9月17日(水) 二〇〇二年六月三十日、臣道連盟の指導者の一人、朝川甚三郎がサントス市内の病院で家族に看取られることなく、八十九歳の生涯を終えた。死後、親族の手で辛うじて、コンゴニャス墓地(サンパウロ市)に埋葬された。だが、今年、一周忌の法要を営もうと言い出す者は一人もおらず、めいめいが墓参を済ませることになった。戦後の混乱期 ...
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週末、蘭観賞しよう=展示会、恒例講習会も
9月17日(水) 「第六十九回蘭展」が、十九、二十、二十一日の午前九時から午後七時まで、ブラジル日本文化協会大サロンなどで開催される。主催は、サンパウロ・蘭協会(森本みどり会長)。展示会や即売会と共に、専門家を招いた講習会も開かれる。 講習会は、有料と無料のものに分かれている。無料講習会「蘭の栽培方法」は、三日間行われ午前十 ...
続きを読む »文協のすぐ近くで強盗=レストラン経営者=田中新八さん被弾=売上狙い二階窓から侵入=東洋人街の治安問題に課題
9月17日(水) 十五日午前二時ごろ、サンパウロ市リベルダーデ区サンジョアキン街四三〇のアパート二階にある田中新八さん(七〇、レストラン経営)宅を、強盗二人組が襲い、田中さんの左わき腹を拳銃で撃ち、そのまま何も取らずに逃走した。田中さんは近くのバンデイランテス病院へ運ばれ、現在も集中治療室に入院している。事件が起きた場所は、ブ ...
続きを読む »ブラジル初のシバザクラ=冬を越え色鮮やかな花
9月17日(水) ブラジルでのシバザクラの普及に手応えー―。ジャカレーのコチア農学校とサンパウロ市内で、試験的に栽培されているシバザクラが、このほど花を咲かせた。昨年十月に日本から持ち込まれた苗を管理していたブラジル東京農大会理事の沖眞一さんは「おそらくブラジルでは初めてだろう。ここでも育つことが分かった」と笑顔。赤や白、ピン ...
続きを読む »日伯交流新サイト登場=将来は日本語ページも
9月17日(水) 日伯交流を促進する新しいポ語サイトが十五日付、エスタード・デ・サンパウロ紙に紹介された。 文化やスポーツ、専門的分野での交流、さらに、旅行、勉学、ボランティア活動、新しい商業取引などで日本へ行きたい人のための情報が満載。また、時事問題なども取り上げられている。今週はトップニュースに日本で就労した日系デカセギ ...
続きを読む »官房長官、金融機関を非難=金利引き下げ要求=産業発展の使命果たせ=金利政策に協力を
9月17日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】ジルセウ官房長官は十五日、金融業者の会合で中央銀行が基本金利(SELIC)を引き下げたのに、銀行は非協力的だと非難した。銀行に対し国際化や企業合併、金融再強化計画(PROER)など、政府は多くの便宜を図ったが、銀行は消費の奨励や生産の促進のために貢献していないと述べた。ク ...
続きを読む »MST 母子、留置所で対面=両親の志引き継ぐと誓う
9月16日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】農地占拠運動(MST)リーダーのジョゼ・ライニャ容疑者の妻デオリンダ容疑者はピケロビ女子留置場に拘置され十四日、長男ジョアン・パウロちゃん(一〇)の訪問を受けた。(写真)記者の質問に答えてジョアンちゃんは、いばらの道だが両親の社会運動闘争を自分も引き継ぐと誓った。 貧し ...
続きを読む »親の介護は誰がする?=施設入所に苦渋の決断=愛情と気遣い大切
9月16日(火) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙】年老いた両親を家で世話するかしないかという問題は解決困難な問題だ。両親を病院や施設に入れることを一度も考えなかった息子・娘も介護が負担になればなるほど、それを考えざるをえなくなる。とにかく、欠かせないのは愛情に満ちた援助で、老人医学専門医は話すー「家族の役割は最も重要だ。高齢者 ...
続きを読む »大規模なアマゾン開発計画=3年間で1914億R$投資
9月16日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】各省庁の大臣、長官クラスの政府高官たちは〇四―〇七年多年度計画(PPA)の中の主要計画を秘密裏に議論してきたが、このたびエスタード紙はアマゾン地域主要開発計画一覧表を独占入手した。 同一覧表には道路、運河、水力発電所、ガスパイプライン、送電線の建設など、前政権時の開発計画「ア ...
続きを読む »絶滅インジオのDNA持つ=RS州=ガウーショを調査
9月16日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】ブラジルの州の中でもヨーロッパ人が多いリオ・グランデ・ド・スル州だが、遺伝子を調べると、アマゾン地域とほぼ同じ割合でインジオの遺伝子を持つ人がいることが確認された。 同州の研究者たちが南部地域の町、アレグレッテとバジェの住民各五十二人のDNA(ミトコンドリアDNA)を分析した ...
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