10月11日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十日】水不足で節水に入ろうとしている矢先に、サンパウロ市は毎月二百万リットルもの飲料水を中心街の道路洗浄に使用している。市場で使われている洗浄用水も飲料水である。一日に二回も洗われる地区もある。洗浄に使用される飲料水は、三千九百人分(一カ月間)に相当する。 十一月から、サンパ ...
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古き良きモノ愛用=ファンが支え続ける=見直されるフェルト帽
10月11日(土) 頭の形の寸法にぴったり合ったフェルト帽、ヨーロッパの一定の地域でしか針が製造されていないレコードプレーヤー、タイプライター。時代に忘れ去られたと思われがちのレトロ調の商品は、忠実なファンたちのおかげで、時を超えて現在でも愛用され続けている。専門家らは、「レトロは時代遅れだと断定することはできない。違う用途の ...
続きを読む »カステリーニョ 修築終わる=19世紀の西欧建築再現
10月11日(土) 数十年間にわたって放置状態だった貴重な建築物がこのほど、修築工事を終えて人々の前に現れた。サンパウロ市ブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りに20世紀初期に建設された元クラウジオ・デ・ソウザ医師宅、通称〃カステリーニョ(お城)〃である。 カステリーニョは1907年から11年の間に、イタリア人のGiusep ...
続きを読む »男性ボランティアが増加=判事、企業家も参加
10月11日(土) これまで、ボランティアになる人は女性という見方が強かったが、最近では男性のボランティアが増えている。 男性のボランティアの職業は、判事や弁護士、建築家、自由業者、企業家、従業員、年金生活者などさまざま。「ボランティアになるのは年金生活者と主婦」というイメージはもう古い。 小児身体障害者保護協会(AACD ...
続きを読む »映画への投資縮小=ペトロブラス 70件の企画半分に
10月11日(土) ブラジルの文化的イベントなどのメインスポンサーである石油配給公社ペトロブラス(以下、BR)は、カルドーゾ前政権時に投資すると約束していた70の映画企画への投資を、経費節約のため半分にする意向があるという。同社内部の報告書を入手したフォーリャ紙がこのほど、公表した。 BRは今年の予算のうち、3千860万レア ...
続きを読む »移民のふるさと巡り=3千キロの旅=4=ウエット・スーツ着て〝変身〟―ボニート、大自然楽しむ
10月11日(土) サンパウロから千二百キロ、パンタナルというとマット・グロッソ州のクイアバからポコネ、ポルト・ジョフレにかけてのトランス・パンタネイラやバロンデ・メルガッソのワニ、ツゥユユーが群れる地帯、南マット・グロッソ州のクイアバ河とパラグアイ河が合流して流れるコルンバ付近を想像するが、このセーラ・ダ・ボドケナ国立公園も ...
続きを読む »ブラジルを知る会「金融講座」
10月11日(土) ブラジルを知る会(清水裕美代表)主催の特別講座「女性のためのやさしい経済・金融講座」が十五日午前十時から、サンパウロ総領事館三階多目的ホール(パウリスタ通り八五四)で開かれる。講師はジャパンデスク社長の高山直巳氏。要申し込み。問い合わせは、(電話・11・3266・4716)並木さんまで。
続きを読む »橋本梧郎さん新著準備中=病のりこえ意気軒昂=90歳でますます元気=標本の整理進む研究所
10月11日(土) サンパウロ博物研究会(越村建治会長)の橋本梧郎さんは九十歳にして、ますます元気だ。日本から橋本さんを頼ってくる学者・研究者は後を経たず、年とともにますますその存在感を深めている。今年八月に前立腺の手術をして克服、昨年から新しい著作の出版準備も始めている。そんな橋本翁にここ数年の仕事ぶりを聞いてみた。 現在 ...
続きを読む »サロン文協が開幕=約170人詰めかけ賑わう
10月11日(土) 第三十二回サロン文協が九日夜開幕。延べ約百七十人が詰めかける賑わいをみせた。大金賞のフェホン氏をはじめ八人の各賞受賞者が表彰され、同氏には日本航空サンパウロ支店長より副賞の日本往復航空券が直接手渡された。 文協の吉岡黎明副会長、サンパウロ総領事館の佐藤宗一首席領事、国際交流基金サンパウロ日本文化センターの ...
続きを読む »国連人権査察、最終段階へ=司法府、一斉に反発=「主権の侵害」と不快感=政府は前向きに対応
10月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】刑務所職員による服役者拷問の実態調査を行った国連人権委アスマ・ジャハンジル弁務官は八日、ブラジル司法府への国連指導を提案した。同弁務官と対談したバストス法相は、司法制度が国民の希望するものでないことを認めた。コレイア最高裁長官は、ルーラ大統領の司法府に対する作為がなせる業 ...
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