7月7日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】五日に発表された三つの経済調査機関の結果、六月度のサンパウロ市内の物価指数はいずれもデフレが記録された。物価の目安となる経済調査院(FIPE)の消費者物価指数(IPC)はマイナス〇・二%となり、二〇〇〇年二月以来のデフレとなった。 インフレが抑制された原因は食料品(マイナス ...
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花見の季節が来た=高桑さん=「手入れマメにやろう」
7月7日(木) サンパウロ市営動物園(アグア・フンダ)のヒマラヤ桜が、二十日頃満開となる予定だ。隣接の移民展示センターで催される「日本祭り」見物の際、ぜひ立ち寄って観桜したらよい、と東京農大校友会の会員、高桑義政農業コンサルタントがすすめている。同じ場所に植えられた雪割り桜は、八月末から九月初めの満開が予想される。 同動物園 ...
続きを読む »3年目のYOSAKOI・ソーラン=3チームが初出場へ=新風巻き起こせるか
7月7日(木) 三年目はいかに? ヨサコイ・ソーランの参加チームほぼ出揃う――。三十一日、サンパウロ市内のイベント会場ヴィア・フンシャルで行なわれるブラジルYOSAKOI・ソーラン。その実行委員会(浜崎マルセリーノ実行委員長)定期総会が五日夜SOHO本社で、サンパウロ市内の出場チーム代表者が参加して開かれた。出場チームとポスタ ...
続きを読む »PT政権の精神分析学=作家ケール氏=幻想を売る選挙公約=歴代政権の悪を引き継ぐ=人格的に病むブラジルの政治家
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十六日】精神分析学者で作家のマリア・R・ケール氏は、PT政権を俎上に乗せ、PTが志すところと政治危機の治療を試みた。同氏は、特に告発する者と告発される者の葛藤についての精神分析を得意とする。例えばヴァウデマル・C・ネットPL党首は離婚問題で前妻と訴訟中だが、前妻の臭いパンティ ...
続きを読む »基本収支赤字ゼロは可能=金利低下で債務増加に歯止めを
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十九日】大衆迎合主義が大手を振っていたブラジルの政治に異変が起きている。厳格な経済政策が、次回大統領選挙のテーマになりそうだ。ベルナルド予算管理相はデルフィン元予算管理相の進言に従い、基本収支の赤字をゼロにすると宣言した。 政府は財政黒字を国内総生産(GDP)の四・二五%に設 ...
続きを読む »金利引き上げ理由なし=インフレ抑制は投資政策で
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十六日】中央銀行の金利据え置きと投資促進の資産暫定令制定は、同日発表となった。消費の刺激と設備投資の奨励にも、これ以上金利を引き上げる理由はない。 中銀の通貨政策委員会(COPOM)と資産暫定令について考察するなら、中銀は馬に角があると思っているのか、基本金利の調節を間違えた ...
続きを読む »日本語学校=デカセギ関連70%=――アサイの実学園――=生徒の要望強く=ひたむきに教える
7月6日(水) サンパウロ州の奥地に、デカセギ希望者や一時帰国者に〃信奉〃される日本語学校がある。アサイ(ロンドリーナから自動車で五十分)の実学園(舘脇千夜園長)。生徒数、百七人(去年)のうち七十人がデカセギ関連の学習者で、ホテルに泊り込んで授業を受けている人もいるという。学校を主に仕切っているのは、娘の未季さん(28、三世) ...
続きを読む »日系社会の新戦力=JICAボランティア歓迎会=青年は全員が女性=シニア合わせ29人
7月6日(水) 六月三十日に来伯したJICA日系社会シニアボランティアおよび第二十一期日系社会青年ボランティアの歓迎会が四日午後七時から、リベルダーデ区のホテルで開かれた。丸橋次郎サンパウロ首席領事をはじめ日本政府機関、日系団体代表者、ボランティア引受先の関係者などが出席。ブラジルで新たな生活に踏み出す二十九人を激励した。 ...
続きを読む »移民の父偲んで=上塚翁の墓参り=プロミッソン市=静岡県人会
7月6日(水) 静岡県人会(鈴木静馬会長)は二日、プロミッソンの市営墓地を訪れ、移民の父、上塚周平の墓参りを行った。参加したのは、三日に催されたカフェランジャ第一平野植民地九十周年に出席した三十八人の慶祝団。在サンパウロ総領事館の沖田豊穂領事も参加した。プロミッソン市営墓地の上塚氏の墓前で線香を上げた後、墓石に刻まれている略歴 ...
続きを読む »在宅介護に関心=救済会講習会が好評
7月6日(水) 救済会(左近寿一会長)主催「在宅介護を支援するための講習会サイクル」が六月三十日午後、文協貴賓室で行なわれた。 同二十三日に続いて二度目となった今回は、看護婦の前田ルジア・アレイショさんの講演でスタート。「家庭内高齢者介護―投薬の注意」をテーマに薬の飲み方や保存方法のオリエンテーションを行った。また、栄養士の ...
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