6月1日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五月三十一日】マナウス税関の国税局職員による二カ月にわたるノロノロ通関半ストのため、国内最大の電気工業特区は原料の供給が止まり、生産を停止した。同特区の企業は五月だけで、原料不足による生産遅延のために二千万ドルの損害を被った。 企業は二万人の従業員に、集団休暇を与え、自宅待機をさせ ...
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パイナップルで町おこし=濃縮ジュースをEUへ輸出 パラー州
6月1日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】パラー州南東部のフロレスタ・デ・アラグアイア市は、パイナップル濃縮ジュースの大生産地として注目されている。同市から三千キロメートルも離れたサントス港へ三日間もかけて、一日置きに大型車で二十六トンの濃縮ジュースが運搬されている。最寄りのベレン港には、定期船が寄港しないからだ。 ...
続きを読む »大豆の油粕を再利用=バイオディーゼルオイルに加工
6月1日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】大豆の食用油精製のときに出る沈殿物の利用がバイオディーゼル計画で浮上した。ピラシカーバ市郊外のシャルクエアーダに大豆の油粕をバイオディーゼル・オイルに加工する専門工場を、ペトロキミカ・カピタル社が千五百万ドルを投じて建設した。 七月から操業開始の予定。大豆油を食用に精製する ...
続きを読む »普及する磁気カード=各種イベントに採用、急成長
6月1日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】日常生活への磁気カードの浸透は、目を見張るばかりだ。この便利なカード方式に注目し全ての手続きに応用、発展させることでビジネスを編み出した起業家も多い。 DIMEP/GPSのジョズエー・ピメンタ氏は九六年、磁気カードの業界に入った。引く手数多のライバルがひしめく同業界で、新 ...
続きを読む »やせるランジェリー=ネットを通じて市販予定
6月1日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】婦人用下着のインヴィクタ研究所は汗を吸収、肌の保湿性を保って余分な脂肪分をためないブラジャーとパンティーを開発した。近日にもライクラやテクテル、スプレックスのネットを通じて市販される予定となった。 繊維の中に空洞があって換気性のあるものを使用し、肌に密着しても通風性が高い ...
続きを読む »従業員からコスト削減案募集
6月1日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】GMやワーゲン、フィアットなどの自動車会社がコスト削減のため、従業員からアイデアを募った。GMでは〇三年に四万六千件の提案が出され、解体車の部品にニス加工を施して再利用することなど、一万五千件が採用された。提案者には総額百六十万レアルのボーナスが支給された。こうしたアイデアは一 ...
続きを読む »ブラジル・ニッポン移住者協会事務担当に大段務さん
6月1日(火) ブラジル・ニッポン移住者協会(小瀬真澄会長)の事務担当職員に大段務さん(北海道出身、五〇)が就き、三十一日午前、就任挨拶のために来社した。大段さんは九歳で移住した。メトロポリタン総合大学三年中退。日本でNKKや矢崎総業で勤務した経験がある。サンパウロ日伯援護協会に勤めたことも。「事務仕事一般を担当することになり ...
続きを読む »締め切り4日に迫る=文協美・サンパウロ市記念展
6月1日(火) 文協美術委員会(沖中ロベルト委員長)ではサンパウロ市四百五十年を記念して、サンパウロ市の風景を画題にした作品を四日まで募集している。 展覧会は七月一日から八日まで、文協で開かれる。 陳列される作品の受付は五月三十一日から文協事務局で開始。沖中委員長は「初日は三十人ほどの申し込みがあった。上々の滑り出し」と語 ...
続きを読む »地理統計院 景気回復の兆候確認=第1四半期 2・7%の成長=年成長率、6・8%の予測も=中銀総裁胸撫で下ろす
5月29日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】ブラジル地理統計院(IBGE)は二十七日、第1四半期の国内総生産(GDP)が昨年同期比で二・七%増加し、経済が回復しつつあることを確認したと発表した。GDPは前期比で見ると一・六%増、この成長率を年末まで持続すると、今年度の経済成長率は六%を記録すると予想した。IBGE ...
続きを読む »マンションの安全神話崩壊=増える集団強盗事件=保安対策に投資しない住民
5月29日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】マンションは一軒家より安全?――十七日にサンパウロ市南部モルンビー区の高級マンションでアラストン(集団強盗事件)があり、アパート十九戸のうち十七戸が被害にあった。サンパウロ州保安局は、マンション強盗の統計をとっていないため、どの位増加しているかは不明だが、過去数年間に確 ...
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