4月3日(土) 日本政府の「草の根・無償資金協力」により建設が進められていた日伯福祉センターの開所式が三十日午前十一時から、ジャカレイ市のコチア農業学校内であった。これはオイスカ・ブラジル総局(高木ラウル会長)が申請し、二〇〇二年三月二十五日にサンパウロ総領事館より十万五千九百四十五レアルが贈与され建設したもの。センターは事実 ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
富の寡占化が進行=2.4%が33%の資産所有=中流減少、上下層が増加=資産家はサンパウロ州に集中
4月3日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二日】コルテス出版社は一日、「社会疎外者白書」を発表し八〇年以降、ブラジルで富の寡占化が進行していることを明らかにした。現在全世帯の二・四%が全資産の三三%を所有している。資産階級の五〇%は、サンパウロ市やリオデジャネイロ市、ベロ・オリゾンテ市、首都に居住する。サンパウロ市は資産家 ...
続きを読む »米人夫妻殺害事件 容疑者を偶然逮捕=隣家の使用人が自供=差別発言に怒り、復讐 リオ
4月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙二日】昨年十一月三十日にリオデジャネイロ市西部で起きた石油会社『シェル』の米国人重役夫妻殺害事件で、リオ州警察は一日、四カ月間にわたる不毛の捜査の末、偶然にも容疑者を逮捕した。動機は「復讐」だと容疑者は自供している。 被害者のトッド・ステーリーさんは ...
続きを読む »検察庁を外部機関が監督=モルダッサ法も法相が擁護
4月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】バストス法相は一日、司法改革の一環として予定されている検察庁全国審議会(外部の監督機関)と、検事の活動に制限を加える、いわゆるモルダッサ法(猿ぐつわ法)の承認を擁護した。 「検事の一時的な逸脱行為が検察庁の価値を下げるとは考えないが、検事たちは襟(えり)を正す必要がある」と ...
続きを読む »軍事政権成立から40年=当時、ルーラは19歳=亡命生活14年のセーラ
4月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】一九六四年三月三十一日、軍事クーデターが勃発した。共産党の合法化を図ったジョアン・グラール(通称ジャンゴ)政権は崩壊。同年四月二日、軍部は臨時大統領を擁立しクーデターを成功させ、以後二十一年間にわたる軍部独裁を敷いた。――軍事政権成立から四十年。軍政を生き抜いてきた人々の ...
続きを読む »サンパウロ州に野良犬150万匹=ペット手放す人が増加
4月3日(土) 「とっても可愛い猫がいますが、事情があって飼えなくなりました。欲しい人はいませんか? わたしの電話番号は…」。このようなメッセージが最近、ペットを提供するホームページの掲示板でよく見られるようになった。特に子供の書いたメッセージが多く、現代っ子とペットの現状が伺われる。 なついたペットを「ペットが大きくなって ...
続きを読む »パスコアチョコ 値段の差に注意!
4月3日(土) 【アゴーラ紙一日】四月十一日日曜日はパスコア(イースター祭)。ブラジルでは子供に卵型あるいはウサギ型のパスコア・チョコレートをプレゼントする習慣がある。だが、チョコを買う際には要注意。サンパウロ消費者保護センター(PROCON)は三十一日、パスコア・チョコの値段が店によっては八〇・二四%もの差があると発表してい ...
続きを読む »モジにデカセギ相談センター設置へ=帰国者に仕事あっせん=音信不通者の〝探し〟も=ボランティアで弁護士ら協力
4月3日(土) モジ・ダス・クルーゼス文化協会(ワタナベ・サトル会長)がスダメリス銀行の協力を得て、デカセギ支援を目的にした相談センターを設置する方向で検討に入っている。デカセギ子女の教育問題や帰国者を対象にした就職斡旋などを扱う。日本で音信不通になった肉親の捜索もカバーしていく考え。来週早々にも会議を招集して、構想を具体化さ ...
続きを読む »日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(1)=ポルトガルは親戚だが必ずしも歓迎しない
4月3日(土) 一九九一年、日本で創刊され、現在、葡語版六万部、西語版二・五万部の発行数を誇る週刊紙インターナショナル・プレス(村永卓也代表取締役)。愛知、静岡、群馬などデカセギ労働者が多く居住する地域に支局を置き、日本、ブラジルをはじめ世界の時事ニュース、デカセギの実態など在日ブラジル人らが抱える様々な問題を提起している。デ ...
続きを読む »野口英世の像 守り続ける=カンピーナス=福島県人ら尽力=郷土の誇り 永遠に=県知事が功労賞授与
4月3日(土) 黄熱病の研究などに大きな功績を残した福島県出身の医学博士、野口英世(一八七六―一九二八)の銅像がサンパウロ州カンピーナス市の公園にある。野口博士は二〇年代に研究や講演のためブラジルに滞在している。銅像は一九六七年に建立。日伯交流のシンボルとして、県人会支部(渡辺護支部長)の会員が中心となって保存活動に励んできた ...
続きを読む »