2006年1月17日(火) ブラジル日本語センター(旧日本語普及センター、谷広海理事長)の創立二十周年記念式典が十四日午後一時三十分からサンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の同センターで開かれ、約百二十人が祝福に訪れた。谷理事長は改めて、同センターは教師を支援する団体であるとの方向性を強調。日本語教育に献身してきた、功労者や教師な ...
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裏千家ブラジルセンター初釜と新年会=200人が点前に親しむ=フランス料理振舞われ=西林総領事 バイオリンを初披露
2006年1月17日(火) 創立五十二年の歴史を誇る茶道裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)の、「初釜」と「新年祝賀会」が十五日(日)正午から「Buffet Baiuca」(サンパウロ市ジャルジン・アメリカ区)で盛大に開催された。会場には、西林万寿夫総領事、上原幸啓会長、中沢宏一県連会長、酒井清一援協会長ら約二百二十人が茶の点 ...
続きを読む »残党の中で友情育み=ビアジャンテ倶楽部新年会=50年以上続く伝統=参加者減も再会喜ぶ
2006年1月17日(火) ビアジャンテ倶楽部(橋浦行雄世話人代表)の新年親睦会が十四日午前十一時から、サンパウロ市内の万里食堂で開かれた。五十年以上続く「伝統」の新年会。今年は十一人が会場を訪れ、仲間の元気な姿に再会を喜び合った。 昨年の同会の出席者は十六人。この一年で四人が亡くなったという。冒頭、橋浦世話人は「年々参加者 ...
続きを読む »(FGV財団調査発表)製造業が人員整理を計画=奈落へ拍車の産業界=現経済政策のツケが回る=大統領選控え動き始まる
2006年1月14日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】ジェットゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)は十二日、国内製造業の三二%が〇六年第1四半期に人員整理を計画しており、〇五年末の落ち込みに拍車がかかるとする調査結果を発表した。増員計画は、僅か一一%の企業に過ぎないことを明らかにした。サンパウロ州工業連盟(FIESP) ...
続きを読む »PCCが軍警を無差別襲撃=警官2人を殺傷=州知事「目には目で対抗」
2006年1月14日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ市内で軍警と警察署が相次いで無差別に襲撃を受け警官一人が死亡、一人が重体となっている。署内に詰めていた一人が、銃弾で飛び散ったガラスで軽傷を負った。 当局では犯罪組織PCC(州都第一コマンド)の仕業と断定、身許を割り出したグループを指名手配した。アウ ...
続きを読む »ドル安が物価抑制=7年ぶりにインフレ低下
2006年1月14日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ドル安の影響で物価上昇が抑制されたことにより、昨年のインフレ率は五・六九%となり、一九九八年の一・六五%以来七年ぶりの低率となった。二〇〇四年は七・六%だった。国家地理統計院(IBGE)が発表する広範囲消費者物価指数(IPCA)を基に算出される政府の公式インフレ ...
続きを読む »「度が過ぎるインジオ」=保護区拡大要求でフナイ総裁
2006年1月14日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】FUNAI(国家インジオ財団)のゴーメス総裁はブラジリアで十二日、インジオらが要求している保護区領地拡大につき「度が過ぎる」と批判し、要求が無限に拡大傾向にあるとして憲法で上限を定めるべきだとの見解を示した。 これは国内外のNGO(非政府団体)や宗教団体から政 ...
続きを読む »『遠い日々の奥アマゾン』=日本自分史大賞の国際賞=マナウス=川田敏之さんが受賞=キナリーからトレーゼへ=「幽霊植民地」=での体験もつづる
2006年1月14日(土) ブラジル在住者の自分史が二年連続、日本で入賞──。「第九回私の物語・日本自分史大賞(日本自分史学会主催)の国際賞に、川田敏之さん(75、長崎県出身)=マナウス=の『遠い日々の奥アマゾン』が選ばれた。移民史の研究などをライフワークにしている香山栄一さん(イビウーナ市)が推薦したもの。ブラジル移民の半生 ...
続きを読む »日本の国会でも=08年向け始動へ=南米視察の5衆議=サンパウロ市で会見
2006年1月14日(土) 日本の衆議院議員を中心とした南米各国議会制度等調査団の一行八人が六日から十三日の日程で南米を訪れた。各国の議会制度、政治経済事情の調査を目的に、チリからブラジリア、サンパウロを訪問。視察を終えた十二日夕方、サンパウロ市内のホテルで会見した。坂本剛二団長は「今回の調査結果を踏まえ、帰国後、国会側として ...
続きを読む »『熱帯の多人種主義社会』=刺激に富むブラジル本=著者・岸和田さんに聞く
2006年1月14日(土) 今までのブラジル本とは一味違う書籍が昨年出版された。『熱帯の多人種主義社会』(岸和田仁著、つげ書房新社、二〇〇五年)だ。博覧強記で知られるサンパウロ人文科学研究所の宮尾進顧問(二世)ですら「教えられることがたくさんあった」と賞賛する。当国に関する知識欲を激しく刺激する一冊のようだ。出張で日本から来聖 ...
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