10月9日(木) ペドロ・ファン・カバレェーロ市のアマンバイ日本人会館を出て、国境をまたぎドゥラードスへの道を引き返す。この辺りでもセンテーラ(土地なし農民)の旗印と、バラックともいえない掘っ建て小屋が道端に並んでいる。カステロ・ブランコ街道沿道でも見られたが、小屋に人影はあまり無く、本当に土地開放がこれらのセンテーラ農民を救 ...
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「海往かば」斉唱をー19日、靖国講春季慰霊祭
10月9日(木) サンパウロ靖国講(松原寿一講元)主催の第四十九回春季慰霊祭が十九日午前十時から(夏時間初日)、東洋会館(リベルダーデ通り三六五)で開かれる。 慰霊祭では日本神道、上妻博彦宮司が典儀を執り行う。祭文奉読・講本は松原講元。そのほか、桜花会が「海往かば」を斉唱、余興に吟詠、雅楽舞、軍歌などが予定されている。八日、 ...
続きを読む »歯科クリニカなど被害―モジ、強盗事件ひん発
10月9日(木) モジ・ダス・クルーゼス市高級住宅地、ヴィラ・オリヴェイラ区で一週間のうちに、歯科クリニカや弁護士事務所など計三ヵ所が立て続けに強盗に押し入られた。犯人は逃走、被害者らは警察に連絡するだけで、事件の公表を拒否。そのなか、サンパウロ歯科外科協会のモジ地区会長、クラウジオ・ミヤケ氏が犯罪対策運動を展開している。二日 ...
続きを読む »シャープが復活=輸入液晶TVで勝負
10月9日(木) 日本の家電メーカー、シャープが今年のクリスマス、ブラジル市場での五年の空白を経て、家電販売店に戻ってくる。ただし、店頭に並ぶのはブラジル製ではなく、プラズマ・パワー・テクノロジー社による輸入品。公告会社、F/Nazcaによるシャープ製品への宣伝費用は、四百万レアルにのぼる。七日付、エスタード・デ・サンパウロ紙 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
サンパウロ日本語スピーチコンテストが五日、開かれた。審査基準は内容、日本語表現力、音声表現力の三点で順に四・三・三の配分だった。 Bカテゴリー(能力試験三、四級)で、ジョゼ・ルイス・マリーニ・デ・パウラさん(一九)=モジグアスー市=が優勝した。 日本語環境のない非日系人は発音やイントネーションでどうしても不利になってしまう ...
続きを読む »8月の鉱工業生産急伸=経済活性化始まる=耐久財の伸びがけん引=生活必需品はまだ低迷
10月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】地理統計院(IBGE)は七日、八月の鉱工業生産が前月比一・五%増の伸びを見せ、生産販売ともに今年上半期の不況を脱したと発表した。内容は耐久財の〇・五%を筆頭に、回復の兆候を見せた。工業製品の販売は、基本金利の引き下げを受けて前月比二・八九%増と伸びた。消費は十月の初六日間 ...
続きを読む »大サンパウロ市圏ついに節水=住民30万人に影響=15日から交代制で実施
10月9日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】大サンパウロ市圏でとうとう節水が始まることになった。十五日から、アウト・コチーア地方複合貯水池が配水するコチーア市、イタペセリッカ・ダ・セーラ市、エンブー市、ヴァルジェン・グランデ・パウリスタ市、エンブー・グアスー市に影響が出る。同地域には約三十万人が住んでいる。節水対策は ...
続きを読む »濃縮ウランの製造開始=核燃料輸出も計画=14年までに完全自給へ=国威の発揚につなげる
10月8日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ロベルト・アマラル科学技術相は六日、ブラジルは二〇〇四年からウラン濃縮計画をスタートさせ、二〇一四年からは濃縮ウランの輸出も視野に入れていると発表した。政府の目標では二〇一〇年までに、アングラ・ドス・レイス原子力発電所の核燃料の六〇%を自給するとした。原子力利用を平和目的に ...
続きを読む »貧民街生活3人に1人 都市圏=改善のため投資増を=国連、世界のスラム街調査
10月8日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ブラジルの都市圏の住民三人のうち、一人はファヴェーラ(スラム街、貧民街)やコルチッソ(低所得層集合住宅)などの貧窮状態の中で生活しているという。この比率は、ラ米のボリビアやメキシコ、キューバ、エクアドルなどの国々と同率である。現在世界中のスラム街住民数は約十億人。国連は、ス ...
続きを読む »MSTへ政府資金=文盲撲滅基金の流用か
10月8日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】政府は農地占拠を抑制して地主連合の対決回避の合意を得る一方で、前政権で制定した農地占拠運動(MST)関係団体への資金交付を制限した暫定令を廃止した。 この交付金は農地改革組合(CONCRAB)と農業組合(ANCA)を通じてMSTの食事にあてがわれる資金であった。MSTは交 ...
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