1月31日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】アレシャンドラさん(三三)と六人の子らは、サンパウロ市カンポス・エリゼウス区のパウリスタ電鉄構内の線路脇に建てられたスラム街モイーニョのバラックに住んでいる。危険と同居の生活だが、他に行く所がないという。 下の二人の子供は乳児で、上の子供が面倒を見ながら留守番をする。市 ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
実力者が解雇される時代
1月31日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】実力がありながら解雇される人が増えている。なぜ馘首になったのかと煩悶するが、理由は本人が考えていることとは全く異なることが多い。多くの場合、品格が実力よりも問題だ。 プロとして技量不足とか、下品とか、会社が経営不振で人員整理をするとかいうなら説明は簡単だが、品は上司の ...
続きを読む »ブラジル産大豆を輸入=中国仮品質証明書付条件で
1月31日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】ブラジル産大豆の遺伝子組み換えが波紋を呼ぶなか中国政府は二十七日、九月二十日まで仮品質証明書付きで輸入受け入れを認めると駐中国ブラジル大使館へ公式に通告してきた。 品質証明書は九月二十日が期限となっており、以後はブラジル産大豆が遺伝子を組み換え種か在来種かを明記する。そ ...
続きを読む »ルーラの「切り札」=具志堅長官の実像に迫る=ヴェージャ誌 最近の動向や経歴
1月31日(金) ルーラの切り札――。そんな大見出しで二十九日付ヴェージャ誌は、具志堅ルイス大統領府広報長官の最近の動向から経歴までを、三ページを割いて紹介している。写真説明には「具志堅は大統領を自由に批判できる唯一の大臣」とのゴシック字が躍る。なみいる大臣を押し分けて同誌が異例の扱いをしているのは、新政権の目玉政策《飢餓ゼロ ...
続きを読む »猫を尋ねて3000レアル=ミモちゃん奇跡の生還!=警察署で40人もらい泣き
1月31日(金) サンパウロ州東部カステロ・ブランコ街道百二十五キロ地点(タツイ市付近)で、五日から消息を絶っていた猫のミモちゃんが二十六日、現場から二キロほど離れたボイツーバ市で地元住民の手によって保護された。脱水症状を起こし、五キロの体重が三キロまで減っていたが、ほかに異状はなく、飼い主のナツミさんによれば、「もう三・五キ ...
続きを読む »男女力士が出場=スドエステ相撲大会
1月31日(金) 第二十五回スドエステ相撲大会が二月二日、ラッポーゾ・タヴァレス街道一六八キロのイタペチニンガ文化体育協会で開かれる。五歳から十九歳までの力士(男性・女性)が参加、二月十六日に予定されるサンパウロ州選手権への出場権を争う。 スドエステ相撲チームの大滝多喜夫部長と、技術コーチの坂下義弘さんが案内に来社。「大会は ...
続きを読む »総領事館『日本週間』戦後50周年を記念
1月31日(金) サンパウロ総領事館(赤阪清隆総領事)はブラジル人に日本文化を理解してもらおうと、「JAPAN WEEKS(日本週間)」を開催する。戦後移住五十周年を記念して、七月二十六日にサンパウロ州議会で実施される式典に合わせたもので、七月から八月にかけて様々な催しを検討している。 昨年は日韓共催のサッカーW杯を契機に、 ...
続きを読む »ルーラ大統領 IMF専務理事と会談=「老練な社会主義者」=経済政策称賛し支持を=シラク仏大統領と会議も
1月30日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】ルーラ大統領やパロッチ財務相とフランスで会談をした国際通貨基金(IMF)のケーラー専務理事は二十八日、大統領を〃老練の社会主義者〃と評した。米政府に正面からものが言える唯一の硬骨漢と賛辞を送り、ブラジルの経済政策を全面的に支援すると表明した。また大統領はシラク仏大統領と ...
続きを読む »ルーラ政府の評判上々=78%余が「期待する」=「雇用」「労働法」などで要望 世論調査
1月30日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】世論調査会社のセンスス社は二十八日、ルーラ大統領に好印象を持つ人が五六・六%、悪印象を持つ人の二・三%を大きく上回るとする新政権の初回調査結果を発表した。一七・七%は、どちらでもないと答え、二三・六%は回答を拒否した。 調査は十九日から二十三日にかけて、国内二十四州で ...
続きを読む »「飢餓ゼロ」計画始まる=一家族最高50レアル援助
1月30日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、ジアーリオ・デ・サンパウロ紙二十九日】飢餓ゼロ計画が、全国の貧しい都市で二月から始まる。最初に計画の対象となるのは九百五十七都市。ピアウイー州は同計画で最も援助を受ける州で、州内百九十五都市が計画対象として選ばれている。 ピアウイー州に次いで援助が大きい州は、ミナス・ジェライ ...
続きを読む »