2005年9月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】経営危機に陥るという難局の打開策を模索し続けてきたヴァリグ航空が、刷新した経営陣をもとに新経営プランをリオ司法局に提出した。同局は従業員の社会福祉年金の積立滞納や諸税の未納など総額六〇億レアルの最大債権者となっており、同航空の管財人的立場にある。新プランは債務を ...
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党基金の流用は公金横流し=大統領と財務相家族の航空券負担
2005年9月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日、十三日】労働者党(PT)が二〇〇二年十二月から〇三年一月にかけて党基金の資金をルーラ大統領の息子、嫁、娘婿、孫らと、パロッシ財務相の妻と娘の航空券の支払に流用した件について、高等選挙裁判所(TSE)の判事で、選挙司法監察局のバーロス長官は十二日、同資金の流用を「 ...
続きを読む »その後のマルフ元サンパウロ市長=キビなど差入れは御法度=サンパウロ市
2005年9月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】金融法違反で十日に逮捕されたマルフ元市長父子が収監されているサンパウロ州連警本部前は、十日と十一日の週末に親戚、知人、政党関係者が続々と詰めかけ混雑したが、十二日の月曜日はフラビオ容疑者の妻で弁護士のジャケリネ夫人を含む三人が面会に訪れるにとどまり、静けさを取り ...
続きを読む »経済は足が地に付いた=スノー米財務長官、ブラジルを分析
2005年9月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】スノー米財務長官は航空関係の投資顧問会社の経営者であった往年、ブラジルの航空システムへの資金投入を検討するため初めて訪伯したことを回顧し、「ブラジルのパワー」と題する書簡を寄せた。 機上から見るアマゾン川は、ブラジルの未来を象徴している。緩やかにゆったり流れる大 ...
続きを読む »旧態依然の労働法改正を=労組の奢りで産業空洞化
2005年9月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八月二十三日】EUで労働法改正の嵐が渦巻いているが、ブラジルにとっても対岸の火事ではなくなる。ブラジルの労働法も旧態依然の現状維持をかこつなら、やがて労組と失業者を野ざらしにして企業群は、ブラジルを去る。 中国を始め東南アジアの輸出攻勢に対抗するためEU諸国は九〇年代 ...
続きを読む »ジェトロ日本語能力テスト=サンパウロ=高いレベルを維持
2005年9月14日(水) ジェトロ(日本貿易振興会)が六月に日本を含めた世界八カ国で実施した第十一回ジェトロビジネス日本語能力テストの結果が、このほどまとまった。サンパウロ会場の平均点は四三〇・七点で海外平均の三三三・九点、全体平均の四〇二・八点を上回り、例年通り実力の高さを見せつけた。 受験者総数は前年比二一%増の千五百 ...
続きを読む »コチア青年50周年記念式典に=全拓連から大久保会長
2005年9月14日(水) コチア青年五十周年記念式典に出席のため、大久保鉄夫・全国拓殖農業協同組合連合会代表理事会長が、十二日、松枝広明・同総務部審査役とともに着聖した。同日、馬場光男JATAKサンパウロ事務所長と来社、「私は、(地元が)山形県。コチア青年には、先輩も後輩もいる同年代。コチア青年の渡航が盛んだったころ、青年団 ...
続きを読む »チエテ川に日本庭園=百周年事業=「第1号」?=造成、植樹スタート
2005年9月14日(水) 百周年の第一号ともいえそうな日本庭園計画が動き出した。サンパウロ市のチエテ川改修事業が日本の国際協力銀行(JBIC)による融資で実施されていることを受け、サンパウロ州エネルギー上下水道局は百周年を記念した大規模な日本庭園の造成を始めており、第一回の植樹が九日行われた。 ウイリアム・ウーサンパウロ市 ...
続きを読む »容疑者の男逮捕=葬儀は厳重な警備で
2005年9月14日(水) サンパウロ市東部で十日から十一日にかけてヨネクラさん一家五人が虐待を受けて死亡した事件で、捜査当局は十二日までに容疑者の男(26)を逮捕した。 職業は警備員と話す男は無罪を主張しているが、調べでは、ヨネクラさん一家と以前から面識があったとみられ、東部ヴィラ・ノヴァ・クルサー区のヨネクラさん宅付近に ...
続きを読む »宣伝用プレート設置禁止へ=監督官の汚職一掃となるか=サンパウロ市
2005年9月13日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】セーラサンパウロ市長は、不動産販売のため宣伝広告の脚立やプレートの街路などへの設置を禁止する意向を固め、市条例の原案作成を命じたことを明らかにした。十月から実行に移す腹づもりだ。 設置禁止はこれら宣伝広告を取り締まる監督官が不動産業者や広告代理店から賄賂を受け取 ...
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