6月10日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】インドネシアのタンゲラン地裁は八日、ブラジル人マルコ・アルシェール・カルドーゾ・モレイラ被告(四二)に麻薬取締り法違反で死刑の判決を云い渡した。同被告は罪状を全面的に認めており刑が確定すれば銃殺刑に処される。しかし弁護団が控訴したため刑が確定するのは高裁の判決が出る二年後と ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
大衆向け薬局が登場=値段は一般の薬局の85%引
6月10日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八、九日】保健省は七日、大衆向け薬局(ファルマシア・ポプラール)を開設した。連邦政府が薬品を購入し各市が委託販売するもので、薬品を安く提供する政府の保健施政の一環。しかしこの薬局にかけつけた人達は薬品の種類が少なく、一般の安いものばかりで定価の高価なものがないという不満が出ている ...
続きを読む »コルポ・クリスチの営業情報
6月10日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、アゴーラ紙九日】コルポ・クリスチ(聖体記念日)の十日(木)と十一日(金)のサンパウロ市の公共サービス等の営業は次の通り。 [サービス]▼銀行=木閉業、金は営業▼郵便局=木は閉業(一部局正午まで受付)、金は営業▼ガソリンスタンド=木は一部休業、金は営業。 [買い物]▼ショッピ ...
続きを読む »東西南北
6月10日(木) サンパウロ州モンガグアー市で七十一歳の女性が七日夜、防護柵が壊れたために魚つり場から転落して死亡した。T字型に四百メートルも海に突き出すこの魚つり場はラテンアメリカで二番目に大きいとされ、市の観光名所の一つ。ところが整備状態が悪くなり、〇一年以降は一部立入禁止になっていた。事故後に初めて同市は全面立入禁止を決 ...
続きを読む »戦前最後の移民船同船者会いかが
6月10日(木) [既報関連]マゼラン海峡を通って着伯した戦前最後の移民船『ぶえのすあいれす丸』に乗って来た人が、もう一人、八日午前来社した。サンパウロ在住の森広雅夫さん(73)だった。 森広さんは、父母兄弟五人家族で渡伯、グアララペスの親戚のところに入植した。父親は今年九十七歳、まだ元気で、ニッケイ新聞を読むのを楽しみにし ...
続きを読む »今週末の催し
6月10日(木) 土曜日 ブラジル錦鯉品評会、十二日午前十時半、イビラプエラ公園日本館。十三日日曜日は午前九時から。 □ 名画友の会鑑賞会「カサブランカ」など、十二日午後〇時十五分、老ク連センター。 □ 聡伯医療学院、指圧六十歳以上無料治療の会、十二日午前九時~午後五時、リベル ダーデ広場256、予約電 ...
続きを読む »懇談会で決意新たに=丸紅ブラジル社
6月10日(木) 丸紅ブラジル社(中村純一社長)は七日夜、サンパウロ市内のレストランに坂本和彦米州支配人と和田和彦ブラジル特命市場担当役員を迎えて懇談会を開いた。招待客はおよそ八十人で、中にはサンパウロ総領事館の山口克巳領事、ブラジル日本商工会議所の田中信会頭といった顔ぶれも見られた。 坂本米州支配人はあいさつで、「ブラジル ...
続きを読む »コラム オーリャ!
サントス厚生ホームは、援協厚生ホームとして、七一年にサンパウロで産声を上げた。山口県文化協会(ピラピチニングイ街)のちょうど、二区画下あたりに位置。援協本部から歩いておよそ五分の距離だった。 もともと初期移民の高齢化に対応するために、つくられた。独居老人のほかに精神障害者、家出人などが入所。「救貧施設」といったほうがふさわし ...
続きを読む »国際化で拡大した所得格差=社会構造にメスを=外資導入で潤う上流階級=IMF要求に屈したPT
6月9日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十一日】マルクス主義者でブラジル研究家のフランソア・チェスナイ・パリー大学教授は、グロバリゼーションは世界の統一化で、悪貨による良貨の駆逐だとみる。ブラジル社会の所得格差の是正は、社会構造の切開手術なくして永久に解決しないと述べた。 次は教授との一問一答。 【ルーラ政権は変革 ...
続きを読む »伊政府、ピッツアを文化財に=ブラジルレストランは〃こだわり〃に苦笑
6月9日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】イタリア政府農務省は二十五日、本家本物のピッツア・ナポリターナを有形文化財として保存することを決めた。偽物や模造品と区別するために、材料から作り方まで基準を設ける法律を官報で公布した。ピッツア令は、三ページにわたり八条から成っている。 本物のピッツアとは、丸いもので直径 ...
続きを読む »