2003年1月1日(水) 一九三六年、サンパウロ州バストス市生れ。一九五九年、サンパウロ大学法学部卒業、弁護士資格取得。六二年、日系人として初めてサンパウロ州判事に就き、控訴裁判事などを経て八一年、サンパウロ州高等裁判事に就任。八六年に退官するが、弁護士活動のかたわら二十数年にわたるサンパウロ大法学部教授を続けている。六六歳。 ...
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大統領の黒子 具志堅ルイス氏〔大統領府広報局長官〕=父が語る知られざる生い立ち
2003年1月1日(水) 「特に変ったところのない普通の子ですよ!」。日系社会史上初めて大臣を選ぶ側に回った日系政治家の父親はいう。まるではるか先まで進んでしまった息子を、等身大に引きもどそうとするかのように。具志堅ルイスさんの父・昌永さん(八二、沖縄県本部町字具志堅出身=写真左)は、マスコミに顔を出すことが本意でないことを前 ...
続きを読む »移民100周年記念基金を=文化・学術振興図れ=日伯友好の絆強固に=提唱者・脇坂勝則
2003年1月1日(水) 二〇〇八年のブラジル日本移民百周年が五年先となった。日系社会にとっては大きな節目である。 一九〇八年の第一回移民ブラジル渡航以来、この地に渡った日本移民は第二次世界大戦を間にして約二十五万人を数えた。その子孫の日系人口は約百四十万人と推定されている。 この九十五年間に日本移民およびその子孫はブラジ ...
続きを読む »健やか長寿謳歌しよう=森口医博が健康指南=サンパウロ市講演会の要旨紹介=
2003年1月1日(水) 森口幸雄リオ・グランデ・ド・スル州カトリック大学老年医学研究所長(同大学院教授)が十月、『すこやか長寿の秘訣─在ブラジル日本人の健康のためにー』をニッケイ新聞社から上梓した。これを記念した講演会と出版記念会が十七日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビルで開かれた。本紙とサンパウロ日伯援護協会(和井武一 ...
続きを読む »「100年祭」祝う形検討を=在ブラジル日本国特命全権大使 池田維
2003年1月1日(水) 新年明けましておめでとうございます。読者の皆様はどのようなお正月をお迎えになったでしょうか。 日伯関係を考える上で、人的要素は最も重要な要素です。私の今までの外交官人生の中では、アジア諸国での勤務が長かったのですが、日本とアジアの一部の国との間では「近くて遠い国」と言われるように、地理的には近いもの ...
続きを読む »日系社会の活性化を=在サンパウロ総領事 赤阪清隆
2003年1月1日(水) 新年明けましておめでとうございます。 新しい大統領が誕生し意気衝天の勢いのブラジルで新年を迎えられることを大変嬉しく思います。 一昨年十一月の着任以来、「開かれた、役に立つ総領事館」を心掛けて、様々な機会を捉えて日系社会の皆様とお会いし、多岐に亘る分野で御活躍されている皆様の御姿を拝見して参りまし ...
続きを読む »明るい社会に向けて=サンパウロ日伯援護協会会長 和井武一
2003年1月1日(水) 新年明けましておめでとうございます。 二〇〇三年の新春を迎えまして、皆様のご健勝を心からお祝いもうしあげます。 旧年中例年同様、多くの方々から温かいご支援を頂き、お陰さまで医療、福祉の両面で充分に活動し、援助を必要とする人達に手を差しのべることができました。援助を受けられた方々と共に、ここに改めて深 ...
続きを読む »県連と日系社会=ブラジル日本都道府県人会会長 中沢宏一
2003年1月1日(水) 新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 多々ある県連の行事の中から主な活動と計画を述べ、年頭の言葉と致したいと思います。 ブラジルの日系社会は各々の組織の独自性を活かしながら、他組織との交流、連携を計り時代に即した形を構築する時代と思います。世界的なグローバリゼー ...
続きを読む »馬の話=ニッケイ俳壇選者=星野瞳
日本海外移住家族連合会が、サンパウロ県連を窓口として、移住して五十年以上になり、一度も訪日しなかった者達を募集して訪日させる、その第二十一次訪問団二十五名の団長として先年、訪日した。 その第一日に、外務大臣表敬訪問があり、外務領事移住部長主催の歓迎会に全員出席した。宇野宗佑外務大臣は旅行中で、黒河内久美領事移住部長が代行された ...
続きを読む »寄稿特集 移民100周年どう迎える
各界から広く意見-学園構想やコロニア再建論も 二〇〇八年のブラジル日本移民百周年を六年後に控え、何を思い考えるかコロニアから意見を募った。今回は各界代表だけではなく、比較的若い人を中心に日系人を含む一般からも広く作文を集めてみた。百年祭をブラジルの国家事業として実施すべきという意見から、日系社会の再建論、そのためのリーダー養成 ...
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