6月21日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】ルーラ大統領は十七日、ジルセウ元官房長官の後任としてジウマ・ロウセフ鉱山動力相に就任を要請し、受理された。政府は省庁の一丸体制を誇示するため、前政権の官僚による管理政治形態を取り入れ、「鉄の女」との異名を取る鉱動相を起用した。新官房長官は、大統領の要請により「管理特殊部隊 ...
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94歳2世から6世まで=きょう97回目の「移民の日」=田畑家=ルーツは笠戸丸移民
6月18日(土) サンパウロ市在住の日系二世、田畑トキエさんは笠戸丸移民の子弟として一九一一年に生まれ、今年十月に九十四歳の誕生日を迎える。二世最高齢の一人だ。昨年十二月二十二日には、トキエさんの曾孫が日系六世となる男児を出産した。きょうは九十七回目の「移民の日」。ブラジル日系コロニアも六世が誕生する時代に入った。 娘五人、 ...
続きを読む »ヴァリグ=会社更生法の適用申請=60日以内に再建策明示へ=航空機リース料不払いが発端
6月21日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ヴァリグ航空が十七日、会社更生法の適用を申請した。これまで外国資本への身売りや、政府への支援申請など会社更生の模索を続けてきたがいずれも不調に終わり、最終的に法的手段を取ることとなった。 会社更生法は最近施行された会社倒産法に乗っとったもので、債務支払いは百八十日間凍結 ...
続きを読む »老人介護の講演=気晴らしに参加して=憩いの園
6月18日(土) 「うっぷんばらしの場になれば」―。家庭でお年寄りを介護する家族のための講習会、悩み相談する話し合いの場が誕生する。 憩の園を運営する社会福祉法人救済会(左近寿一会長)は二十三日と三十日の午後三時から、「在宅のお年寄りを介護する家族のための講習会サイクル」を文協貴賓室で開催する。 老人病専門医師や憩の園で働 ...
続きを読む »州ぐるみで森林伐採促進=「上の命令」で監督官摘発中止=マット・グロッソ州
6月21日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】マット・グロッソ州都クイアバー市で、次のうわさが流れている。森林伐採許可を却下され自然環境院(Ibama)から頭をうなだれて出てきた人に警備員がこう語りかけるという。「悲しまなくていい。問題を解決できる人間を、私は知っているから」――。 アマゾン地方の森林伐採の四八%を ...
続きを読む »訃報―石川隆次氏
6月18日(土) ブラジルYKK社長で本社副社長(グローバル執行役員)の石川清治氏の父、石川隆次氏(いしかわ・たかじ)が十七日午前五時半頃、サンパウロ市内のサンタクルス病院で死去。八十九歳。愛知県出身。一九三五年来伯しポンペイア市に入った。葬儀は午前九時からコンゴーニャス墓地で。
続きを読む »メルコスル、基金設立へ=パラグアイ、ウルグアイを支援
6月21日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】メルコスル加盟四カ国は、メルコスル市場圏内で運用するための国際援助基金をたち上げることを決定した。十九日にパラグアイのアスンシオンで開かれた第二十八回定期総会で取り決められたもので、年間一億ドルが積み立てられる。 基金は社会福祉以外に、国際競争に立ち向かえる経済基盤の確 ...
続きを読む »コラム 樹海
一獲千金の夢を抱いた笠戸丸移民がサントス港に着いてから97年。165家族733名、単身者48名を乗せた笠戸丸がブラジルに着いたときの反応はさまざまであった。サントス市の地元新聞は「黄禍」を導入するとの不安を記し、サンパウロの某紙は「船中で殺人事件が発生」と報じている。こうした中でコ・パウリスタ―ノ紙は、日本移民の礼儀正しさを称 ...
続きを読む »PTはコーロルより悪質=PTB党首が公言=裏金システム構築者はPL下議=連立与党には留まる
6月22日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ジェフェルソン・ブラジル労働党(PTB)党首は二十日、公社内に組織された汚職システムは、コーロル大統領を弾劾に導いたPCファリア・システムよりも悪質で大規模であるとテレビ番組で公言した。同党首によれば、裏金供与はジルセウ前官房長官の陣頭指揮により行われ、采配を振るったの ...
続きを読む »ビジネス日本語テスト=ジェトロ実施4度目
6月21日(火) 第十一回ジェトロビジネス日本語テストが十九日、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区のブラジル日本語センターであり、計六十七人が受験した。(1)ビジネスに特化した試験の実施による日本語の普及・向上(2)同テスト結果の進出日系企業等による職員採用時における判断基準としての使用(3)同種企業に勤めている職員自身のインセ ...
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