ホーム | サンパウロ 関連記事 (ページ 25)

サンパウロ 関連記事

特別寄稿=白い黄金を求めて=ブラジル綿花の歴史と日本人綿作者=櫻井章生(さくらいあきふ)=《2》

 以上の諸要因に加えブラジルに従来存在しなかった害虫ビクードの蔓延が北東伯の綿作の衰退の大きな要因となった。  ビクードと呼称される害虫の学名はAnthonomus grandis、英語でboll weevil(ボール・ウィービル)と呼ばれ、綿花の害虫で最大の被害を与えるゾウムシの一種で綿のボールの養分を吸い取る害虫で繁殖力は極 ...

続きを読む »

《リオ州》4月は3度目の人口減少月に=パンデミックで様相に変化

 新型コロナ感染症などによる死者の増加やパンデミックで妊娠を控える人達が出ている事などにより、リオ州では4月にパンデミック下で3度目となる人口減少が起きたと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。

続きを読む »

《ブラジル》大統領が自ら中国陰謀論 ウイルス兵器説を会見で 前外相、経済相らに続いて

 ボルソナロ大統領が5日に行った、コロナウイルスは中国の陰謀との論をほのめかすような物言いが、中国からの原材料輸入に頼っているワクチンのコロナバックの調達を遅らせるとの懸念を生んでいる。5、6日付現地紙、サイトが報じている。  ボルソナロ大統領の問題発言が行われたのは、5日の午前中の記者会見の席だった。大統領はここで、コロナウイ ...

続きを読む »

東西南北

 人気コメディアン、パウロ・グスターヴォのコロナ死は国民に強いショックを与えており、いまだに話題が絶えない。アゴラ紙などが報じたところによると、パウロは生前コロナ対策のために、判明しているだけで130万レアルの寄付を行っていたという。たとえば、昨年4月にバイア州の保健機関への50万レアル。この金は病床などの購入に使われたという。 ...

続きを読む »

特別寄稿=白い黄金を求めて=ブラジル綿花の歴史と日本人綿作者=櫻井章生(さくらいあきふ)=《1》

 はじめに  初期の日本人移住者はコーヒー園労働者としてはるばる日本よりやってきた。ところが期待していたような稼ぎは得られず、生活は楽にならない。  そこでいろいろ考えて何とか現金収入を得ることを考えたり、コーヒー農場の片隅に自家消費用の食糧を生産したりして、家計の足しにすることを考えた。  香山六郎伝に書かれているように、香山 ...

続きを読む »

県連総会=市川体制2年目、役員改変=日本祭りは協議を継続中

オンラインで総会に出席者した皆さん

 ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)は、3月25日18時から「3月度代表者会議」並びに「第55回定期総会」をオンラインアプリ「ZOOM」で行い、各県人会代表者や役員50人が参加、ポルトガル語を中心に開催され、日本祭りは会場運営会社と協議継続中であることに加え、県人会会長変更による役員改変が発表された。  市川会長は冒 ...

続きを読む »

【特別企画】多彩な活躍する水谷ペドロ氏=コロナ禍でも好調な砂糖産業=世界と繋がるカラオケ大会《3》

サンパウロ工業連盟(FIESP)での昼食会でボルソナロ大統領(左から)と水谷氏、パウロ・スカッフェ工業連盟会長(パウリスタカラオケ連盟のサイトより)

ボルソナロ大統領からも期待される水谷氏とは  今日、ブラジルのアグロビジネスの主要な柱であるスクロエネルジェチコ(砂糖エネルギー)部門の重鎮となった水谷ペドロ・イサム氏は、1959年にサンパウロ州リベイロン・プレットで生まれた。愛知県出身の父親は2歳、広島県出身の母親は4歳で渡伯。その息子は、大統領も出席する昼食会に招待されるほ ...

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ市シリオ・リバネス病院に入院し、癌闘病中のブルーノ・コーヴァス聖市市長は4日、胃の出血が止まった後に移った高度治療室から、SNSを通じてメッセージを発信した。同市長は「私には、あらゆる障害に打ち勝っていくとの確信がある」と宣言し、傍で見守る長男のトマス君(15)と固い握手を交わす写真を添えている。パウロ・グスターヴォ ...

続きを読む »

サンパウロ市メトロ=切符がQRコード式に変更=水濡れ、破損、期限切れに注意

QRコード式メトロ切符と改札のコード読み取り機

 サンパウロ州のメトロとCPTMは4月26日から、これまで販売していた磁気切符からQRコード式の切符に切り替えを行った。  新しい切符は、レシート用紙にQRコードが印刷されたもの。記載QRコードを、各改札機に設置された読み取り機にかざすと緑のランプが光り入場できる。  この新しい切符は、従来の切符と同じく価格は4・40レアルで各 ...

続きを読む »

《記者コラム》二人分の命の灯が消える時

アウグストさんの死とエロアーさんの両親の嘆きを報じる4日付G1サイトの記事の一部

 4日、サンタカタリーナ州の保育園襲撃事件やコメディアンのパウロ・グスターヴォの死が衆目を集めた。だが、コラム子には、「エロアーさんの両親が娘の心臓を受けた女性のコロナ感染症による死を嘆いた」との報道も気になった。  エロアーさんは15歳だった08年10月、サンパウロ市近郊サントアンドレー市で起きた元恋人による人質事件の犠牲者だ ...

続きを読む »