空を飛ぶことを嫌った。『小さい秋見つけた』や『めだかの学校』の作曲で知られる故中田喜直さんだ。先月末、サンパウロ州交響楽団合唱団が、その女声合唱組曲『蝶』を移民九十五周年への讃歌として捧げたのは記憶に新しい。 第二次大戦で航空隊に志願した中田さんは戦後、二度と飛行機には乗るまいと誓ったという。サンパウロに住むピアノ奏者の白畑 ...
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ルーラ大統領=「全公約 実現できず」=一転して悲観的意見=「4年の任期では不十分」=経済情勢は楽観視
4月8日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、時事五日】ルーラ大統領は四日、パラー州ベレン市近郊、バルカレーナ市で「たった四年間では、我々が夢見てきた偉大な事業を実現できないことは確かだ。だが、今後幾つもの階を築けるような建物の土台が造られることは間違いない」と発言し、公に初めてルーラ政権が公約をすべて実現できない可能性を認 ...
続きを読む »官房長官野党訪問し感謝=次は年金改革へ=PT初戦勝利に自信得る=〃本丸〃向けて根回し
4月5日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】諸改革に先駆け連邦令百九十二条金融改革案の可決で自信を深めたジルセウ官房長官は三日、野党PFLとPSDBへ「PTが初めて結束したのもさることながら、野党の支持がものをいった」と協力を謝すため挨拶回りをした。ルーラ大統領も、幸先よしと第二弾に年金改革で闘志を燃やした。いっぽう野 ...
続きを読む »麻薬患者が実母撲殺=小遣い拒否されて=尊属殺人 4カ月で4件目
4月5日(土) 【アゴーラ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙四日】サンパウロ市南部モエーマ区アラタンス通りの住宅ビルで二日、コカイン乱用で錯乱したと思われる男が母親を撲殺する事件が発生した。これで麻薬中毒者の尊属殺害は、過去四カ月間で四件目となった。 犯人は失業者のマルコス・フォンセッカ容疑者(三八)。十八歳のころから麻薬中毒 ...
続きを読む »爆薬22トン、国道に放置サンパウロ州=3人組 牽引車だけ盗む
4月5日(土) 【フォーリャ紙、ジアーリオ・デ・サンパウロ紙四日】三人組の強盗が三日午前一時ごろ、サンパウロ州アラサリグアマ地方、カステロ・ブランコ街道五十六キロ地点のサービスエリアで、二十二トンの爆薬を積んだセミトレーラーを略奪した。犯人らは同日、ジアデーマ市、イミグランテス街道の路肩に爆薬を積んだトレーラーを放置し、トラッ ...
続きを読む »孤児受け入れ奨励=サンパウロ市 一人につき最賃援助
4月5日(土) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙二日】マルタ・スプリシサンパウロ市長は「修道院家族プログラム」を発足させる市条例を承認した。 同プログラムは実家族の所に戻れない子どもたちを、現在孤児たちの唯一の行き場である保護施設ではなく、「もう一つの家族」に引き取ってもらうことを促進する。受け入れ家族は二人までの子どもを十八 ...
続きを読む »「ドル 3レアル切る」と予想
4月5日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】フルラン産業開発相は三日、ドルが三レアル以下になる可能性があり、輸出部門で輝いていたランプは黄信号に変わり、輸入部門には希望の星が輝きを増すであろうと述べた。輸出関係者の会合で、政府がドル相場の最低値を支える考えがあるかとの質問に答えたもの。 同相は輸出振興の責任者で第一・ ...
続きを読む »反戦、反テロをキャンペーン=被爆者らの体験取材=サンパウロ市のテレビなど6社=「伝えるのは私たちの義務」=使命感に燃える森田さん
4月5日(土) イラク戦争の勃発で、被爆者や特攻隊の生き残りがブラジルのメディアに、引っ張りだこになっている。戦争体験を紹介することで、反戦、反テロを訴えるため。在ブラジル原爆被爆者協会(森田隆会長)は三月末から三日までにテレビ局、新聞社合わせて六社から取材を受けた。 「ピカッ、ドーン。一瞬、何が起きたか分かりませんでした」 ...
続きを読む »入居者より職員が多い=『あけぼのホーム』開所3年
4月5日(土) サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)の特別養護老人施設「あけぼのホーム」が開所三年となった。援協の施設のなかで、もっとも手のかかる人たちを世話しているところだ。入居者三十三人、職員三十九人(二〇〇二年末報告)にみるように、世話する人たちのほうが多い。援協は、さきに二〇〇二年度事業・決算報告、二〇〇三年度予算案 ...
続きを読む »西森秀夫さんの肉親を捜す
4月5日(土) 広島市内に在住する弁護士の足立修一さんが西森秀夫さんの肉親を捜している。西森さんの住所はサンパウロ市アクリマソン区ピーレス・デ・モッタ通り七五二番だった。既に亡くなっており、相続人が誰になるのかを調べている。問い合わせ電話番号=0(XX11)577・0323(森田)。
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