■旧日語校返還=あと一息=百周年メドに=敵性国資産接収から60年=サントス=地元日系人が熱意 5月25日(水) 旧サントス日本語学校の返還運動に新たな動きが出てきた。戦時中の接収から六十余年、地元日系社会を中心に進められてきた運動が、日本移民百周年を前に再び活発になろうとしている。地元出身議員などを通じて続けてきた政府への働き ...
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文協=会費収入増も委員会停滞=選挙後初の理事会で報告
5月25日(水) ブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)は十九日午後六時から、第三百五十一回理事会を開いた。コロニアを賑わせた文協会長選挙後、初めて全理事が集う理事会となった今回、約三十人が出席した。新理事、監査役の自己紹介が行われたほか、地方理事や各委員会の委員長が発表された。 開会に先立ち、十九日急逝した野村丈吾高等審議会 ...
続きを読む »海外日系文芸祭=応募作品を受付
5月25日(水) 短歌、俳句を通して日系社会と日本の交流促進を目指し昨年から始まった海外日系文芸祭が今年も開催されるにあたり、応募作品の受付けが開始されている。 同祭は、海外日系新聞放送協会、海外日系人協会、海外日系文芸祭実行委員会の主催。九月十七日に日本のJICA横浜国際センターで。講演、選評、表彰の後、懇親会もある。 昨 ...
続きを読む »大耳小耳
5月25日(水) 開校からわずか十数年で接収されてしまった旧サントス日本語学校。当時の写真に写る子供たちがその後どのような道のりを歩んだろうか、と想像する。この返還問題、今までと少し状況が異なるのは、二、三世を含めた日系社会全体で取り組もうとしていることだろう。奇しくも今年、日本では戦後六十年を迎える。今も残る戦後処理問題、そ ...
続きを読む »ひと月早く冬の到来=一気に10度近く気温下がる=サンパウロ市
5月24日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】寒冷前線の北上でサンパウロ市内は寒波に見舞われ、二十一日から二十二日にかけての二十四時間で気温が一気に十度近く下がった。二十一日は二十四度で暑さを感じさせたが、二十二日には十五度となり市内はオーバーやセーター姿に一変した。これまで平年より二度高い二十九度が二十日も続いた ...
続きを読む »デカセギ論じる企画=ブラジルを知る会=設立9年目迎えて=新たなステップ
5月24日(火) 「三年後に控えた百周年を傍観することなく、ブラジル日系社会との関わりを自分たちの立場で考えたい」と「ブラジルを知る会」の清水裕美代表。同会は音楽や料理など文化を中心とした講演会を主催してきたが十七回目の今回、〃デカセギ〃をテーマにしたパネルディスカッション「海を越える人々―生活者の視点から見た出稼ぎ事情 繰り ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ブラジルのインディオ社会の実地調査をまとめた『悲しき熱帯』が刊行されて五十年がたった。 この人類学の古典を、二十二日付フォーリャ紙が特集を組んで再検証。日本を愛着してやまない著者レヴィ・ストロースがかつて、邦訳版に寄せた序文も転載していた。 仏人ストロースは一九三五年、創設されて間もないサンパウロ大学に赴任しており、同書には ...
続きを読む »郵便局汚職疑惑=連警に徹底捜査命令=大統領=疑惑解明に先手=CPI設置阻止で裏ワザ=野党「政府の小細工には乗らない」
5月24日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】訪日に先立ってルーラ大統領は二十二日、ブラジル再保険院(IRB)や郵便局(ECT)を巡る汚職告発を連邦警察が徹底捜査するよう、バストス法相に命じた。大統領府は野党による議会調査委員会(CPI)の設置に動揺しない様子を見せていたが、大統領は戦略を変更、疑惑解明で先手を打っ ...
続きを読む »中国からの輸入品に対抗=関税引き上げなど決定=深刻な打撃受けた国内産業
5月24日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】中国からの輸入品に対するバッシングが表面化した。政府は国内工業界からの強い圧力の下、中国製輸入品に対して関税引き上げないし輸入枠設定の措置を講じるセーフティ・ガードの実施を決定した。 実施に当っては、工業部門や金融部門などの民間企業から、輸入品による実損の証明を添えた ...
続きを読む »大統領、韓国・日本を訪問=15億ドルの契約締結目指す
5月24日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二、二十三日】二十三日から二十八日にかけて韓国と日本を訪問するルーラ大統領一行は、今回の訪問を通じて、エネルギーとインフラ分野を中心に十五億ドルに上る六件の契約を結びたい考えだ。ブラジルからは二百人近くの企業家が随行し、セミナーや会議に出席する。 ブラジル政府は科学技術、教 ...
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