12月22日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】連邦国税庁による十一月の徴収税額は、二百五十七億四千万レアルとなり、前年同月比で二・〇八%減少した。今年に入って前年同月比ではプラスが続いており、マイナスに転じたのは今月が初めて。 十一月の徴収税額はまた、前月比でも実質(インフレ調整後)一二・七四%減少した。しかし ...
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害虫駆除用の微生物を培養=生態系にやさしく新ビジネスに
12月22日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】スイス人化学者ポウル・H・ミューラ氏によってDDT(ジクロロジフェニウトリクロエタニ)が発明された一九三九年、人類を悩ました害虫駆除の問題は解決されたと考えられた。同化学者はDDTの発明でノーベル賞を受賞した。 ところがDDTの使用により害虫は免疫を増し、さらに強度の農 ...
続きを読む »「多難な年だった」=県連忘年会で中沢会長
12月22日(水) 県連(中沢宏一会長)は十七日午後六時から、ブラジル熊本県福祉交流協会で忘年会。中沢会長は「今年は多難な年だった」と振り返り、「フェスチバル・ド・ジャポンは来年新たに会場を移す。その準備や、三年後に迎える百周年祭に皆様のご協力をお願いした」とあいさつした。 その後、網野弥太郎県連顧問の音頭で乾杯し、サンパウ ...
続きを読む »コラム 樹海
日本で大手広告代理店が「好きな料理」調査をしたところ、十二年間、人気不動の一位は寿司だったという。常に四〇%台だからすごい。おかずとご飯が一体で多忙な時代には手軽―これが理由▼ちなみに二位は焼き肉。刺し身人気はジリ貧で、カレーライスに追い上げられているそうだ。ブラジルで日本人と日系を含むブラジル人を対象に「好きな日本料理」を ...
続きを読む »企業負担大きい労働法=85カ国中で最大=失業、非正規雇用を生む=任期後半で抜本改革へ
12月21日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】米国のエール大学とハーバード大学の経済学部は十八日、労働契約の柔軟性と解雇費用について八十五カ国を調査した結果、労働法が企業に課す負担がブラジルで最も重く、順守困難のため雇用が妨げられていると発表した。現実を無視した労働法が失業者を生み、労働者をアングラ労働市場へ追いや ...
続きを読む »補正予算案、国会提出へ=交通インフラ整備進める=資金は黒字算出方法変更で
12月21日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】政府は二十四日までに承認を受けるべく、来年度補正予算案を国会に提出することを決定した。この補正予算は国庫から新たに支出するのではなく、現在政府が国際通資基金(IMF)との間で交渉を進めており、「パイロットプラン」と呼ばれる国家財政のバランスシート算出法の変更により捻出さ ...
続きを読む »ロビーニョの母解放=41日ぶり、身代金は20万レアル
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙他十八日】四十一日ぶりにロビーニョの母が解放――。サントスのFWロビーニョの母、マリーナ・ダ・シウヴァ・ソウザさん(44)が十七日、誘拐犯から解放され、サンパウロ市北部の路上で発見された。同日検査のため、市内の病院に搬送されたマリーナさんだが、髪を切られ体重が四キロ減少していただけで外傷などはなか ...
続きを読む »客の一括払い増える=所得増、金利上昇が原因
12月21日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】クリスマスに向けた販売では前年比でみると一括払いが増加し、ローン払いは減少したことがサンパウロ市商業協会(ACSP)の調査で判明した。 サンパウロ市で十二月初めの十五日間に一括払いによる販売は前年比で九・五%増加し、今年最も大きい伸び率を示した。一方、ローン販売は同二 ...
続きを読む »「生活勉強」を50年=サンパウロ友の会が記念会
12月21日(火) 創立五十周年を迎えたサンパウロ友の会(矢崎幹子リーダー)は、去る十月二十一日午前十時から、ピニエイロスの聖公会教会で約百人が出席のもと記念会を行なった。カンピーナス、アチバイアからも参加者があり、リオデジャネイロ友の会(宇根道子リーダー)会員も祝福にかけつけた。 記念礼拝、リーダー挨拶、友の会の歩みをたど ...
続きを読む »自閉症=生活療法に効果②=施設、指導者が不足=望まれる日本政府の支援
12月21日(火) ウルグアイのモンテビデオヒガシ学校設立にあたっては、JICAなどを通し、日本政府から人材面での支援を受けた。また、今年三月には集団自立研修センター建設のために、八万ドルの草の根無償資金援助も決まっている。しかし、ブラジルでそうした動きはほとんどない。矢野さん夫妻と供に生活療法の普及に励む生活療法専門家の三枝 ...
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