7月6日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】今年に入り経済回復の兆しが顕著になってきたが、必ずしも雇用増大につながっている訳ではない。企業の雇用増は鈍足傾向だが、既存社員の残業は過去十年間で最高となった。 サンパウロ市内の企業では週四十四時間の就労が上限だが、五月にこれを超える残業をした人は従業員全体の四七・六%に ...
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汚職撲滅に新対策=狙いは公務員の不正行為
7月6日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】政府は汚職と資金洗浄撲滅に向け、八つ以上の対策を今月末までに策定すると発表した。 法務省の狙いは資金を外国に不正に送金したと疑われる公務員で、彼らは内部調査の対象者となる。現在までは起訴されて以降にのみ適用されてきた不正行為法に基づいて、内部調査は実施されることになる。過 ...
続きを読む »白昼堂々、49人脱走=リベイロンピレス刑務所=食事係銃で看守脅す
7月6日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】サンパウロ州近郊リビエイロン・ピレス市(ABC地区)の刑務所で四日午後十一時半、四十九人の囚人が脱走した。囚人らは刑務所正門から〃白昼堂々〃と市内を逃げ去った。 同刑務所では同時刻に囚人用の昼食を運び込み、当番の囚人(普通模範囚で所内の掃除などの雑用をこなす)が各房に昼食 ...
続きを読む »「大票田」の看板倒れ=聖領事館、2千人割る=初の公館投票「お寒い」結果=予想の三分の一以下
7月6日(火) 初の公館投票は低調な結果に――。先月二十五日に始まった参院選の公館投票は三日、九日間の投票期間を終えた。ブラジル国内八ヶ所の投票総数は二千六百九人を数え、ポルト・アレグレ総領事館など各地で昨年の衆院選の投票数を上回ったが、初の公館投票を実施したサンパウロ総領事館は千九百九十九人と低迷。事前のアンケートなどをも ...
続きを読む »冬」の風物詩=サンパウロ市・仙台七夕祭り=東洋人街 竹80本を装飾=10、11日
7月6日(火) サンパウロ市の冬の風物詩で、恒例のサンパウロ宮城仙台七夕祭りが十日と十一日午前九時から午後六時まで、リベルダーデ区である。宮城県人会(中沢宏一会長)七夕祭り実行委員会(大橋尚委員長)が主催。今年で二十六回目。 リデルダーデ商工会(池崎博文会長)は十日午後二時三十分から、マルタ・スプリシー市長や、石田仁宏総領 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
「この町が大好きだ/サン・ポールは心にしっくりくる/ここには伝統なんかない/偏見がない/古代的でも近代的でもない……」。スイスの詩人ブーレーズの詩篇「サン・ポール」の始まり。描かれるのは一九二四年のサンパウロである。 それから八十年。高さ百五メートル、バネスパ・ビルの屋上にいる。コンクリート建築としてはアメリカ大陸で一番の高 ...
続きを読む »官民合同計画承認遅れる=NYでの約束反古恐れる大統領
7月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ルーラ大統領が先週ニューヨークで投資家たちに「売り込んだ」経済政策の国会承認が、困難に直面している。特に民間投資促進の切り札とみられている官民合同プロジェクト(PPP)法案は上院で審議が止まったままだ。 世界の金融首都で米国、カナダの投資家らを前にしてルーラ大統領は、ブラ ...
続きを読む »武器規正法を公布=大統領、選挙公約果たす
7月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ルーラ大統領は一日、武器の所持を規制する法令一〇八二六/二〇〇三号に署名した。この法令は昨年十二月九日上院での裁決を受け、同月二十二日に大統領が裁可し、即日暫定法として実施されたが、今回七カ月ぶりに発令された。 法令は武器の所持、使用、商取引を規制し、所有者は連警に登録が ...
続きを読む »東西南北
7月3日(土) グアルーリョス市でエリオ・S・ゴウラルト元軍警曹長(三八)は三十日午後、玩具店で武装した十人組にアウジ車へ押し込まれ、拉致された。通報を受けた軍警部隊は、同市サンパウロ区で同車を発見、十人を逮捕。同元曹長は犯行現場から一味の借家へ連れて行かれ、麻薬密売組織を当局へ告発したとして、拷問のうえ殺害されていた。一味 ...
続きを読む »老ク連「お茶のみ会」25人、ゲームなどで楽しむ
7月3日(土) 老人クラブ連合会(重岡康人会長)は、「お茶のみ会(集団お見合い会)」を六月三十日正午から同会会館で行なった。 集団見合いはサンパウロ日伯援護協会でも開催されているが、同会の「お茶のみ会」は年齢制限がなく日本語で話せる。また、結婚目的の堅苦しいものではなく、カラオケ、食事、旅行を一緒に楽しむパートナー探しを目 ...
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