「デカセギ」という言葉を共通に、日系人を狙う事件が多発している。 サンパウロ総領事館職員を名乗り、金を騙し取る詐欺と、モジ・ダス・クルーゼス市で発生する強盗殺人だ。 前者は、「事故で怪我をした出稼ぎ中の息子に送金する」と持ちかける手法。後者では、出稼ぎ中の子どもから送金された金を狙った上に、命までも奪う凶悪さ。 詐欺と強 ...
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「二足のわらじ」=一般職と芸術の両立目指す
4月25日(金) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙十七日】「二足のわらじ」をはく人たちのことが、ブラジルで話題になっている。医者、歯医者、ネイル・アーティスト(つめの美容師)などの専門技術職と、音楽関係などの芸術職との両立を目指す。 アルジールさんは精神科の診療所で仕事をしており、一九七〇年代から作曲の仕事も始めた。 芸術分 ...
続きを読む »北海道出身者への生活扶助負担金=北海道庁、送金打ち切る=故橘さんらが要請、実現=援協へ、続けられた20年余
4月25日(金) 北海道出身者の生活扶助に充ててほしいと、北海道庁がサンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)に毎年、十五万円の負担金を送っている。定款や内規規定などに支出の根拠となる金額の規定が無いとし、今年度をもって打ち切られることとなった。この事業は二十年以上も続けらており、関係者の動揺も小さくない。 相場真一北海道協会元 ...
続きを読む »ガロチーニョ元リオ州知事 保安長官に就任=治安で苦肉の策へ=組織犯罪に翻弄される州=政府介入も検討
4月25日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】リオデジャネイロ州のロジーニャ・マテウス知事は二十三日、同州の保安長官として夫のアンソニー・ガロチーニョ元知事を任命した。キンタル前長官はリオ市警リンス本部長との確執と益々悪化する犯罪組織の挑発行為の板挟みになって疲労気味であったようだ。いっぽうリオ州の治安を憂慮する大 ...
続きを読む »低いブラジル人生徒の学力=基礎ないまま進級=教育省「状況は深刻」と懸念
4月25日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】教育省は二十二日、ブラジルの初等学校(小中学)と中等学校(高校)の生徒の読解力と数学応用力のレベルが非常に低いという『教育クオリティー―生徒の学習到達度調査』の結果を発表した。ブアルケ教育相は発表前に、「深刻な状況にある。政府は改善を急がなくてはならない」と述べた。 ...
続きを読む »司法への介入に声援=組織犯罪対策に不可欠
4月25日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日[既報関連]】ルーラ大統領の司法府介入宣言に、立法府からも声援の大合唱が起きている。上下両院の全政党が大統領支持を表明し、特に組織犯罪に対する司法府の対処には外部の介入が必要であると認めている。 上院治安委員長のジェレサッチ上議は、大統領発言を正論とした。組織犯罪と麻薬 ...
続きを読む »基本金利据え置き=ドルは3,00レアルに下落
4月25日(金) 【時事、エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】ブラジル中央銀行は二十三日の通貨政策委員会(Copom)で、基本金利に当たるSelic(国債を担保とする銀行間取り引きにかかる利率)を年二六・五%に据え置くことを決めた。Selicの据え置きは二カ月連続。また、当面の金利スタンスは「中立」とした。中銀は通貨レアル下 ...
続きを読む »不渡り過去最高=原因は前年末の小売拡販
4月25日(金) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙二十三日】銀行業務集中サービス会社(Serasa)が二十二日に発表した報告によると、今年三月の不渡り小切手の割合が、銀行間で精算された小切手千枚につき一六・七枚となり、前年同月比で三・一%の上昇、三月の値としては調査が始まった九一年以来過去最高となった。 〇三年第1四半期の同割 ...
続きを読む »バス事故で7人死亡=リオ
4月25日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】二十二日午前五時ごろ、リオ州カンポス市カシェッタ区内の国道一〇一号線で観光バスが事故に遭い、二歳の女の子を含む七人が死亡、三十五人が負傷した。 1001バス会社のバスは二十一日午後八時十五分ごろ、四十八人の乗客を乗せてサンパウロ市から出発。リオ州北部の同市へ向かってい ...
続きを読む »東西南北
4月25日(金) サンパウロ州タバプアン市で二十一日午後三時、三歳の女の子がサソリの毒による水腫が原因で死亡した。女の子は同日十一時ごろ洗濯場で遊んでいた時にサソリに刺された。救急病院に運ばれ、抗サソリ毒血清を打たれたが足の激痛は鎮まらず、別の病院に移された。そこでも嘔吐、眠気、激しい頭痛が治まらず、死に至った。医師によると、 ...
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