トメアスーで行われたアマゾン日本人移住90周年式典には、パラー州各地からもお祝いに駆けつけた。 「彼女は第1回移民の娘なんだ」。故郷巡り一行の隣りに座っていた現地参加組の夫婦に話しかけると、ベネジット・サルマンさんが妻の市原トシ子レジーナさんのことを、第1回移民の市原津南三(つなぞう)さんとしもさんの娘だと紹介してくれた。 ...
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ガンの治療に新たな道
末期リンパ腫で痛み止めのモルヒネを毎日、上限量まで使い、体重が激減して、自分では歩けなかった患者がある日、痛みが消え、歩けるようになった▼先週からこんな風に話題となっているのは、サンパウロ州リベイロン・プレットのサンパウロ総合大学血液センターでラ米初のCAR―T細胞療法を受けた、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市に住む公務 ...
続きを読む »《ブラジル》LGBTに保守系解釈?=大統領三男提唱後、パロディ相次ぐ
12日、ボルソナロ大統領三男のエドゥアルド下院議員が、同性愛者全般を指す英語イニシャルの略称「LGBT」に保守系の新解釈を提示し、物議をかもした。 これはエドゥアルド氏のツイッターで公表された写真に端を発している。この日、エドゥアルド氏は、サンパウロで行なわれた会合「CPAC」(保守政治活動協議会)に出席し、その舞台裏で、黒 ...
続きを読む »東西南北
15日のPSL党首ルシアノ・ビヴァール氏への連警による家宅捜査は、同氏とボルソナロ大統領の仲を決定的に引き裂く原因になりかねない。一部情報によると、大統領長男のフラヴィオ上議、三男のエドゥアルド下議がボルソナロ氏のPSL残留に向けて工作をはじめているなどの報道もあった矢先。政治家にとって警察の捜査を受けることは、大きな屈辱と映 ...
続きを読む »県連代表者会議=日本祭りがようやく黒字収支に=料理学校にボランティア要請
ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「9月度代表者会議」が先月26日、文協ビル内の県連会議室で行われた。谷口ジョゼー眞一郎実行委員長から、日本祭り収支がようやく黒字になったと報告があり、来年の日本祭りにおける新しい試みも発表された。また、埼玉県人会の吉田章則会長により、県連サイトのリニューアル状況が説明された。 ...
続きを読む »県連故郷巡りアマゾン=90周年に沸く「緑の天国」=(7)=51年目の再会果たす同船者
13日午前2時半、部屋の電話が鳴った。この日は午前3時に朝食、午前4時にベレンのホテルを出発し、午前10時からトメアスーで行われるアマゾン日本人移住90周年に参加する予定だ。 当初はトメアスーで1泊する話もあったが、これだけの大人数だと宿を取るのも一苦労。故郷巡りの下見に行った山田康夫団長が「参加者の泊まる宿もバラバラで、バ ...
続きを読む »東西南北
13日に行われたイルマン・ドゥウセの列聖式は、彼女が生前から有名人で国民にもなじみのあったことや、「ブラジル人最初の女性聖人」「歴史上、世界で3番目に早い聖人化」など話題性も大きかったことから大きく報じられた。ただ、宗教の宗派が違うと扱い方も異なるもので、福音派のウニベルサル教会のエジル・マセド大司教が会長を務めているレコルデ ...
続きを読む »多和田葉子が対談「日本語は重要」=「雪の練習生」翻訳本を出版
国際交流基金サンパウロ日本文化センター、トダヴィア出版が主催して10日晩、サンパウロ文化センターで多和田葉子(59、ドイツ・ベルリン在住)のポルトガル語版「雪の練習生」出版記念の公開対談が行われ、半分以上が非日系人を占める約30人が聞き入った(5面「樹海」に関連コラム)。 多和田葉子は1960年、東京生まれ。村上春樹と並ぶノ ...
続きを読む »PIPA=児童が太鼓や一輪車を披露=コリンチャンスで発表会、19日
サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は、自閉症児療育施設PIPA(井上健治運営委員長、佐藤リカルド施設長)で療育を受ける児童らによる「第15回発表会」を、10月19日午前10時からスポーツ・クラブ・コリンチャンス・パウリスタ(R. São Jorge, 777 – Vila Moreira)で開催する。 施設へ ...
続きを読む »大耳小耳
ブラジル生活必携の書『楽々サンパウロ』の最新刊(19―20年版、コジロー出版、228ページ、110レアル)が発売された。サンパウロ市のフェイラ、レストラン、観光情報から、医療や住居など生活インフラに関するものまでに役立つ情報が満載。サンパウロ市の日系書店などで販売中。郵送での購入希望や問い合わせはコジロー出版(電話=11・32 ...
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