7月23日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】サンパウロ市当局は市内再生プランに基づき各地域でプロジェクトを実施中だが、レプブリカ、セーなどいわゆるセントロ(中心区)の再開発に本腰を入れることになった。 市が建設予定の、入居数が四、五〇〇戸の大衆向けマンションのほか、業者が昨年認可を受けた、マンション用高層ビル ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
大統領、閣僚を叱咤=経済回復の前兆は〃水泡〃
7月23日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】ルーラ大統領はブラジリア市で二十一日、閣僚十七人を前に経済政策について不満をあらわにし叱咤激励した。同大統領は経済回復の前兆について触れ、あくまでもそれは〃水泡〃であるとし、長期的かつ安定したものにするべきだとして〃効率〃と〃正当な投資〃を念頭におくよう指示した。 ...
続きを読む »どう見る今回の在外選挙=―コロニア各界の識者と振り返る
7月22日(木) どう見る今回の在外選挙――。四度目の在外選挙権を行使する機会となった第二十回参議院選挙の投票が終わった。全世界で二五・四一%の投票率、最大の票田を抱えるサンパウロ総領事館管内では、初の公館投票に千九百九十九人が「清き一票」に想いを託した。また、海外邦人の声を国会にと、自民党公認候補として出馬した高倉道男さん ...
続きを読む »エタノール対日輸出=憶測飛び交い不透明=報道過熱 日本から巨額融資?
7月22日(木) エタノールの対日輸出をめぐり、さまざまな「憶測」が流れている。どこまで具体的な話が進行しているのか、分かりにくい状況だ。両国メディアの最近の報道からは明らかな「温度差」が感じられる。エスタード紙、時事通信の記事をここに掲載。ブラジルのエタノールの生産拡大、輸送販路整備に対し、巨額の融資が噂される国際協力銀行 ...
続きを読む »サンパウロ・チーム 20年ぶりの栄冠=全伯相撲選手権
7月22日(木) ブラジル相撲連盟(赤木政敏会長)主催の第四十三回全伯選手権が十七、十八の両日、サンパウロ市ボン・レチーロ区の常設土俵場で開催され、団体総合でサンパウロ・チームが二十年ぶりに優勝した。パラー・チームがそれに続いた。また、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ三ヵ国の選抜チームが参加した南米選手権が併せて行なわれ、 ...
続きを読む »社会保障負担金増額は保留=1年間の猶予で決着=税収増、時間稼ぎ可能に=財源即増税は安易
7月22日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日既報関連】ジョアン・P・クーニャ下院議長を始め、社会保障制度改革、税制改革の上程者、連立与党幹部、財界などの圧力により政府は二十日、社会保障負担金の二〇%から二〇・六%への増率を一年間延期することに決定した。ルーラ大統領は連立与党の党首に打診したところ、大部分が増率に反 ...
続きを読む »渋滞中の車強盗が増加=5月23日大通りで頻発=助手席の窓ガラス割り強奪
7月22日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】渋滞で車が停まっている時に助手席の窓ガラスを割って所持品を奪って逃げ去る強盗が増加している。とくにサンパウロ市内の交通の要とされるヴィンテ・トレース・デ・マイオ大通りが新たな犯罪スポットとなっている。 強盗は夕方から夜にかけてのラッシュアワーに多く、市内中心部に向か ...
続きを読む »MST、農地へ大規模侵入=進まぬ入植、農地改革院の怠慢訴え=ゴイアス州
7月22日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】土地選挙運動(MST)メンバーの二千百家族が二十日未明、ゴイアス州カンペストレ市(州都ゴイアニア市から五十キロ)にある農場「フロゼイラ」に侵入、占拠した。 今回の侵入は、同州で発生した農地侵入の中では過去最大規模のもので、今年に全国で発生した侵入の中でも大規模なもの ...
続きを読む »交渉物別れに終わる=EUメルコスルFTA=輸入枠で折り合わず
7月22日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】自由貿易協定を協議しているEU(ヨーロッパ連合)とメルコスル(南米南部共同市場)は双方の歩み寄りがないまま物別れとなった。ブラジル政府は一歩も譲らない態度を堅持する方針を変わらず、その旨を会合の代表者に指示した。 EU側は当初、メルコスル産品について牛肉、エタノール ...
続きを読む »信号機なくとも鳥居あり
7月21日(水) 椰子の木と並んで、青空に映える鳥居――。サンパウロ市から北西に650キロ離れたパウメイラ・オエステ市。牧畜で知られる人口約1万人のこの町にある小さなプラッサに、一際人目を引く小さな鳥居がある。 信号機が1つもなく、カッカッカッと蹄を鳴らす馬車の音が、町全体に響き渡るような小さな町に住む日系人はわずか300 ...
続きを読む »