―。パラグアイ、ボリビアをあわせ全伯各地から「第六回日系農協活性化セミナー」に参加していた農協代表者らは、一月二十七日、サンパウロ州ピラール・ド・スル市にある森岡農場(森岡忠夫農場主)を視察した。サンパウロ近郊農業が環境の変化により経営困難になってきている現在、 ...
続きを読む »小雨が風情添える=カンポスであじさい祭り
2006年2月1日(水) 援協傘下の老人福祉施設、カンポス桜ホーム(与座ヒロシホーム長、管野鉄夫経営委員長)で、一月二十八、二十九両日、第五回あじさい祭りがあった。同ホームと桜クラブなどの共催。市の観光局も全面的に協力した。 当日は、あじさいの花のふさわしく、小雨模様の天気だった。二十九日にはサンパウロから五台のバスが到着す ...
続きを読む »慈善カラオケ=「こどものその」=250人参加へ
2006年2月1日(水) 「こどものその」は、五日午前八時から、イタケーラの本部施設で、第七回慈善カラオケ大会(谷口アルマンド実行委員長)を催す。谷口委員長、頃末アンドレー副理事長の案内によると、参加歌手は約二百五十人。サンパウロ、モジ、スザノ、ジュンジアイ、カンピーナス、リベイロン・ピーレスなどから参加があり、それぞれ団体と ...
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