2005年11月24日(木) 昨年の毎日映画コンクール「記録文化映画賞」の長篇部門、第三回文化庁映画賞の大賞を受賞した「わたしの季節」(小林茂監督)の鑑賞会が十九日、サンパウロ市リベルダーデ区の居酒屋「ぶえの」で開かれ、映画の主題歌『帰ろうかな』を歌ったサンパウロ市の歌手青木カナさんが自慢の喉を披露した。 あいさつに立ったカ ...
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コラム 樹海
「日系人がどれだけ大変な思いをしたか、日本ではまったく語られていない」。今月はじめ、サンパウロ国際映画祭に招待された今泉光司監督がそう残念そうに語った顔が忘れられない。独自の視点でフィリピン日系人の歴史を描いた劇映画『アボン・小さい家、地球で生きるために』を制作し、日本国内で百五十回以上も上映した▼日本と移住先国が戦争した場合 ...
続きを読む »伯外相、WTOへ新提案=農産物補助金は5年以内に廃止
2005年11月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】アモリン外相は二十二日、ジュネーブで世界貿易機関(WTO)の主要役員らに、十二月に香港で行われる閣僚会議で提案する予定のブラジルの考えを発表する。その中で同相は輸出用農産物に対する補助金を二〇一〇年までに廃止し、国内の農業補助金にも制限を設けることを要求して ...
続きを読む »また分け前の分捕り=中銀金庫破り犯の妻を誘拐
2005年11月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】今年八月にセアラ州フォルタレーザ市の中銀で一億六〇〇〇万レアル強が盗まれたという史上最大の盗難事件で、犯人の分け前を同じ仲間のグループが分捕る事件が、また発生した。警察では巨額の分け前を狙った仲間割れ事件が今後も多発するとみている。すでにサンパウロ市で十月、 ...
続きを読む »ドル暴落への警戒怠るな=投資先が中国からブラジルへ?
2005年11月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】ドル通貨が国内市場で溶解しつつあるのに政府は高金利政策を続行し、輸出産業の未来に暗い影を落しているとセウソ・ミング氏がいう。 ドル安の原因は高金利だけではないが、増長したのは違いない。すでに経常収支で一四〇億ドルの黒字があるのに、海外から一七〇億ドルの直接投 ...
続きを読む »「インフレを恐れるな」=官房長官、パロッシ陣営に苛立つ
2005年11月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】ロウセフ官房長官の「予算をもっとふるまえ」節に反論するマスコミの報道は全くないようだ。同長官は緊縮財政一色の経済閣僚会議で、年間一五%位のインフレにビクビクするなと発破をかけた。同長官は、パロッシ財務相の経済政策に反旗を翻す急先鋒といえそうだ。 一五%インフ ...
続きを読む »援協福祉部=ありがたくない=〃繁盛〃=世代越え援助要請増える=取扱い件数上昇の一途=「赤字予算」 やむを得ない
2005年11月23日(水) コロニアのよろず相談所、サンパウロ日伯援護協会福祉部(八巻和枝部長)。「老人」や「結婚」など、日々様々な相談が持ち込まれている。日系人口の増加・社会の発展とともに、取り扱い件数は上昇する一方だ。救済対象を世代で区切ることは実質的に不可能なため、赤字予算は膨らむばかりだという。 「日系人の子供が、 ...
続きを読む »レジストロ=学者も栽培者も参加=アンスリウム・シンポ
2005年11月23日(水) AFLOVAR(ヴァーレ・ド・リベイラ観賞用植物協会、佐々木スーザン会長)、APTA共催のアンスリウム栽培ナショナル・シンポジウムが、去る十月十九日、二十日、レジストロのKKKK多目的ホールで行われた。 国内十州(セアラ、ペルナンブコ、ミナス、バイーア、エスピリト・サント、リオ、パラナ、ブラジリ ...
続きを読む »交流センターと=人材育成の節目=鳥取県人会=記念式典であゆみ回顧=3百人が出席=出納長、県議長も
2005年11月23日(水) ブラジル鳥取県人会(加藤恵久会長)のブラジル・鳥取交流センター開設十周年、および県費留学生・技術研修員事業四十周年の記念式典が二十日、サウーデ区の同センタ―で開かれた。「県人の交流」と「人材の育成」の二事業の節目にあわせ、母県からは三十人の慶祝団が来伯。式典には約三百人が訪れ、開設当時の思い出や研 ...
続きを読む »辞任一歩手前の財務相=大統領の二枚舌に失望=努力を水泡に帰され留任理由なし=選挙控え予算の大盤振る舞い
2005年11月23日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】ルーラ大統領は、辞任の意を固めた財務相に対し二十一日、はなむけの言葉として在任中の功績を絶賛した。式典に臨んだ大統領は、予算交付を巡って正面衝突したロウセフ官房長官など閣僚や議員、財界人などを前に財務相の留任は誰も慮ることだが、次期選挙のため財政黒字の緩和は ...
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