肝心の社会保障制度改革はまだ委員会審議さえ始まっていないが、ボルソナロ政権が発足直後に行った“仕事”に、銃規制緩和のための大統領令がある。1月15日に署名された同大統領令により、一般市民が銃を所持するための条件がどのように変化したのか、10日付現地紙が報じている。
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サンパウロ大都市圏=各地で豪雨の被害相次ぐ=少なくとも11人が死亡
サンパウロ大都市圏は10日夜から11日未明にかけて激しい雨に見舞われ、11日昼過ぎまでの死者の数は11人となった。 11日現地紙サイトなどによると、雨の影響が特にひどかったのは、イピランガやヴィラ・プルデンテ、ABC地区などで、洪水や倒木、家屋倒壊などによる消防への通報は、10日夜だけで約300件、11日も朝6時までに約60 ...
続きを読む »東西南北
「ブラジルはカーニバルが終わらないと年がはじまらない」とは、昔からよく言われているが、今年のサンパウロ州議会は、15日にようやくスタートする。今年からはじまる同州議会では、ジョアン・ドリア州知事の民主社会党(PSDB)が19人から8人へと大きく議席を落とし、ボルソナロ大統領の社会自由党(PSL)が15人で第一党になるなど、大き ...
続きを読む »沖縄県人会=南米事務所開設を県に要請=関係緊密化、経済交流促進に=新会長は上原氏、初の三世会長
ブラジル沖縄県人会の第82回総会と、ブラジル沖縄文化センターの第47回総会が2月24日午前10時から、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会本部で開催され、南麻州のカンポ・グランデ支部からも駆けつけ約120人が参加した。議題には、沖縄南米連絡事務所の開設要請や育英資金制度の廃止、新執行部の紹介等が行われた。新執行部は2期4年を務 ...
続きを読む »《サッカーブラジル代表》負傷のヴィニシウスに代わり、ダヴィド・ネレス初召集
ブラジルサッカー連盟は7日、5日に行なわれた欧州チャンピオンズ・リーグの試合で負傷したヴィニシウス・ジュニオル(18)の代替として、オランダの名門クラブ、アヤックス所属のフォワード、ダヴィド・ネレス(22)の初召集を発表した。 1997年生まれのネレスはサンパウロFCや、U20ブラジル代表のフォワードとして頭角を現しは ...
続きを読む »《サンパウロ州》カーニバル中の殺人事件減少=昨年同期より47%余りも
サンパウロ州市警と軍警が6日、今年はカーニバルの期間中の殺人事件や窃盗事件が減ったと発表した。 1日(金)の0時から5日(火)の23時59分までの統計をみると、殺人事件は、63件が33件に47・6%減少。窃盗事件も、3152件が2996件にと、4・9%減少した。 また、銀行強盗は2件が1件に、車の盗難も、752件が586件 ...
続きを読む »《ブラジル雇用情勢》南部、南東部でも非正規増大=北部、北東部は高止まり=南北格差の傾向、依然強く
ブラジル国内全27州政府(便宜上、首都ブラジリアのある連邦直轄区(DF)も州扱いとする)中、サンパウロ州、リオ州、DFなどの8州は、「2016年から2018年までの非正規雇用増加率」が全国平均の1・8%を上回ったと、8日付フォーリャ(F)紙が報じた。 非正規雇用増加率トップは、4・7%だったエスピリトサント州で、以下、サンパ ...
続きを読む »国際女性デー=暴力反対や平等求めるデモ=ブラジルは女性殺人増加の傾向
国際女性デーの8日は世界各国で、女性に対する暴力や、性差故の不平等に反対する抗議集会やデモが行われた。 ブラジルでは、女性への暴力は家庭内暴力や女性殺人といった形で集計されているが、家庭内暴力の場合は被害者の52%が被害届を出さないなど、実態把握が困難だ。 それでも、7、8日付ブラジル国内紙サイトは、女性故に殺された女性殺 ...
続きを読む »サンパウロ市=元軍警が4発の銃弾受け死亡=過去の事件に絡む粛清か
7日午前、サンパウロ市市役所とSPトランスのマーク入りのシールを貼った車で走行中の元軍警が銃弾4発を浴びて死亡する事件が起きた。7日付現地紙が報じている。 亡くなったのはジウソン・テラ氏で、7日午前11時20分頃、サンパウロ市東部サンマテウスを市役所のシールを貼った車で走行中に黒い車とバイクに乗って接近した犯罪者から計4発の ...
続きを読む »《ブラジル》社会保障制度改革に不安感=今年最高のドル高水準に
世界経済の停滞懸念と、国内の社会保障制度改革進展への不安感が重なり、7日の為替相場は1ドル=3・886レアルで取引を終え、今年最高のドル高水準になったと、8日付現地各紙が報じた。同日の株式相場は前日比0・13%高の、9万4340・17ポイントだった。 ボルソナロ政権は、市場から早期の社会保障制度改革実現を半ば義務付けられてい ...
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