12月16日(木) 「二百家族そこそこの会員の日本人会としては、途方もない計画であり、希望のある楽しい夢でもありました。ロマンがきょうこの様な形で完成致しました――」。インダイアツーバ市の日伯文化体育協会(安部誠会長)が市の協力を得て建設を進めてきた日本語学校新校舎がこのたび、協会所有の総合運動場内に完成。十二日の落成式に集ま ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
聖総領事館=強盗件数 日本の35倍=治安情勢を解説
12月16日(木) サンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)主催の「安全対策会議」が十四日、同総領事館多目的ホールで開催された。石田総領事、丸山次郎首席領事、警備班の大熊博文領事や日系団体代表ら十五人が参加。大熊領事から最近の治安情勢について説明があった。 「サンパウロ州の犯罪状況を日本全体と比較すると、殺人事件では二十一件対四 ...
続きを読む »犯罪王の日系男 麻薬で倒れ逮捕=サンパウロ市
12月16日(木) サンパウロ市南部カンポ・リンポ区のアパート内で男性が倒れていると地元警察に通報があった。現場に急行した警官は麻薬使用の疑いがあるとみて、家宅内を捜査。九十キロのコカイン、拳銃六丁やライフル銃、偽造ドキュメントなどが出てきた。この男性の身元を調べたところ、麻薬売買、強盗、誘拐などの罪で、六八年十カ月の刑が確定 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ハード(箱物)よりもソフト(内容)を優先して考えるべき――。 将来的な結束力が懸念される日系社会だが、未来を担う若い世代には頼もしい人材がたくさんいる。県費留学生・研修生制度で日本に渡った若者らでつくるASEBEXもその団体の一つ。 「私達の根っこは日本にある」「日本のよさを残したい」。取材をした誰もが、頼もしい言葉を口に ...
続きを読む »小説『アマゾン移民・少年の追憶』
『アマゾン移民・少年の追憶』は本紙6面に、04年5月から9月まで98回にわたって連載された。著者の小野正さんは8月に亡くなったが、その清々しい読後感が話題を呼び、「ぜひホームページにも」という要望が多く寄せられたので、著作権を持つ遺族の了承を得て、広く公開することになった。 1930年、当時十歳だった小野少年の目から見たアマゾ ...
続きを読む »政府、対亜報復を宣言=輸入制限するなら=農産物を対象に同様の措置を=譲歩の余地なしと亜国
12月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】貿易会議所(CAMEX)のマリオ・ムナイニ所長は十三日、アルゼンチン政府がブラジル産輸出品へのセーフガード(緊急輸入制限)方式実施に踏み切るなら、政府は報復措置を講じる用意があることを明らかにした。アルゼンチン産の小麦や米、ワイン、にんにく、たまねぎを対象に同様の措置を ...
続きを読む »PMDB内紛にPT動く=テメル党首失脚も画策=独自候補擁立はルーラ再選に水
12月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】十二日に行われたブラジル民主運動党(PMDB)の臨時党大会での決議が政界に波紋を投じ、新たな局面へと展開しつつある。 党大会で「造反議員」と烙印を押された親政府派議員は決議に猛反発し、離党はおろか現職のポストにとどまるとの態度を示すとともに、党大会は無効だとする訴えを ...
続きを読む »CEUの新設を中止=予算を保育所定員増などに=サンパウロ市
12月15日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】セーラ次期サンパウロ市長から教育局長に任命された、ジョゼ・A・ピノッチ連邦下院議員(PFL、自由戦線党)は十三日、統一教育センター(CEU)の新設を中止すると発表した。中止の決定はセーラ次期市長が選挙戦で何度も訴えていたこととは異なる。 ...
続きを読む »最低得点ライン引き上げ=USP一次試験=設問の難易度下がる
12月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】二十八日に実施された、ブラジルで最難関といわれるサンパウロ総合大学(USP)の第一次試験での最低得点ライン(足切り点)が発表された。今年は平均点が高かったことに伴い、第二次試験の出願条件となる最低得点ラインも引き上げられた。 なかでも最高は医学部で出題九十九問(一題は ...
続きを読む »ブラジルはマラノの国=最初のシナゴーグ発見=現在も受け継がれる父祖の血
12月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】ペルナンブーコ州レシフェ市がオランダ軍によって侵略された十七世紀、ブラジルで最初に献堂されたシナゴーグ(集会場)がサンパウロ市のラビ、ウエイトマン師によって発見された。 同師はブラジルの建国時代にユダヤ人が活躍した足跡を追った。ユダヤの格言では「住人のいない住宅は存在し ...
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