2月25日(火) 行政や民間の枠を超えて治安問題を考えようと、サンパウロ総領事館(赤阪清隆総領事)は二十一日、安全対策会議を開いた。ブラジル日本商工会議所やJICA、国際交流基金などの安全対策担当者らが参加し、最近の治安情勢やイスラム過激派によるテロ攻撃の可能性などについて話し合った。 冒頭の挨拶で、赤阪総領事は緊迫するイラ ...
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カルナヴァルと日系人(2)=見ると出るでは大違い=「日本人にサンバが分かるの?」
2月25日(火) ★審査員はつらいよ★ 「審査員をしている時は、トイレに行く時も誰かがついてこないとダメ。どっかで不正をするんじゃないかっていう配慮です。厳しいですよ、なかなか」。日系では数少ないパレードの審査員をする小川彰夫さん(会社経営、二世)はいう。 十種類の審査項目があり、十点満点で採点される。グルッポ・エスペシャ ...
続きを読む »進化続ける日本食=ロレンソ氏が料理講演
2月25日(火) 「もはや流行ではない」―。十六、七日の両日、国際交流基金サンパウロ日本文化センターでサンパウロの日本食事情について講演した料理評論家でジャーナリストのアルナルド・ロレンソさんはこう宣言。市民の間で「すしよりもピッツア」という時代は終わりを告げ、サンパウロっ子はフランスやイタリア料理の要素を取りいれながら、進化 ...
続きを読む »カルナヴァルにマンガ・アニメ祭り
2月25日(火) マンガやアニメの魅力を知ってもらおうと「カルナヴァル・ダ・アニマンガ」が三月一、二日、北海道協会で開かれる。両日ともに午前十時から午後八時まで。マンガ、アニメの販売、出版を行うアニマンガ社(永田翼社長)が企画した。 当日はアニメ音楽会、コスプレ(マンガやアニメの登場人物に扮する)、折り紙やマンガ教室などイベ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
出稼ぎは、日本の作家の持ち駒を増やした。 桐野夏生の『OUT』には、弁当工場で働く二世のカズオが出てくる。主人公に絡む重要な役所だ。馳星周の『漂流街』はデートクラブに勤務するマリオ(三世)を軸に話が展開する。 ミステリーや暗黒小説の分野にとりわけ活躍の場があるようだ。二重のアイデンティティを抱えつつ、社会の周辺に生きる。そ ...
続きを読む »リオ州不正海外送金 前知事も関与の疑い=前財務長官ら告発=州議会CPIで証言=前知事の地元を舞台に
2月22日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】前リオデジャネイロ州のカルロス・サッセ元財務長官とフェルナンド・ロッペス前財務長官の二人が二十日、スイス銀行への三千三百四十万ドルの不正送金事件を取り調べる州議会調査委員会(CPI)で、ガロチニョ前知事がシウヴェイリニャ容疑者の自宅電話番号を保持し、不正送金を黙認してい ...
続きを読む »再選狙うマルタサンパウロ市長=交通問題がカギに=ゴミ手数料は「説明不足」
2月22日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日、二十一日】サンパウロ市会計検査院(TCM)は、路線バス入札条件の内容の一部に違法的な要素がまだあるため、サンパウロ市に条件の見直しを促し、入札中止をするようアドバイスした。だがマルタ・スプリシーサンパウロ市長(PT=労働者党)はそのアドバイスを聞き流し、入札締切日を二十八 ...
続きを読む »ACMまた議員辞職?=電話盗聴計画、友人に漏らす=サンパウロ州
2月22日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】バイア州の違法盗聴事件でPFL執行部は二十日、関与疑惑が取り沙汰されるアントニオ・C・ギマランエス上議が、上院倫理委員会から説明を求められる前に、議員辞職に追い込まれないか憂慮していると報告した。 さきの投票システム事件で同上議は辞任を余儀なくされて二年もたっていない。 ...
続きを読む »ロイター支局長の娘誘拐=身代金4万R$支払い解放
2月22日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】今月十二日に誘拐された四歳と八歳、十歳の少女が二十日夜、九日ぶりに解放された。少女たちは緊張が解けず、お腹を空かせていたが、怪我はなく無事だった。少女たちはロイターブラジル支局長の娘。 誘拐は十二日午前、六時三十分、被害者の自宅近くの、サンパウロ市モルンビー地区ライムンド ...
続きを読む »医薬品 一部を価格統制解除=その他は平均8・63%値上げ
2月22日(土) 【ジアリオ・デ・サンパウロ紙二十一日】保健省は二十日、価格統制医薬品の部分解除として三千種のうち二百六十種一千三百医薬品の製品に対し統制撤廃を発表した。今回自由化された医薬品は医師の処方箋が不要のもので、製薬会社が五社もあり価格競争で廉価販売されているマーキュロクロム、アスピリン、ヨード、オキシフルなどの代替 ...
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