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サンパウロ 関連記事

無秩序と大らかさはブラジルの宝=アオキ・チエコ氏=大統領訪日に随行=日本人観光客誘致に奮闘=移住希望の高齢者に備えを

5月25日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】ルーラ大統領に随行した経済ミッションの一人、アオキ・チエコ氏はブラジル観光業界の代表として、日本人観光客の誘致に奮闘している。今回の経済ミッションでは、日本への新規進出を目指す事業家に日本経済のガイド役を務める。東洋には、西洋人には理解し難い特殊な習慣がある。ブラジルで ...

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日伯FTAの可能性打診か=ルーラ大統領訪日=アジア通商外交は優先課題

5月25日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ブラジル人は、ルーラ大統領の訪日をどう見ているのか。伯字紙の論評では、世界第二の経済大国日本への期待は貿易と投資の拡大であって、大統領得意の地政学講義はないという。  日本はブラジルが最も期待する投資計画のパートナーだったが、過去二十年間、日本の対伯投資は後退の一途をたど ...

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存在価値失った労働組合=時代の変化に対応できず

5月25日(水)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙一日】労働運動の研究者は、現在の労組は存在価値を失ったので原点に返れと叫ぶ。グロバリゼーションに沿った生産的な労組に生まれ変わるよう、構造改革を行えと提言した。労組は政府と資本家のイヌに成り果て、組織の崩壊と衰退が進行していると専門家はみている。  労組は十八世紀に政府と資本家に ...

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WTO新専務理事にレミー氏=農産物補助金制度はどうなる?

5月25日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】政府が食指を動かした世界貿易機関(WTO)の新専務理事が十三日、先進国連合推薦のフランス人、パスカル・レミー氏に決まり、ブラジルの望みは絶たれた。レミー氏は過去五年間、EUの通商代表を務めた。  EUの農産物補助金制度の擁護者として、ブラジルにとって煙たい存在であった。そ ...

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郵便局汚職疑惑=連警に徹底捜査命令=大統領=疑惑解明に先手=CPI設置阻止で裏ワザ=野党「政府の小細工には乗らない」

5月24日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】訪日に先立ってルーラ大統領は二十二日、ブラジル再保険院(IRB)や郵便局(ECT)を巡る汚職告発を連邦警察が徹底捜査するよう、バストス法相に命じた。大統領府は野党による議会調査委員会(CPI)の設置に動揺しない様子を見せていたが、大統領は戦略を変更、疑惑解明で先手を打っ ...

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中国からの輸入品に対抗=関税引き上げなど決定=深刻な打撃受けた国内産業

5月24日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】中国からの輸入品に対するバッシングが表面化した。政府は国内工業界からの強い圧力の下、中国製輸入品に対して関税引き上げないし輸入枠設定の措置を講じるセーフティ・ガードの実施を決定した。  実施に当っては、工業部門や金融部門などの民間企業から、輸入品による実損の証明を添えた ...

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大統領、韓国・日本を訪問=15億ドルの契約締結目指す

5月24日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二、二十三日】二十三日から二十八日にかけて韓国と日本を訪問するルーラ大統領一行は、今回の訪問を通じて、エネルギーとインフラ分野を中心に十五億ドルに上る六件の契約を結びたい考えだ。ブラジルからは二百人近くの企業家が随行し、セミナーや会議に出席する。  ブラジル政府は科学技術、教 ...

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ひと月早く冬の到来=一気に10度近く気温下がる=サンパウロ市

5月24日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】寒冷前線の北上でサンパウロ市内は寒波に見舞われ、二十一日から二十二日にかけての二十四時間で気温が一気に十度近く下がった。二十一日は二十四度で暑さを感じさせたが、二十二日には十五度となり市内はオーバーやセーター姿に一変した。これまで平年より二度高い二十九度が二十日も続いた ...

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デカセギ論じる企画=ブラジルを知る会=設立9年目迎えて=新たなステップ

5月24日(火)  「三年後に控えた百周年を傍観することなく、ブラジル日系社会との関わりを自分たちの立場で考えたい」と「ブラジルを知る会」の清水裕美代表。同会は音楽や料理など文化を中心とした講演会を主催してきたが十七回目の今回、〃デカセギ〃をテーマにしたパネルディスカッション「海を越える人々―生活者の視点から見た出稼ぎ事情 繰り ...

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コラム オーリャ!

 ブラジルのインディオ社会の実地調査をまとめた『悲しき熱帯』が刊行されて五十年がたった。 この人類学の古典を、二十二日付フォーリャ紙が特集を組んで再検証。日本を愛着してやまない著者レヴィ・ストロースがかつて、邦訳版に寄せた序文も転載していた。  仏人ストロースは一九三五年、創設されて間もないサンパウロ大学に赴任しており、同書には ...

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