4月7日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】株式上場企業全社が二〇〇四年に七百九十三億レアルという記録的収益を上げる中、部門別(ペトロブラスを除く)では銀行部門が百三十九億レアルと過去最高を記録、全体の二二・七%を占め四年連続でトップの座を維持した。銀行は高金利の中、国債購入で、また景気回復に伴う融資の増加で収益を上げ ...
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民間警備員に銃器供給=軍警大佐、農場主と癒着か=パラナ州
4月7日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】パラナ州連警は五日、農場の民間警備員らに銃器を供給していた八人を逮捕した。首謀者は同州軍警の現職大佐だった。一味は犯罪組織の結成、銃器不法所持および売買、密輸の罪で起訴される。 同州の農場では農地占拠運動(MST)のメンバーによる私有地への不法侵入が相次いでいることから、農 ...
続きを読む »パラー州で行方不明=サンパウロ州でも情報求める
4月7日(木) パラー州アナニンデワ市在住の野田幸三さんが、兄の野田隆興(65)を捜している。地元付近は心当たりのところは、すでにすべて当たっており、サンパウロまで「なんとか消息がほしい」と言ってきた。 隆興さんは、〇三年七月、自宅を出たまま、消息を絶ち自宅に戻らず、もう二年近く、何の音信もないという。幸三さんや家族が心配し ...
続きを読む »シャッパ提出=文協会長選に火ぶた=上原、谷、下本3氏=注目の陣容明かされる
4月7日(木) 文協会長選のシャッパ提出期限の六日、上原幸啓、谷広海、下本八郎三氏が出馬を改めて表明し、それぞれの陣容が明らかになった。続投を目指す現職の上原氏は副会長の刷新を図った。戦後移住者の名前をずらり並べた谷氏。それに対し、世代バランスを考慮したのが下本氏のシャッパといえそうだ。三年後の移民百年祭に向け、コロニアにふさ ...
続きを読む »日伯現代美術家の合同展「コンセイ」=デコ画廊できょう開幕
4月7日(木) きょう七日夜サンパウロ市ベラ・ヴィスタ区のデコ画廊で開幕する「コンセイ」展は、日伯の造形作家十二人が出品する現代美術の合同展だ。コンセイは混成の意味。両国の若手中堅作家が個性を競い合う。 日本からは岩田林太郎、赤池完介、末岩佳美、諸熊仁志、春木麻衣子、朝武雅裕が出品、ブラジル側はモニカ・ルビニョ、シドニー・フ ...
続きを読む »コラム 樹海
ブエノスは「南米のパリ」と呼ばれタンゴとダンスに明け暮れる素晴らしい栄華を誇った。あの広大なパンパの緑豊かな草ですくすくと育つ畜牛の輸出がアルゼンチンを大金持ちにしたのだが近ごろはさっぱり元気がない。どころか―日本やアメリカなどから借りたお金を返すことも苦しくなり「30%は払うけれども残りの70%は棒引きにして呉れ」の勇ましす ...
続きを読む »MST、一斉蜂起を計画=進まない農地改革にいらだつ
4月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四、五日】農地占拠運動(MST)は三日、特別声明書を発表し、四月と五月を対政府抗議集会の月と定めて一斉蜂起を計画していることを明らかにした。 同声明によると、ルーラ大統領が任期期間中に土地なし農民四十万世帯に土地を無償分譲すると約束したにもかかわらず、作業は一向に進んでいないとし ...
続きを読む »商店が新タイプ金融取引へ=割引より月賦に力=利子は原価に組み込み済=昼寝し本業忘れた銀行
4月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】商店は現金で割引販売するよりも、月賦販売に力を入れるようになった。商店にすれば、長い目で見て現金で売っているのと変わらない。ブラジル財務担当者協会は、四回割賦無利子といっても原価に月六・一%,年利累積一〇三・五%の利子が組み込まれているという。これは、新しいタイプの金融業 ...
続きを読む »21世紀の花形、娯楽産業=ブラジルの年間収益は50億ドル
4月6日(水) 【エザーメ誌八三七号】二十世紀の花形産業が自動車なら、二十一世紀の花形産業はエンターテイメント(娯楽)といえる。エンターテイメントは人々の生活スタイルや習慣、立地条件を変え、企業の経営形態も変革する勢いだ。すでに一兆三千億ドルのメガ市場で、医療と原油を除き自動車産業や軍事産業、情報産業をも凌駕した。 ブラジル ...
続きを読む »イッペーなど200本植える=緑化運動=USPのキャンパスに
4月6日(水) USP─LESTEは今月二日午前、エルメリーノ・マタラーゾ区の新キャンパスに、アロエラやイッペーなど約二百本を植樹した。サンパウロ市環境庁、同区役所、現地民間団体などと共同で、促進している緑化プロジェクトの一環。ブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭朗会長)の関係者らも参加して、一仕事した。 この日植えた場所は ...
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