9月2日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】世界で十二億人が一日一ドル(約三レアル)で生活しているという。 失業者のゴメスさん(五八)は六十四個のアルミ缶を集め、二・三レアルを手にした。「一レアルすら手に入らない日もある」。独身のゴメスさんはサンパウロ市東部地区に家を持っていたが、失業のためにすべて売り払い、お金を使い果 ...
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「常に希望を持って」=農村青年セミナー=4州から若者が参加
9月2日(火) ブラジル農業拓殖協同組合中央会、JATAK共催の「第二回農村青年セミナー」が、八月二十九日午前九時から、サンパウロ市アクリマソン区のEZホテルで開かれた。 このセミナーは日系青年の将来の地域リーダーを育成することを目的としたもので、サンパウロ州各地方、パラナ、リオ、バイーア各州から十六人が参加した。開会には、 ...
続きを読む »シュラスコ RS州で誕生=焚き火で一日、肉塊焼く
8月30日(土) 大昔の人々は動物を狩り、肉を焚き火であぶって長持ちさせたというが、ブラジルのシュラスコ料理はリオ・グランデ・ド・スル州(RS)地方で始まったという説が最も受け入れられている。 同州には十七世紀、多数の牛が生息していた。と畜した後、肉を切断し、大きな塊を焚き火で丸一日焼いた。こうして有名なシュラスコ・ガウッシ ...
続きを読む »『婦人之友』100周年を記念=サンパウロ友の会が愛読者会
8月30日(土) 「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ」ーー。月刊誌、『婦人之友』が今年、創刊百周年を迎えた。同誌の愛読者でつくる「サンパウロ友の会」(砂古和子リーダー)はこれを記念し、九月十八日午後一時三十分から午後四時まで、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区マノエル・デ・パイヴァ通りの日本語普及センター講堂で愛読者会を開く。入 ...
続きを読む »58年12月着伯の八尋さんを探す
8月30日(土) サンパウロ在住の北崎可愛さん(電話5575・7287)が、八尋重信さんを探している。五八年十二月三十日、ぶらじる丸で渡航。力行会の単身移住者。消息が途絶える前の住所は、ミナス州パラカツ市ジェラルド・A・S・カンポス街四七七番だった。本人または知っている人は、北崎さんまで一報を。_
続きを読む »二重に日系農家調査?=各地農協で混乱招く=農拓協調査に横ヤリ=JICA委託で別団体も
8月30日(土) 農業拓殖協同組合中央会(原林平会長、以下農拓協)が昨年八月から、独自に進めていた日系農業者に関する実態調査。これとは別に、日系農家活動調査委員会(羽場久夫代表=グランデ・サンパウロ農業協同組合)が国際協力事業団(JICA)の委託を受け、同様の調査を行い、各地方での混乱を招いている。原会長は「(JICAは)農拓 ...
続きを読む »ロケット爆発事故=島袋氏、涙のサンパウロ市帰還=10年間家族で日本滞在
8月30日(土) [既報関連]ブラジル北東部マラニョン州アルカンタラ宇宙基地で二十二日、ロケット爆発事故が発生し二十一人の犠牲者を出した。このなかには、二人の日系技術者が含まれており、最後に身元が確認された島袋マサノブさん(享年四三)は二十八日午前九時すぎ、サンパウロ市モルンビー墓地に葬られた。二十九日付、エスタード・デ・サン ...
続きを読む »経済成長 連続して下降=近く緩やかな回復へ=中銀、景気後退を否定=産業界も〃台風〃一過と観測
8月30日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】地理統計院(IBGE)は二十八日、第2・四半期の国内総生産(GDP)がマイナス一・六%であったと発表した。原因は融資不足や高金利、所得低下とみられ、一九九八年第1・四半期以来の落ち込みとなった。政府は、農業分野と輸出部門が成長しているので全面的な不況ではないとしている。 ...
続きを読む »E・リバス病院スト入り=応診は急患のみ
8月30日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】熱帯病など腫瘍(しゅよう)専門のエミリオ・リバス病院は二十八日、財政難のため二十九日から急患のみを応対し、部分ストに入ると発表した。同病院は二千百万レアルの予算を請求し、州政府が六百万レアルのみを交付した。そのため一般診察の患者は、州政府の対処判明まで待機となった。 ...
続きを読む »04年度予算案編成=引き締め傾向を維持
8月30日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ルーラ政権が初めて編成した〇四年度予算案は引き締めを維持したものとなった。 「過去に見られたような水増し予算ではなく、現実的な予算となった」とマンテガ予算管理相は述べた。同予算案は二十九日に国会に送付される予定。 連邦政府による直接投資額は七十八億レアルで、〇三年度 ...
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