7月19日(火) パウリスタ大通りが戦場と化した夜――。リベルタドーレス杯でサンパウロが優勝を決めた十四日夜から翌日未明にかけて、サンパウロ市内各地でファンによる暴動などが相次いだ。試合前後の様々な混乱を目の当りにした本紙記者が、一部ファンの暴走ぶりを報告する。 午後六時ごろに中央区セー広場近くから出発するバスには、次から次 ...
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元刑務所監房を爆破=跡地は展示場などに変身=サンパウロ市
7月19日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】閉鎖後も施設の一部が残っていたカランジルー元刑務所の二号監房と五号監房が十七日朝に爆破され、四秒後に粉塵と共にその姿を消した。 ジェネラル・アタリーバ・レオネル通りには特大スクリーンが設けられ、約八百人が爆破の瞬間を見守った。爆破に使用された火薬は二百キロに及び、建物の ...
続きを読む »日系三世壁画描いて貢献=桐生駅「落書き」が「四季の景色」に
7月19日(火) 毎日新聞群馬県版(六月二十五日付)、桐生タイムス(六月十三日付夕刊)によれば、落書きで汚されたJR線桐生駅(桐生市)近くの高架下の壁面に、桐生第一高校美術部員十二人が半年かけて、壁画を描きあげた。壁は、四季の花や疾走する列車の絵で埋め尽くされた。壁画の原画を考えたのは、ブラジル生まれ日系三世で、同地在住の天野 ...
続きを読む »「沖縄」「横浜」と名づける=マツバラホテルの会議室
7月19日(火) サンパウロ・マツバラホテル(松原三郎社長)は、十四日午後五時から「沖縄」「横浜」と名づけられたミーティングルーム(会議室)改装記念のイナウグラソンを行った。 従来の会議室の数は五つ。「東京」「大阪」など、日本の都市名がつけられている。しかし、五つでは事足りなくなったため、改装されることになった。「沖縄」は、 ...
続きを読む »日本祭りを満喫=3日間で10万人=開会式には副知事ら
7月19日(火) 第八回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)が十五日から十七日の三日間、サンパウロ州イミグランテス展示場で開催された。最終日午後に小雨が降ったほかは期間中を通じて晴天に恵まれ、三日間で約十万人(主催者発表)が会場を訪れた。昨年までサンパウロ州議会駐車場で行われてきた同フェスティバル。今年は会場が変わり、開催 ...
続きを読む »日系文学知って―日本祭り
7月19日(火) 短歌・俳句の各流派もブースを出していた。ブラジル日系文学会、椰子樹、ブラジル俳文学、蜂鳥、サンパウロ木蔭句会。 それぞれのグループが刊行誌を自由に見られるように椅子を並べ、すでに廃刊になった会の貴重な刊行物を無料で配布、持ち帰るファンの姿が目に付いた。 ブラジル日系文学会の浜輝夫さんは「俳句の世界の流派は ...
続きを読む »日本のメディアでも報道―日本祭り
7月19日(火) 共同通信社は十五日付けで「ブラジルで日本祭り―五十メートルの巻きずしも」との見出しで日本祭りの記事を配信し、スポーツ紙や地方紙を中心に十六紙以上で掲載された。これはニッケイ新聞社が協力したもの。 コロニアの催しが日本のマスコミ十数紙に扱われることはごく稀だ。日系社会最大規模の「日本祭り」だが、今回初めて日本 ...
続きを読む »JICA青年ボランティア リレーエッセイ=最前線から=連載(3)=中村茂生=バストス日系文化体育協=よさこい節の聞こえる町で
2005年7月16日(土) 史料館所蔵の写真をデジタル化するための作業場を、サンパウロ市から北西に五百六十キロほど内陸に入った小さな田舎町にある、バストス日系体育文化協会の敷地内に用意してもらっている。そこで作業をしていると、隣にある会館から、たまに「土佐の高知の播磨屋橋で~♪」が聞こえてくる。 この節がはじまると、私の耳の ...
続きを読む »情報誌『ブンバ!』=25号発行される
7月16日(土) 自然と文化の情報誌『ブンバ!』二十五号が、先月、刊行された。巻頭特集の「水の荒野ギアナ高地グラン・サバナ、テプイを行く」をはじめ、ジャブチカーバやクプアスーなどフルーツの栄養素などを紹介。また、男女のペアダンス「ダンサ・デ・サロン」についての特集が組まれている。 大陸移動や海洋底拡大など地球表面の大きな変動 ...
続きを読む »新聖総領事に=西林万寿夫氏
7月16日(土) 十五日付けでサンパウロ総領事館の新総領事が任命された。西林万寿夫氏(一九五二年生まれ。五十二歳。東京都出身)で、現在、訪伯日程の調整中。略歴は次の通り。 △一九七五年三月東大法卒△同年四月外務省入省△八三年七月 外務省大臣官房儀典官室首席事務官△八五年七月 在マレーシア大使館一等書記官△八八年六月 在ジュネ ...
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