7月2日(金) パラグアイのイタプア県ラパス市で大豆・アガリクスを生産するグループ有志十三人が六月二十九日から今月三日までサンパウロ市近郊の農場を訪ね、花卉やシメジ栽培、プロポリス製造業の現場を視察している。この訪問は、イタプア県農水産局顧問と、JICA第三国専門家でモジ市在住の野澤弘司さんの協力で実現した。 六月三十日は ...
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裏千家=記念本200冊寄贈=サンパウロ市教育文化施設に
7月2日(金) 茶道裏千家ブラジル・センター(林宗慶代表)は六月三十日午後三時、同センター五十周年を記念して出版された『道としての日本文化』二百冊をサンパウロ市役所に寄贈した。 休暇中にも関わらず出席したキール・ジェイコブセン国際渉外局長は、「日本文化普及の活動は歓迎したい。日本は地理的には遠いが、日系子孫や、こうした文化 ...
続きを読む »コラム 樹海
参院選挙の公館投票に行ったら投票用紙を渡してくれた係員が「一人で書けますか」と(筆者に)聞いてくれた。去る二十六日付七面記事にあったように、今の総領事館員はとても丁寧で、ビックリするくらいである▼一方で、きのう朝、有権者の女性から電話があった。「誰がどういうことをしてくれるか、どの党が何をしようとしているのかわからない」。総領 ...
続きを読む »予想インフレ率を上方修正=中銀、04年に6・4%=景気回復、外的要因を考慮=05年には4・4%を予測
7月2日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】中央銀行は三十日、第2四半期の報告書で〇四年度の予想インフレ率を五・二%から六・四%へ上方修正したことを明らかにした。中銀の試算によれば、〇四年度の国内総生産(GDP)の成長率を三・五%と仮定すると、インフレは中銀の目標の五・五%を超過する。さらに〇五年度のインフレ率は四・ ...
続きを読む »マルタ候補不人気の理由=新税、住民との口論が響く=交通、教育政策で巻き返すか
7月2日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙一日】十月の市長選挙に向け熱烈な選挙戦が展開されているが、現時点ではセーラ候補(PSDB)、マルフ候補(PP)、マルタ候補(PT)らが他候補より抜きん出て、早くも三つどもえの様相を示している。中でも現市長のマルタ候補が続投できるかどうか注目されている ...
続きを読む »米国、基本金利引き上げ=ブラジル金融当局は歓迎
7月2日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】FRB(米連邦準備制度理事会)は三十日、米国の基本金利を年率一・二五%に決定した。これにより従来の一%から〇・二五%と基本金利は四年ぶりの上昇となった。今回の決定はかねてより噂されており、米国内はもとより国際金融市場でも冷静に受けとめられ、混乱は見られなかった。FRBは、国 ...
続きを読む »東西南北
7月2日(金) サンパウロ州との境界に近い、マット・グロッソ・ド・スル州を走る国道262号線の21キロ地点で三十日朝、十三人の農業作業員を乗せたバスがタンクローリーと衝突、七人が死亡した。タンクに積載されていた軽油が爆発、両車両とも黒焦げになり、発生した火災の熱で送電線が溶解、同地域は一時停電となった。バスのタイヤが破裂、運 ...
続きを読む »ブラジル人売春婦7万5千人=欧州各国へ出稼ぎ=重労働、虐待を受けるケースも=実態把握せぬ政府
7月2日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十六日】ブラジル人女性七万五千人が旧ヨーロッパ大陸でセックス産業の一員として従事している。このほとんどがブラジルの不況下から抜け出した女性で、一部は本国の家族に送金していることから売春の出稼ぎ現象といわれている。これは国際機関の報告によるものだが、現在、実数はさらに多いとされ ...
続きを読む »大学に通う受刑者=向学心の芽生えで模範囚に=リオ州
7月2日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十一日】殺人などの凶悪犯罪で刑務所に服役している受刑者に対して、公立大学の入学試験に合格したことで通学や就職が認められるという条件付き保釈処分が実行されていることから、入試の申し込みが増えている。さらにこれで更生への道が開かれたと認められると刑期の軽減にもなる処置がリオ州で ...
続きを読む »普及進む携帯電話=昨年下半期からブーム始まる
7月2日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十一日】携帯電話の普及が著しい様相を示している。猫も杓子もとまではいかないにしても、最近携帯電話は必需品の一つに挙げられる。今や当時の自家用車CDに劣らないブームとなっている。 通信省の発表によると、国内の携帯電話保有台数は五千二百四十万台となり、昨年一月~五月に比べ四〇 ...
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