2005年8月5日(金) 日本の淑徳大学(千葉県千葉市)からこのほど、二〇〇五年度のブラジル研修生七人が来伯した。約一カ月の滞在中、サンパウロやマリンガ、クリチーバなどで研修するほか、ホームステイなどを行う。 同大学の客員教授をつとめる佐々木陽明・浄土宗日伯寺開教総監、引率の川眞田喜代子助教授とともに一日、本社を訪れた。 ...
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大耳小耳
2005年8月5日(金) 文協ビルが三日、停電になり、同ビルで働く、職員はロウソクや非常灯の元での仕事を余儀なくされた。停電は午前十一時半ごろに起こり、午後三時を過ぎても復旧していなかった。援協診療所は地下にあるため、日が差さず、処方箋を読むのも一苦労。診察待ちもひどかった。この日、水曜シネマがスタートした。こちらは発電機があ ...
続きを読む »コラム 樹海
ブラジル日本文化協会が「水曜シネマ」を始めた。外部からいい企画をもらったものだ。持ち込まれた企画をすんなり受け入れる柔軟性が、文協にまだあった。映画が大好きなお年寄りには朗報である。母もので知られる三益愛子・川口浩親子が共演する五七年の作品「くちづけ」などは、映画の〃なつメロ〃版である▼サンパウロ市から日本映画上映専門館がなく ...
続きを読む »野党の目に物見せてやる=故郷で鼻息荒い大統領=次期大統領選出馬へ意欲=政府中傷作戦に節操要求
2005年8月5日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】生まれ故郷のペルナンブッコ州ガラニュンス市を訪れたルーラ大統領は三日、「もしも二〇〇六年の次期大統領選に再出馬することがあれば、好むと好まざるとに関わらず、敗北という一物を野党の口の中に押し込んでやる」とし、ザガロ・ブラジル代表元監督が残した名句を引用した。まだ、再 ...
続きを読む »次々と明るみに出る新事実=ソアレス氏が裏書保証=造幣局長官、資金受領認め辞任
2005年8月5日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】労働者党(PT)不正資金スキャンダルは、次々と新事実が明るみに出て政財界に波紋が広がっている。今度はマノエル・セヴェリノ造幣局長官が不正資金を受領したことを認めて辞任した。 同長官は、PTの資金調達者であるヴァレーリオ氏が資金を提供した複数の政財界要人として名指し ...
続きを読む »ブラジルの成長は今年3%=国連=来年は上回る見込み
2005年8月5日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(Cepal)は三日、同地域の昨年の経済成長率が五・九%で、今年と来年はそれぞれ四・三%、三・八%の見込みと発表した。 ブラジルは昨年が四・九%、今年は三%、来年が三・五%の予想。今年の予想成長率はハイチ(二・〇%)、エルサルバ ...
続きを読む »市議会、建築条例変更を可決=幼稚なミスで車庫しか作れず=サンパウロ市
2005年8月5日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】サンパウロ市議会は三日、市の建築条例の変更を賛成多数で可決した。昨年末にマルタ前市長が制定したアパートや商業ビルの建築面積にガレージを含むことを、今回は削除し、ガレージは別個としたもの。 建築面積総計が制限されている中でガレージを含むと住居や商業スペースが満足に取 ...
続きを読む »騒音に侵されるサンパウロ市=苦情の半数は夜のバール=一石二鳥の有効策は植樹=日中でもある音量規制
2005年8月5日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七月三十一日】サンパウロ市内の観光スポットと指定されている名所がことごとく基準を超える音量の中にあり、騒音公害に侵されている。家庭の台所でジュースやケーキなどを作る際に使用する電動ミキサーは家電の中で最も音量が高いと言われ、使用中は周囲で会話ができない程だが、これらスポッ ...
続きを読む »リベルダーデは「学生街」=大学6校、予備校3校ひしめく
2005年8月5日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七月三十一日】「リベルダーデ区はもはや日本人の街ではない。住宅地でもなく商業の中心と化した」と断言するのは、タマンダレー通りのアングロ予備校のフィゲンポイン校長だ。 古くから日本移民が集結し「日本人街」とも呼ばれたが、今や新しい活気が芽生えている。学生だ。学校教育の環境 ...
続きを読む »犯罪がほとんどない町=警官4人、拘置所はなし=サンパウロ州
2005年8月5日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七月二十四日】のどかな田園風景が広がるトラビジュ市(サンパウロ市から二五〇キロのアララクアラ地方)での昼下がり、人口千三百四十人の町はひっそりと静まりかえった目抜き通りの歩道で五人の市民がトランプに興じている。彼らは数日前に盗まれたトラクターの話でもちきりだった。 降っ ...
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