8月21日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ブラジル研究家の米国人トマス・スカイドモア氏(七一)が著書「ジェトゥリオ、カステロ、タンクレッド」を刊行した。同氏は同誌のなかで、ブラジルの司法官と官僚は国民の血税をむさぼり、国の発展を妨げる寄生虫だと呼んでいる。次は同氏との一問一答だ。 【PT政権の感触は】ブラジ ...
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変わる農業の概念=米国で大気圏観測会議
8月21日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】宇宙衛星の気象観測による農業のハイテク化を討論する大気圏観測会議がワシントンで開催されロベルト・ロドリゲス農相は二日、同会議に出席した。地球上の大気圏の動きを陸海の広範囲にわたって観測し、気象予測の確度を高め食糧の増産に役立てるというもの。 途上国の財政赤字低減のためにも ...
続きを読む »行徳氏誘拐事件振り返る=危機管理 甘かった=次は自分、教訓生かして
8月21日(木) 五十八日間の長期監禁から解放されたスザノ市の企業家、行徳マルシオ氏。片耳を切られ、衰弱しながらも生還した同氏の誘拐事件は、日系資産家や駐在員にとっても他人事ではない。昨年十一月、サンパウロ総領事館が主催した講演会「ブラジルにおける誘拐の実態と対策」で、講師を務めた危機管理のコンサルタント会社、コントロール・リ ...
続きを読む »柔道の功績 大きく=大使の推薦だった外務大臣表彰=30日先駆者弔い法要
8月21日(木) さきに外務大臣表彰を受けた全伯講道館柔道有段者会(土肥隆三会長)。その受賞に当たっては池田維ブラジル大使の強い推薦があったという。会の幹部である柳森優、岡野修平、石井千秋、関根隆範の各氏が来社、三十日に西本願寺で開かれる柔道先駆者追悼法要への呼びかけと合わせて表彰の理由を報告した。 パン・アメリカン大会でも ...
続きを読む »MNプロプリス新センター落成=モジ市が土地を無償提供
8月21日(木) MNプロポリスグループ・CETAL・S/C・Ltda(松田典仁社長)はモジ・ダス・クルーゼス市ヴィラ・インダストリアル区に新センターを建設、その落成式が二十日午前十時半から行なわれた。晴天の中、同式には二百五十人以上の参加者が集った。 日本で、同グループ製品の広告塔となっているむつごろうさん(畑正憲さん)の ...
続きを読む »邸宅でショパンの調べを=ドイツ在住江尻さんが公演
8月20日(水) ショパンの名手でドイツ・フランクフルト市在住のピアニスト、江尻南美さんが二十一と二十三日、サン・ジョゼ・ドス・カンポス市ボスケ・インペリアル二四〇のルシィ・ダンクアルチ邸でホーム・コンサートを開く。 江尻さんは一九七三年生まれ、東京都出身。第十四回ヴィアンナ・ダ・モッタ国際ピアノ・コンクルールで一席を獲得、 ...
続きを読む »コラム 樹海
サンパウロはいま日本食ブーム。確かに街を歩くと日本食の店が目につく。伯字紙(誌)によれば、シュラスコ店を凌駕しているそうだ。昔と違い焼き肉店に寿司コーナーが設けられる時世だ。焼き肉を食べ、寿司も食べたい客をねらう商魂に抜かりはない▼海外で日本伝統の料理をと高尚に構えても食材を調達するのは容易なことではあるまい。郷に入っては郷に ...
続きを読む »岐路に立つ農地改革=入植者の30%離農=周到な事前調査が必要=定着率高い先住者
8月20日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】フランシスコ・グラジアノ農地改革院元総裁は十八日、農地改革入植者の三〇%は農地を転売し定着しないことを明らかにした。サンパウロ州プレジデンテ・エピタシオ郡でサンパウロ州電力(CESP)が一九八三年、造成した開拓地でも十年間にわたり懇切丁寧に農事指導を行ったにもかかわらず、 ...
続きを読む »サンパウロ市の公共医療制度変更=まず市内科で診察を=SUS電話予約取りやめ
8月20日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】サンパウロ州保健局は十八日、サンパウロ市の公共健康保険『SUS』専門医の診療予約受付フリーダイヤル0800・556331番での受け付け制度を解除した。これからは、四百三十カ所あるサンパウロ市の公共健康保険『UBS』に行き、内科医の診察を受けないとSUSの専門医の診療を予約 ...
続きを読む »軍警派出所に銃乱射=PCC 商店に閉鎖命令 エンブー
8月20日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】犯罪組織PCC(首都第一コマンド)のメンバー、シウヴィオ・S・ルイス容疑者(二三、通称ビーニョ)が十六日、大サンパウロ市圏エンブー・ダス・アルテス市で軍警に射殺された。PCCはその報復として十七日、同市の軍警派出所を機関銃で撃ち、十八日には同容疑者が住んでいたジャルジン・ ...
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