2019年も「激動のブラジル」の印象は変わらず、多くのニュースで賑わったが、それらの中で本紙が独自に順位をつけた10項目を紹介し、振り返ってみる。 第1位は、「ボルソナロ大統領、世界で有名人に」。就任前から「南米のトランプ」として注目され続けていた大統領は、その数々の言動で世界的に有名な存在となった。 その象徴とも言えたの ...
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東西南北
23日、ボルソナロ大統領は大統領官邸で入浴中に倒れ、病院に運ばれた。大統領は倒れた際に頭を床にぶつけたが、精密検査の結果、異常はなく、翌24日には退院。親族たちと共にクリスマス・イヴを過ごした。転倒して病院に運ばれた際の大統領は「記憶の一部が飛んでいた」などとも言われ、心配もされた。だが、25日に、汚職疑惑に揺れている長男フラ ...
続きを読む »コロニア10大ニュース=1位はアマゾン移住90周年=平成から令和へ日系社会も祝賀
今年の日系社会で大きな節目だったのは、アマゾン日本人移住90周年だ。現地からの声を、今年後半、本紙ではできる限り紙面に掲載した。9位にある通り、県人会や各日系団体の周年行事も多かった。6位の「日本語教育推進法」は新年から実施され、その効果の程がいよいよ判明する。母県から助けてもらうばかりでなく、時には支援するという意味で、7位 ...
続きを読む »■訃報■元マリンガ文体協会長 安永修道さん
マリンガ文化体育協会(ACEMA)の会長やマリンガ市議、マリンガ地区日本語学校連合会会長も務めた安永修道さんが、24日にマリンガ市の病院で亡くなった。死因は敗血症。享年68。数年前から体調を悪くしており、18日(水)に自宅で気絶して倒れ、頭を打って病院に運ばれ入院していた。 修道さんは、1951年5月24日生まれ。サンパウロ ...
続きを読む »《ブラジル》正規雇用者2年間で140万人増=景気後退で減った分の半分のみ
【既報関連】リセッション(景気後退期)終了後もブラジルの景気回復は思わしくなく、2018~19年の雇用純増は、2015~17年に失った正規雇用者数の半数にしか過ぎない事がわかった。 経済省の全就労・失業者台帳(Caged)によると、15~17年の正規雇用者総数は287万3千人減少した。
続きを読む »《ブラジル》主要海岸4割が海水浴に不適=フォーリャ紙の行った水質調査で発覚=下水処理設備の不備が課題
ブラジル、フォーリャ紙が行った、ブラジル国内663カ所の海岸の水質調査によると、全体の42%が「悪い」「とても悪い」に分類されることが分かった。21日付同紙が報じている。 調査対象となったのは、ブラジル環境省により、国内でも多くの観光客を集め、ホテルの総ベッド数が多く、観光業での雇用者数も多いと分類された31市にある663カ ...
続きを読む »サンパウロ市=ロジージオが休止に=来月の10日までの間
サンパウロ市における自動車の乗り入れ規制、ロジージオが23日から来月10日まで休止される。22日付現地紙が報じている。 ロジージオは自動車のナンバープレートの末尾番号によって、市中央部への乗り入れを制限するシステムで、クリスマスから年始にかけては、毎年、休止される。 だが、この期間中も、トラックをはじめとした重量車両に関し ...
続きを読む »県連日本祭り=大規模化で収益に繋がるのか?=今後のあり方巡り議論白熱=実行委員会と県人会に温度差
ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「12月度代表者会議」が今月12日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区の三重県人会の会館で行われた。今年の日本祭りの最終会計が報告され、黒字となったことが発表された。一方、今後の日本祭りの方向性について、実行委員会と各県人会会長らの意識に温度差があることが浮き彫りになった。 長崎県 ...
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カタールのドーハで21日に行われたサッカーのクラブW杯決勝、リヴァプール対フラメンゴは、延長戦にもつれこむ大熱戦の末、1―0でリヴァプールが優勝。フラメンゴの38年ぶり、ならびにブラジル勢、南米勢の7年ぶりの世界一はならなかった。試合そのものは互角だったが、延長戦前半にブラジル人選手フィルミーノにシュートを決められて沈んだ。ボ ...
続きを読む »60周年記念諸行事が着々と進行=援協12月度役員会で報告
サンパウロ日伯援護協会(与儀上原昭雄会長)は「定例役員会」を19日午前、サンパウロ市の援協本部ビルで行った。同協会創立60周年を記念した「日伯友好病院(HNB)の新病棟建設」と「自閉症児療育施設(PIPA)本部ビルの建設の定礎式」、また国際協力機構(JICA)の支援により行われた日本での福祉施設研修の報告があり、援協創立60周 ...
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