ホーム | サンパウロ 関連記事 (ページ 2392)

サンパウロ 関連記事

心臓手術ロボットを開発=ブラジル人医師の新案、資金援助得る

4月21日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ブラジル人医師のアンドレ・S・ファウレ氏(三九)は〇一年、心臓手術用のマイクロ・ロボットの試作品を、航空技術院(ITA)で発表した。その時傍聴したベルギー政府高官が、百八十五万ドルの資金援助を申し出た。  心臓手術用のロボットは八〇年代、米国で理論的に完成していた。米政府は ...

続きを読む »

珍味チョコ〃クプレート〃登場=ブラジル研究員が開発、商標登録

4月21日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ大学(USP)のスザナ・ランネス研究員は十二日、 カカオに代わる新しい珍味チョコレートとしてアマゾン産のクプアスを〃クプレート〃の名前で商標登録を申請した。  これまでブラジル原産の特産品が、固有名詞で外国のせこい業者に商標登録された苦い経験がある。クプアスも、 ...

続きを読む »

教科書 時代を映して変遷(6)=いち早く日語教育理念=アンドウさん=〝コロニア向け〟の必要説く

4月21日(水)  戦後間もなく、日本語教育は各地で再開された。と言っても、コロニア内ではっきりした教育理念は定まっておらず、混沌とした状態が続いた。  「ブラジルにおけるニッポンゴ教育は、当然、外国語としてのニッポンゴ教授でなくてはならない」(原文のまま)  そんな啓蒙運動をアンドウ・ゼンパチ(本名・安藤潔)が起こす。視線の先 ...

続きを読む »

かぜ予防接種=援協の診療所でも

4月21日(水)  サンパウロ日伯援護協会総合診療所は、サンパウロ州衛生局の協力を得て「かぜ予防接種キャンペーン」を、十九日から三十日まで同所(ガルボン・ブエノ街五九六番地)で行なっている。  このキャンペーンでは、かぜ(流行性感冒)と肺炎、破傷風・ジフテリアの三つの予防接種を実施している。肺炎の予防接種の有効期間は五年間。残り ...

続きを読む »

入植地の40%は転売=農地改革法を無視=〃格好のビジネス〃で蓄財=ポンタルは垂涎の的に

4月20日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】フランシスコ・グラジアノサンパウロ州元農務長官は十七日、農地改革入植者の四〇%は、転売禁止を無視して入植地を売却したことを明らかにした。パラー州南部では、入植者の六〇%が入植地を売却済みという。ポンタル・デ・パラナパネーマ地方の入植者五百七十一世帯は十八年後の現在、二百五 ...

続きを読む »

ガリンペイロ29人を殺害=保護区で先住民と抗争=事態は緊迫、35人が行方不明 ロンドーニア

4月20日(火)  【アゴーラ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】ロンドーニア州エスピゴン・ドエステ市のルーズベルト先住民保護地区内で十八日までに、先住民シンタ=ラルガ族に殺害されたダイアモンド鉱夫(ガリンペイロ)二十九人の遺体が発見された。現在ガリンペイロ三十五人が行方不明で、事態は緊迫してい ...

続きを読む »

来年、文協50周年=記念事業案なく創立会員が憤慨=執行部〃忘れていた〃=定期・臨時総会

4月20日(火)  「一言、申し上げたいことがある」。十七日午前十時半から展示室で行われたブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)の第四十八回定期総会で、執行部側から本年度の事業計画と予算案の説明があった後、評議員として前席に座っていた原沢和夫さんは、マイクを持って立ち上がった。普段は温厚さで知られる原沢さんだが、意を決した真剣な表 ...

続きを読む »

サンパウロ州=交番運営を効率的に=日本側調査団が報告書

4月20日(火)  日本のODAの一環としてサンパウロ州の交番システムの円滑化を目指し、職員の能力向上など交番運営の効率化策を調査してきた「ブラジル地域警察活動事前評価調査団」(榎下信徹団長)は十九日、州軍警察との間で今調査の報告書を確認、その署名式が市内の州軍警本部であった。  報告書にはまた、過去に日本の交番システムを学ぶた ...

続きを読む »

教科書 時代を映して変遷(4)=戦後に一、二世の〝亀裂〟=それでも日語教育は消えなかった

4月17日(土)  ほっといてくれ――。  一九四七年の暮れのこと。コチア産業組合指導部主催の懇談会「二世は一世に何を求めるか」が開かれ、二世は日本的な価値体系を拒んだ。旧パウリスタ新聞の報道によると、「一時は口角泡をとばす激越な論戦を展開した」。  太平洋戦争終結後、日系社会は空前の混乱期を迎えた。祖国の勝利を信じる戦勝派と敗 ...

続きを読む »

友好病院検査センター、竣工式=神内氏、8月来伯

4月17日(土)  サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)が日伯友好病院に建設している神内総合医療検査センターの竣工式が八月一日に、開かれる。十五日の定例役員会で正式に決まった。式典には名誉会長である神内良一国際協力財団理事長が出席する。  同センターは地下二階地上七階建。総工費約三億円のうち、同財団が一億円を援助した。基金の創 ...

続きを読む »