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サンパウロ 関連記事

農牧研幹部全員を更迭=農相、確執に終止符=農業最先端技術開発へ布石=小農中心は時代遅れ

1月22日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ロベルト・ロドリゲス農相は二十日、ブラジル農牧研究公社(EMBRAPA)の幹部全員を更迭し、農務省内の確執に終止符を打った。小農システムを奨励するEMBRAPAのカンパニョーラ前長官は、それを時代に逆行すると考える農相との間で不協和音をかもしていた。さらに同長官がルーラ ...

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04年経常収支黒字=過去最高を記録=貿易黒字が大きく貢献=外資の流入はふるわず

1月22日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ドル安による輸出利益減少や輸入の急増にかかわらず、二〇〇四年のブラジルの経常収支は百十六億六千九百万ドルの黒字となった。これは一九四七年以降、最高の記録。なかでも昨年、爆発的な経済成長を遂げた工業界の輸出増加により、貿易収支が三百三十六億九千三百万ドルの黒字となったのが ...

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前市政の負債を厳しく批判=セーラ市長=21億5千万レアルにも=サンパウロ市

1月22日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】セーラサンパウロ市長は二十日、マルタ前市長が残した負債について厳しく批判した。「金があったなら、なぜ負債を清算しなかったのか。統一教育センターは昨年八月以降、維持管理費の支払いが遅れ、支払いが滞っている保育所があるのはどういうことだ」と市会計検査院(TCM)を訪れた後、 ...

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東西南北

1月22日(土)  サンパウロ市ジャルジン・アンジェラに住む日雇い労働者のエリゼッテ・オリベイラさんは二十日、雨が降るごとに自宅の周囲に土砂がたまり、異常事態を予感した。四歳の娘と身の回り品を携え、親類の家へ避難した。そこで土砂の下敷きとなった我が家をテレビの画面で見て驚いた。自宅放棄を拒絶した彼女の夫は、土砂崩れの寸前に通勤の ...

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援協、強力リーダー不在=役員選挙準備で波乱=3月、和井会長退任の可能性 序列めぐって亀裂走るか

1月22日(土)  【既報関連】サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)は今年三月、任期満了に伴なう役員選挙を実施するため、二十日の定例役員会で選挙委員会を設置した。常任理事会が定款を無視して、山下忠男前事務局長を委員に推薦。これに対して一部理事が猛反発し、〃暴走〃とも言える行為に待ったをかけた。常任理事会側は結局、例外を設けるこ ...

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資産家の真意どこに=文協に日伯総合センター建設?!=東京在住天野鉄人さんが提案=20階建てツインビル「一億レアルは安い」=独演会で70人をほんろう

1月22日(土)  「天野さんはコロニアの節目節目に顔を出して何かやるんだが、その真意がどこにあるか分からんのだ」。二十日午後七時から文協小講堂で、東京在住の天野鉄人さん個人が打ち出した百周年記念事業案〃日伯総合センター〃についての説明会が行われ、約七十人集まった出席者の一人、スザノ福伯村の大浦文雄さんはそのような感想を漏らした ...

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半数以上は空き家のまま=下議官舎改装に2400万RS

1月21日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】下院議会は今年、ブラジリアの高級住宅地にある議員官舎(マンション)四百三十二戸のうち百四十四戸の改装費用として、二千四百万レアルを出費する。一戸当たり平均で十六万六千レアルの改装費となる。  第一期改装工事の入札はすでに行われ、第二期工事で一戸の官舎は二戸または三戸に分割 ...

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急成長の文化関連産業=GDPの10%を占める

1月21日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ジルベルト・ジウ文化相(歌手として著名)は文化関連産業の急成長を受けて、政府として肩入れをしつつ、さらに発展させていく方針を打ち出した。  同相によると、広告や宣伝も含めた音楽、出版、ソフトウエア、伝統工芸品などの国内産業は昨年、八百五十億レアル規模となり、GDP(国内総 ...

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「ブラジルのドンキホーテ」活躍=電動ノコギリ片手に=世界の被災地で救助ボランティア=活動費はすべて自費

1月21日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】十二月三十一日、一人の男が津波で大被害に遭ったスリランカのコロンボ空港に降り立った。荷物は身の回りの物と強力な電動ノコギリ三台。男の名はシーラス・シルベイラ、五九歳、マット・グロッソ・ド・スル州生れ、現住所はリオ・グランデ・ド・スル州。世界で発生した大地震などの被災地に必 ...

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世界進出遅れる果物=生産量は世界3位=検疫と輸送手段がネック

1月21日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】五百万ヘクタールの果樹栽培面積を有するブラジルは、果物生産で中国、インドに次ぐ世界第三位を占めている。年間売り上げは百億レアル(ブラジル地理統計院発表)に達するにもかかわらず、輸出は一〇%にも満たないことが明らかになった。世界の果物の流通市場は年間二百五十億ドル(国連機関 ...

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