7月7日(木) 移民生活の体験記『信ちゃんの昔話』の著者として知られるロンドリーナ市の沼田信一さんが、故豊島武志さん(一九二三年生まれ)の家族や子孫を捜している。以前サンパウロ市ジャバクァラに住んでいた。情報を知っている人は沼田さん(電話43・3322・1740)まで連絡を。
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大耳小耳
7月7日(木) 医者不足に悩む援協巡回診療班に、助っ人が現れた。カンピーナス大学の大学病院。先ごろコロニア東山で実施した時に、同班の要請に応じて内視鏡関連の日系医師を派遣してくれた。同市周辺の巡回先を念頭に、今後の協力も約束しているという。バストスなどで胃カメラによる検査が出来ず、現地から注文がついた。ほかの地域でも同大大学病 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
サンパウロ・ファッションウイークが、四日終った。イベントが始まって十年。一昔前に比べ、デザイン学校や市民が身に付ける服飾品の数は大幅に増え、モデルは世界的に注目を浴びるようになっている。 モーダの知識が深いわけではないが、ブラジル人はトータル的なファッションが上手だなあと、つくづく感心させられてしまう。大金をかけて、着飾って ...
続きを読む »ファベーラで銃撃戦展開=住民2人含む8人死亡=麻薬組織員が警官隊に発砲=リオ市
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】リオデジャネイロ市の三カ所のファベーラで、週末に麻薬取締りの警官隊と麻薬組織メンバーとの間で銃撃戦が展開され、八人が死亡、住民がパニックに陥るなど騒然とした一日となった。 リオ州軍警はインターポリスと呼ばれる複数の州にまたがって捜査の特権を有する連警の主導のもと、三カ所のフ ...
続きを読む »PMDBからは3閣僚=社会保障相への入閣はご破算
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】ルーラ大統領は四日夜、カリェイロス上院議長、サルネイ上議と内閣改造について話し合い、ブラジル民主運動党(PMDB)から通信、自治、鉱業エネルギーの三大臣への入閣を決定した。 一日時点では、三大臣に加え、社会保障相のポストもPMDBに用意されてい ...
続きを読む »大統領、G8に出席=わずか12時間でトンボ帰り
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】ルーラ大統領は七日、G8(先進七カ国とロシアの首脳会談)にオブザーバーとして出席するためスコットランドに向かう。しかし滞在はわずか十二時間、トンボ帰りで帰国する。 予定では早朝到着後、会場のホテルに直行し、これまた特別招待国の中国、インド、メキシコ、南アフリカの首脳と会談し ...
続きを読む »PT政権の精神分析学=作家ケール氏=幻想を売る選挙公約=歴代政権の悪を引き継ぐ=人格的に病むブラジルの政治家
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十六日】精神分析学者で作家のマリア・R・ケール氏は、PT政権を俎上に乗せ、PTが志すところと政治危機の治療を試みた。同氏は、特に告発する者と告発される者の葛藤についての精神分析を得意とする。例えばヴァウデマル・C・ネットPL党首は離婚問題で前妻と訴訟中だが、前妻の臭いパンティ ...
続きを読む »基本収支赤字ゼロは可能=金利低下で債務増加に歯止めを
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十九日】大衆迎合主義が大手を振っていたブラジルの政治に異変が起きている。厳格な経済政策が、次回大統領選挙のテーマになりそうだ。ベルナルド予算管理相はデルフィン元予算管理相の進言に従い、基本収支の赤字をゼロにすると宣言した。 政府は財政黒字を国内総生産(GDP)の四・二五%に設 ...
続きを読む »金利引き上げ理由なし=インフレ抑制は投資政策で
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十六日】中央銀行の金利据え置きと投資促進の資産暫定令制定は、同日発表となった。消費の刺激と設備投資の奨励にも、これ以上金利を引き上げる理由はない。 中銀の通貨政策委員会(COPOM)と資産暫定令について考察するなら、中銀は馬に角があると思っているのか、基本金利の調節を間違えた ...
続きを読む »日本語学校=デカセギ関連70%=――アサイの実学園――=生徒の要望強く=ひたむきに教える
7月6日(水) サンパウロ州の奥地に、デカセギ希望者や一時帰国者に〃信奉〃される日本語学校がある。アサイ(ロンドリーナから自動車で五十分)の実学園(舘脇千夜園長)。生徒数、百七人(去年)のうち七十人がデカセギ関連の学習者で、ホテルに泊り込んで授業を受けている人もいるという。学校を主に仕切っているのは、娘の未季さん(28、三世) ...
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