2005年11月9日(水) 円売りはあったが規模は小さい、被害者もいないという醍醐氏の主張と、「わずかばかりの円」と「買った人間は一人もいない」という水本前社長の言い分が妙に符合しているのは偶然なのだろうか。 この取材の後、すぐに反応があった。私はなんらかの圧力があることを想定して、水本社長の取材は帰国寸前に行った。パウリス ...
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農業の山本賞=受賞者4氏が決まる=25日に授賞式=今年で40周年の節目
2005年11月9日(水) 農業分野の貢献者に授与される山本喜誉司賞の選考会が先月二十五日に行われ、四十周年となる今年、四人の受賞者と一人の功労賞受賞者が決まった。 選考委員の小川彰夫文協副会長は「日系社会は農業から始まった。これからは文協も農業分野でのお手伝いもしていきたい」と話し、小委員会だった選考委員会が今年、委員会に ...
続きを読む »「バタテイロ」の武勇伝語り合おう――ブラガンサ日本人会50周年――19日式典慰霊祭=先駆者の冥福祈る=離農顕著、会員の多くは商業
2005年11月8日(火) ブラガンサ・パウリスタ連合日本人会(辻正美会長)の創立五十周年記念式典が、十九日午後三時から、同市ニッポ・ブラジレイラ街340番の同会会館で開かれる。バタタの栽培でかつて栄えた、同市の日系コロニア。離農者の増加や旧コチア産業組合中央会の崩壊で、現在多くは商業に従事している。当日は慰霊祭を営んで先駆者 ...
続きを読む »日系人もっと利用を=ユナイテッド航空呼びかけ
2005年11月8日(火) ユナイテッド航空ブラジル社のジョズエ・メーザ社長は三日来社し、「もっと日系コミュニティの方にも利用してほしい」と呼びかけた。毎日運行されているシカゴ便やワシントン便で乗りつげば、「世界中どこへでもいけます」(同社長)とアピールした。 ブラジル進出は九二年からで十三年の歴史がある。サンパウロ―シカゴ ...
続きを読む »援協福祉部=お見合い会
2005年11月8日(火) サンパウロ日伯援護協会福祉部(八巻和枝部長)は二十日午前九時から午後四時まで、サンロッケ市にある日系人所有の別荘で「第二十八回お見合い会」を開く。当日はゲームや食事を楽しみながら、参加者の親睦を深める予定。援協総合診療前(サンパウロ市リベルダーデ区サンジョアキン街381番文協ビル地下)からバスも運行 ...
続きを読む »サンパウロ市の発展と共に80年=イタケーラ植民地=記念式典に7百人=往時は「桃の里」で有名に
2005年11月8日(火) イタケーラ植民地入植八十周年記念式典が六日、イタケーラ区の同日系クラブ会館で開かれた。サンパウロ市近郊農業の先駆けとして同市の発展とともに歩んできた植民地。戦後は桃の栽培で知られ、いまも百二十五人の日系家族が暮らす。当日は植民地内外から約七百人が、かつての「桃の里」に集い、旧交を温めた。 サンパウ ...
続きを読む »「円売り伝説の虚実」は本当か=ノンフィクション作家=高橋幸春=連載(3)=新聞、銀行関係者も関与?
2005年11月8日(火) 「コロニア戦後十年史」に記されているユダヤ人が大量の円を上海から持ち込んだという説は、勝ち組のデマで、その噂がコロニアに流布し、混乱に拍車かけたのが真相だったと醍醐氏は断定しているが、パウリスタ新聞に掲載されている円売りの記述はそれだけではない。 一九四七年五月七日付けの新聞には、仮名ながら四人が ...
続きを読む »浜田領事が帰国=W杯イヤーが思い出
2005年11月8日(火) 約四年にわたってサンパウロ総領事館で領事として勤務した浜田圭司氏(45)=写真=が三日、帰国あいさつのため来社。「移民百周年祭が成功するよう、今後は日本のほうから応援していきたい」と語った。 二〇〇一年八月に来伯。広報・文化班の領事として、二〇〇二年、サッカーの日韓共催ワールドカップ(W杯)にあわ ...
続きを読む »大耳小耳
2005年11月8日(火) 在ポルト・ベーリョの日本人(雑貨店経営)によると、アマゾン川の異常乾燥でマナウスから上流に大型船が航行できなくなり、日常生活に影響が出た。ガソリンが不足して、値段が上がったのが特に困ったそう。「同市に移住して五十年になりますが、こんなに川が干上がったのは初めて」と驚いている。マデイラ川の水位は平均一 ...
続きを読む »伯米首脳会談開催される=FTAAでは平行線=伯政府の堅実な民主化路線賞賛=米、反米枢軸への仲介期待
2005年11月8日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ブッシュ米大統領夫妻は六日、大統領別邸グランジャ・ド・トルトに招かれた。米大統領は、ベネズエラやアルゼンチンの南米諸国が試行錯誤する中、ブラジルが堅実な民主化路線を踏襲していることを賞賛した。懸案の米州自由貿易圏(FTAA)については原則論に止まり、伯米両国の国民 ...
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