1月7日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】連邦道路警察によると、十二月二十七日から一日までの年末休暇中に発生した国道交通事故で、百九人が死亡、一千二人が負傷した。死者数は昨年同期より二・八三%増加した。 全国で最も国道が多いミナス・ジェライス州では、死亡者数が最多の二十六人を記録。サンパウロ州では、国道で七人死亡。 ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
「ルイスさんは日本料理好き」=亡き母節子さんが作った
1月7日(火) 「私たちはルイジーニョって呼んでました」。サンパウロ市在住の具志堅嬉久(きく、八〇歳)さんは、このたび大統領府の次期広報局長官に任命された具志堅ルイスさんの父・昌永さんと同郷(沖縄県本部町字具志堅出身)であると共に、リンス生まれの母・節子さんの幼少時代の裁縫教師でもあった。 また、九二年から九七年の間、嬉久さ ...
続きを読む »100年祭にらむ年に=堅実なコロニア構築望む=約1000人が式典に参列
1月7日(火) 二〇〇三年度の新年祝賀会が一日午前十一時から、文協ビル記念講堂で開かれた。総領事館、文協、援協、県連、商議所五団体の共催で、約千人が新しい年明けを祝った。新年は「百年祭」へ向けての準備の年と位置付けられ、それが確認された。各界代表とも気負ったあいさつをする人はなく、地味ではあるが確かなスタートを切りたいというコ ...
続きを読む »江藤衆議大統領就任式に出席=日系社会とも交流=史料館を40分かけて見学
1月7日(火) 一日にブラジリアで開かれたルーラ新大統領の就任式に日本政府の特派大使として出席する江藤隆美衆議院議員が十二月二十九日、着聖。開拓先没者慰霊碑やリベルダーデ区内を訪問し、日系社会への理解を深めると共に各団体のトップらと交流した。江藤氏の来伯は四度目。 宮崎第二区選出の江藤氏は建設大臣や運輸大臣を歴任。現在は、江 ...
続きを読む »6千個のもちつき=大みそかにぎわう東洋人街
1月7日(火) もちつき祭りが三十一日午前九時半から、サンパウロ市リベルダーデ広場で開かれた。広場の周りには、『祭』と書かれた赤、白、黄、緑ののぼりが春風にはためき、コバルト色に晴れ上がった空にまぶしいほどだ。 池崎会長たちがもちをついたあと、六千個のもちが配られた。リベルダーデ広場に長い列ができ、紅白のもちが入った袋を持っ ...
続きを読む »女性対象に安全対策=総領事館が講習会
1月7日(火) サンパウロ総領事館(赤阪清隆総領事)は一月十七日、駐在員夫人ら女性を対象に安全対策講習会を実施する。総領事館三階ホールを会場に、午後二時から約一時間半を予定している。 赤阪総領事などの挨拶の後、誘拐や強盗被害が多発するサンパウロ市内の治安情勢について説明がある。さらに日ごろの心構えと安全に向けた様々な対策を講 ...
続きを読む »コラム 樹海
沖縄県は宮古島の西方に尖閣諸島という日本固有の領土がある。魚釣島や北小島など四島からからなる島嶼で明治の末には日本から二百五十人ほどが移住し漁業やアホウドリの羽毛採集に従う平穏な村であった。この島々が俄に脚光を浴びるのは一九七〇年代になってからである。国連の調査で同諸島の海底には有力な油田があるらしいの見解が発表されると中国や ...
続きを読む »ルーラ新政権が始動=変革への決意強調=省庁予算見直しを要求=就任式には各国元首ら
1月7日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】ルイス・イナッシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ新大統領が一日、連邦議会で宣誓を行い正式に就任した。また「変革が新政権のキーワード」と宣言し、貧困問題を初めブラジルを理想国家に変える時が到来したことを強調した。大統領は三日、初閣議を招集し、三十日間に今年度省庁予算の見直しを命じ、一カ ...
続きを読む »前大統領は〃パリの休日〃へ=新政権のお手並拝見=衝動的な大統領選出に危惧
1月7日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】二期八年にわたる政権をルーラ新大統領に引き渡したカルドーゾ前大統領夫妻は一日、就任式終了直後、空軍機でクンビッカ空港へ飛び待機中のTAM航空でパリ向け休暇の旅に就いた。 大統領の紋章引き渡しの際、ルーラ新大統領が就任挨拶で「経済発展のかわりに不景気、失業、飢餓をもたらした政 ...
続きを読む »どしゃ降りの年明け=南東、南伯各地で死亡者も
1月7日(火) 【アゴーラ紙三、四、五日、エスタード・デ・サンパウロ紙三日】南伯、南東伯各地で、新年早々大雨被害が発生し、死亡者が三人出ている。 サンタ・カタリーナ州グアルーヴァ市で一日午後、セーラ・ド・マール(海岸山脈)のクリスタ山内トレス・バーラス川沿いでキャンプしていた夫婦と三歳の息子が、大雨による川の氾濫に巻き込まれ ...
続きを読む »