10月5日(火) 「記念誌の発行をもって、戦後移住五十周年記念祭実行委員会は解散をさせて頂きます――」。八日、午後七時から北海道協会会館で戦後移住五十周年記念誌『ブラジル日本移民 戦後移住の50年』発刊パーティーが行われ、同委員会実行委員長兼ブラジル・ニッポン移住者協会の小瀬真澄会長は、そう挨拶の中で委員会解散を正式に発表した ...
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茶道の普及に尽力=武田宗芳さん死去
10月5日(火) 茶道裏千家ブラジルセンターを発足当初から見守り続けた武田宗芳さん(芳枝、享年九十歳)が、一日午後四時に老衰のため亡くなった。 茶道の普及に尽力した生涯だった。ブラジルにおける初稽古が行われたのも、一九五四年に来伯した千宗興氏(第十五世家元宗室氏の若宗匠時代の名前)を武田さんの個人宅に迎えてだった。 サンパ ...
続きを読む »移民のふるさと巡り=赤道の4都市へ(2)=営農に全く不向きだった=マタピー植民地入植者ほとんど他州へ
10月2日(土) 「雪が一メートル、四ヵ月間も積もっている北海道より、こちらの暑さのほうが慣れますよ」。 赤道直下の日本人会、アマパー日伯協会の鈴木敬三会長(71、北海道)の話し振りは、実に温厚でユーモラスだが、移住地の歴史を語る時には無念さが滲み出ている。 「日本側とブラジル政府側がゴム栽培地として選んだマタピー植民地は ...
続きを読む »10日、念腹忌大会=木蔭俳句会参加誘う
10月2日(土) 第二十六回念腹忌俳句大会が、十日午前八時(受付)から、老ク連センター(Dr・シケイラ・カンポス街134)で行われる。サンパウロ木蔭俳句会主催、後援が『朝蔭』発行所。会費二十五レアル(昼食代など)、当日受付。 選者は、『朝蔭』主宰の佐藤牛童子さん。主催者世話人は「恩師佐藤念腹先生の追悼記念大会なので、万障繰り ...
続きを読む »奥山キュウさん100歳=親族4カ国から集い祝う
10月2日(土) [ロンドリーナ]北パラナのサンタ・マリアーナ市で、去る九月五日、同地在住の奥山キュウさん(山形県出身)の百歳を祝う誕生会が催された。ブラジル国内はもちろん、親族が日本、米国、韓国から百四十人も駆けつけた。 一九二二年、故夫奥山シローさんと渡伯、サンパウロ州プロミッソンに入植、十七年後、現在居住地に移転してい ...
続きを読む »今年も研修生30人 沖縄の名桜大から
10月2日(土) [ロンドリーナ]ロンドリーナ州立大学と国際交流協定を結んでいる、沖縄県の名桜大学から、今年も、去る九月十二日、国際文化学部の研修生およそ三十人が、当地を訪れた。同日、当地沖縄県人会会館で歓迎会が催された。 遠路の若者たちを迎えようと、約二百人の県人会役員ら関係者が集まり、県人会婦人部のごちそうと、熱烈なカポ ...
続きを読む »選挙参謀=肌に合う=セーラ候補支える小林セルジオ氏=手腕光る舞台裏の実力者
10月2日(土) 三日に迫った統一選挙。注目のサンパウロ市長選に出馬しているジョゼ・セーラ候補の選挙参謀として、小林セルジオ氏(48)が活躍している。元厚生大臣のセーラ候補を支える右腕的存在だ。八八年には、PSDBの設立に尽力。実兄の小林パウロ連邦議員と並んで、その実力は党内でも高い評価がある。選挙戦の裏事情やこれまでのキャリ ...
続きを読む »キラキラ視線で世界発見=5カ国の子供たちが写真展=企画の永武ひかるさんに聞く
10月2日(土) 子供たちの眼を通してみた世界――。サンパウロ市のSESCポンペイアで十七日まで開かれている写真展「ペロス・オリョス・インファンティス」では、そんなキラキラしたプリントの数々に出あう。出品している「作家」は日本、東ティモール、ウズベキスタン、オーストラリア、そしてブラジル五カ国の子供たち。扱いなれないカメラを持 ...
続きを読む »社会基金に小麦粉寄贈=日本祭り寄付金で3トン
10月2日(土) ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は二日午後一時にサンパウロ州政庁で、州知事夫人が運営するサンパウロ連帯社会基金に、日本祭りで集めた寄付金で購入した小麦粉三トンの目録を寄贈した。 二階の州知事夫人室では、マリア・ルシア・アウキミン同基金会長自らが迎え、田畑稔・日本祭り実行委員長と有北和田之示・奈 ...
続きを読む »統一選挙=サンパウロ州に日系候補654人=市長選38人、サンパウロ市議20人
10月2日(土) 一日付ニッポ・ブラジル紙は、今統一選にはサンパウロ州六百四十五都市に六万四千九百十七人が出馬するとし、二百七十六都市で計六百五十四人の日系人が立候補していると伝えた。その内訳は、市議五百七十三人、市長三十八人、副市長四十三人で、前統一選よりも市議席数が減少しているため、z前回以上に厳しい戦いとなりそうだ。 ...
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