2月24日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】ルーラ大統領は訪問先のマット・グロッソ・ド・スル州で二十二日、当地での演説の中で、ブラジルは国際通貨基金(IMF)の金融支援はもはや必要ないとの見方を示し、三月に期限切れとなるIMFとの契約は延長しない方向で検討するとの立場を明らかにした。 大統領によると、昨年度に高 ...
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04年に銀行の純益大幅増=イタウ銀、過去最高を記録
2月24日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙。フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】イタウ銀行は二十二日、二〇〇四年度の純益が前年比一九・八%増の三十七億七千六百万レアルに達したと発表した。同行の純益は国内の銀行の中で最大かつ過去最高。ほかブラデスコ銀行は三十億六千万レアル(三二・七%増)、ブラジル銀行は三十億二千四百万レ ...
続きを読む »大統領支持率66・1%=06年選挙では圧勝の予想
2月24日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】アンケート調査によると、ルーラ大統領の支持率は上昇したが、政権支持率は下降した。また、二〇〇六年の大統領選挙ではルーラ大統領が再選されるとの結果が出た。政界で問題となっている暫定令二三二号をほとんどの人は知らず、この問題への無関心さが明らかとなった点も注目される。 全 ...
続きを読む »広場から撤去された平野運平胸像=「探して光当てよう」=東京外語大の〃後輩〃動く
2月24日(木) フラ・フィーラ(バス専用道路)の建設工事のため、サンパウロ市により「プラッサ・ウンペイ・ヒラノ」から平野運平胸像が撤去された問題で、カフェランジアの日系コロニアと静岡県人会が〃遠慮〃しあう形になっており、解決に向けた動きが前進していない。こうした状況を受けて、東京外語大学の後輩たちが協力を買って出てもよいとの ...
続きを読む »北パラナ日系唯一 アセマでカルナバル
2月24日(木) [ロンドリーナ]北パラナ日系唯一のカルナバル――マリンガ文体協(アセマ、矢野清会長)は、会館で去る五日から四日間、楽しい喧噪の時間を過ごした。会場は日本風の飾り付け、テーマは「カルナバル・ソールナッセンテ」。北パラナ各地から千五百人が詰め掛けた一夜もあった。遠くはサンパウロ、モジ、アパレシーダからの参加者もい ...
続きを読む »暫定令232号で政府譲歩へ=所得税減税分の相殺に留める
2月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】政府は暫定令二三二号を通じて増税を行うのではなく、個人所得税の一〇%減税により生じる減収分を相殺するだけに留める案を検討している。 そうすることで今後、連立与党との交渉と、同令の議会での承認が容易くなると政府はみる。現行案では二十五億レアルの減収分を補い、さらに約八億 ...
続きを読む »1月の税収、319億RS=経済成長で増収実現
2月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】一月度の国の税収は三百十九億九千万レアルとなり、一月としては過去最高を記録するとともに、史上最高だった前月に次ぐ二番目となった。二カ月連続で好記録を維持したことで、財政は幸先いいスタートを切った。十二月度は三百二十八億九百万レアルだった。 国税庁によると、昨年の一月度 ...
続きを読む »新しい注目、エコビジネス=京都議定書発効で=二酸化炭素が取引商品に=ブラジル、バイオ技術や植林で有利
2月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】地球温暖化防止のため一九九七年に採択された京都議定書が十六日、発効となった。二〇一二年までに先進国は温暖化の原因と考えられる二酸化炭素を五%低減することを主な内容とする協定だ。九〇年以降、先進国が排出した二酸化炭素の量は千三百七十二万トン。主な大量排出国は米国の三六・一% ...
続きを読む »次期法王にサンパウロ市の大司教の名=教会史上最も微妙な時に就任?
2月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が呼吸器疾患の治療のために入院し、法王の周囲が緊張している。法王庁で専らのうわさは、次期法王が教会史上最も微妙な時に就任するということで持ちきりだ。 近く二十五カ国によって発足する欧州連合(EU)の憲法に、キリスト教思想を条文に盛り込むことを拒 ...
続きを読む »2015年に2千万人=大サンパウロ市圏=追いつかない都市計画
2月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】大サンパウロ市圏の人口が二〇一五年に二千万人に達し、ニューヨークを超えると国連が発表した。世界第五位の順位は、変わらない。世界の人口の半分以上が都市に住み、ブラジルの人口の都市集中はEUのそれより激しい。 ブラジルの人口増加率は世界で八番目。リオは現在の十四番目から十七 ...
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