4月9日(土) パラナ州のカストロ郡に沿ってイアポ川が流れている。かつて、リオ・グランデ・ド・スル方面から十万頭を越えるロバが北上してミナス・ジェライス方面に送られた。川が流れているため、宿場町として栄えた。カストロという町ができたのは三百年も前の一七〇四年のこと。今でも古いたたずまいの様相を見せているが、コチア青年(第一次十 ...
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身分証明書「期限」の問題=内山弁護士が助言「〃有効〃を主張しよう」
4月9日(土) 【既報関連】外国人登録の更新について、本紙への問い合わせが続いている。有効な身分証明書を持っているのに、「期限の月日」のことで、何か問題が起きないか、という不安があるからだ。 既報のように、六十歳以上の人は、身分証明書のヴァリダーデ(有効期限)が切れていても、法令(九七年十月十六日付連邦官報に記載済み)によっ ...
続きを読む »廃液処理システムでも定評=岡田茂吉財団=ミナス州河川汚染解決へ
4月9日(土) 流域民五十万人以上に甚大な被害をもたらしたといわれ、ブラジル最悪の河川公害事件に発展したミナス州カタグアゼス市の製紙工場廃水の流出から、ちょうど二年。この深刻な問題を解決するため、微生物を使った自然な廃液処理システムで定評のあるブラジル岡田茂吉財団(FMO)が選ばれ、二月十一日に同製紙会社と正式な契約を結んだ。 ...
続きを読む »合併誕生のうるま市=4市町出身者も結束=市民会が発足
4月9日(土) 沖縄県の具志川市、石川市、勝連町、与那城町が合併し一日に誕生したばかりのうるま市。その四市町の出身者が集まり、サンパウロ市で「うるま市民会」を結成した。 十日午後二時から沖縄県人会で開催される第一回総会で、新役員の紹介・承認などを行なう。 案内に来社した伊波保さんは「百人以上が集まると思う。関係者は奮って参 ...
続きを読む »犯罪対策に州と市が連携=無法地帯根絶の川下作戦=サンパウロ市
4月8日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】サンパウロ州保安局とサンパウロ市当局が、一体となって犯罪の取締りに当たることが正式に決定された。これまではサンパウロ州軍警とサンパウロ市警察は縄張り意識が強く、犬猿の仲と言われてきたが、その壁が取り除かれ、保安関係者が連携プレーで治安強化に当たる。 セーラ市長は、今年就任と ...
続きを読む »活気づくレンタカー業界=売り上げ前年比14%の増加
4月8日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】レンタカー業界が今、活気づいている。三年前はブラジルの習慣になじまず消滅の危機にまで追い込まれたが、昨年は売り上げが前年比一四%増の二十六億八千万レアルと、巨大産業にのし上がった。営業用自動車の保有台数は一二%増、利用者は一六%増となった。 最大手のウニダスは向う三年間に百 ...
続きを読む »カピーナス市で12人が食中毒
4月8日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】サンパウロ州カンピーナス市で四日、昼食弁当を食べ終わった市職員十二人が吐き気や腹痛を訴えて、救急病院に搬送された。市当局では食中毒の疑いがあるとみて調査している。 十二人は屋外工事の市臨時職員で、弁当は市が市内レストランから取り寄せて支給したもの。このレストランは当日、四百 ...
続きを読む »バッテパッポ
4月8日(金) サンパウロ州リベイロン・プレット地方ベベドウロ市の農村地帯で三十日夜、地震を思わせる大きな揺れが四回もあり、住民はパニックに陥った。住民は教会の集会場に避難し、まんじりとせずに一夜を明かした。サンパウロ大学地質学部は、この一帯で昨年初めから揺れが感じられることから、地震観測計を設置していた。今回の揺れはマグニチ ...
続きを読む »パラナ州でコチア青年の貢献を見る=サンパウロ組、仲間たちと交流=連載(1)=踏ん張る未亡人澄子さん=息子と1400haの農場経営
4月8日(金) 一九五五年九月十五日、コチア青年の移民第一陣百九名が希望と不安を抱きながら、サントス港に上陸した。その後、十二年間で二千五百八名の「青年たち」がブラジルに渡って来た。当時の母国日本は、失業者が六百万人と言われた時代だった。多くが古希や還暦を迎えた今でも「青年」という不滅の勲章をもつ。 今年の九月十七日と十八日 ...
続きを読む »池坊橘支部、イタリアへ=「椿」会議に華添える
4月8日(金) 池坊華道会ラ米橘支部(田中エミリア支部長)の田中支部長はじめ六人は、去る三月七日から二十二日まで、イタリアのルカ市の文化センターに招かれ、椿の花を中心に生けてきた。同市で開かれた「椿栽培者国際会議」に〃華を添えて〃ほしい、という主催者の要望に応えたもの。一行は支部の練達者アナ・マンテガツアさん、古山エウザさん、 ...
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