「35年間は飛ぶように過ぎ去った」――ブラジル漫画家協会(Abrademi)の35周年式典が17日午後、サンパウロ市の三重県人会館で行なわれ、3度目の会長を務めている最中の佐藤フランシスコ紀行さんは感慨深げにそう挨拶し、約70人と共に節目を祝った。ブラジルを代表する有名漫画家マウリシオ・デ・ソウザが祝辞をのべるメッセージ動画が ...
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JICA=「日本の職人魂に驚嘆!」=食関連日系経営者が訪日研修=長崎、福岡の地場企業を視察
ビジネス交流を目的に、中南米で食品分野に携わる日系人経営者ら12人を招聘する訪日研修事業が1月に行なわれた。その報告会がJICA在サンパウロ事務所でこの7日にあり、ブラジルから参加した3人が報告し、高品質な食品を生み出す日本の職人気質を絶賛した。 今研修は1月21日から31日まで、長崎、福岡を中心に実施された。伝統を受継ぐ酒 ...
続きを読む »手塚治虫の思い出を胸に=サファイア直筆サインは宝物
「手塚治虫と握手したら、とても柔らかい、温かい手でした」―手塚治虫が1984年9月に来伯した際、サンパウロ美術館(MASP)で特別イベントが開催された。15歳だった管波梨枝エリザさんは、“漫画の神様 ”を一目見るためにわざわざ、280キロ離れたアララクアラから参加した。 「母は12歳で移住したんですが、その頃からの『リボンの ...
続きを読む »州立校での銃乱射事件から1週間を経て
サンパウロ大都市圏スザノ市で起きた州立校銃乱射事件から1週間が経ち、20日には初七日のミサも行われた▼17歳と25歳の元在校生が、彼らも含めて10人の死者と11人の負傷者を出した事件だ。その後は、葬儀の様子や授業再開に向けた準備などの報道と共に、約1年半かけた準備段階に関与した別の元在校生が校内での銃乱射計画を匂わせる発言をし ...
続きを読む »《ブラジル・スザノ学校襲撃事件続報》=共犯容疑の少年、2度目の出頭=傍受メールに関与の証拠=学校では生徒が登校を再開
【既報関連】サンパウロ大都市圏スザノ市の州立ラウル・ブラジル校で13日に発生した襲撃事件から6日後の19日、犯行後に死亡した実行犯2人と共犯だった疑いのある17歳の少年が2度目の身柄拘束となったと、20日付現地各紙・サイトが報じた。 事件では犯人2人、生徒5人を含む10人が死亡した。 少年は、15日に警察に伴われて少年裁判 ...
続きを読む »GMがサンパウロ州2工場の閉鎖計画撤廃=20~24年に100億レを投資
ジェネラル・モーターズ(GM)ラテンアメリカ法人のカルロス・ザルレンガ社長が19日、2020~24年に100億レアルの投資を行うとの意向を表明したと19、20日付ブラジル国内紙、サイトが報じた。
続きを読む »東西南北
19日のホワイトハウスでのブラジル/米国の首脳会談では、トランプ、ボルソナロの両大統領に加え、ボルソナロ氏の三男エドゥアルド氏の存在が注目された。エドゥアルド氏は今回の訪米に参加していたが、自身の子息と親交があるということから、トランプ氏が会談の部屋に誘ったため、会談中もその場に居合わせることになった。だが、こうした会見の場に ...
続きを読む »人文研調査=全伯で日本祭り88、盆踊り138=「会館拠点に日本精神発信」=地域社会で親日感情を醸成
【既報関連】「日系社会が消滅するという言説があるが、日本精神の灯は守られている。世界もブラジルも変容する中で日系社会も変化し続けるが、決して消滅することはないと信ずる」――サンパウロ人文科学研究所が実施した「日系社会実態調査」の第二回報告会(ポ語のみ)が14日に県連会議室で催され、宇都宮スエリさんはこう総括した。全伯で「日本祭 ...
続きを読む »帰朝の沼田領事「毎日が新鮮」=畑中氏「ここに来れて嬉しい」
在聖総領事館の戸籍・国籍・証明班の沼田真一領事(41、茨城県)が20日に帰朝するに当たり、新任の畑中恭祐(きょうすけ)副領事(37、北海道)とともに19日に挨拶のため来社した。 沼田さんは「この3年間は、とても新鮮で面白い仕事をさせてもらった」と感謝する。法務省からの出向、もともと本省でも戸籍に関する特殊な案件を担当していた ...
続きを読む »ブラジル株=史上初の10万ポイント突破=実体経済との乖離に疑問の声=国外投資資金の流入が鍵
サンパウロ市株式市場指数(Ibovespa)は18日、先週末の終値から0・86%アップの9万9993・92ポイントで取引を終え、史上最高記録を更新した。また、取引の真最中の午後2時50分頃には、一時的に10万ポイントのラインを突破し、1万35・36ポイントを記録したと、19日付現地各紙が報じた。
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