破竹の勢い 1946年1月、バンデイランテ産組の理事会は、バストスに出張所を開くことを決定、所長に水間久を指名した。水間は固辞したが、専務の原田は辞令を送付した。すると水間は上聖、理事会で、存亡の危機にあるバストスの経済情勢をつぶさに説明、こう申し入れた。 「この辞令では活動できかねる。バストス出張所に関する一切の権限を与え ...
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カーニバルで踏んだり蹴ったりのボルソナロ
ブラジルにおけるカーニバルのデスフィーレ(パレード)は、伝統的に社会風刺の場でもある▼これはカーニバルというものの成り立ち上、どうしてもそうなってしまうものだ。元々、カーニバルは黒人起源の祭り。社会的弱者でもある、彼らの見方が優先されるのは自然な流れだ。また一方、デスフィーレを見る側にしてみても、日常の憂さを晴らすような痛快な ...
続きを読む »リオのカーニバル=奴隷解放130周年祝うパレードも=マリエーレへの追悼相次ぐ=サンパウロ市はマンシャが初優勝
リオのサプカイのサンボードロモでは3日と4日(5日早朝まで)の2夜連続で、スペシャル・グループのエスコーラ・デ・サンバによるカーニバルのデスフィーレ(パレード)が行われた。そのハイライトを4~5日付現地紙が報じている。 4日付G1サイトは、初日に優秀だったエスコーラとして、ヴィラドウロ、サウゲイロ、そして昨年優勝のベイジャ・ ...
続きを読む »《ブラジル・州財政》3年間で半数超が悪化=年金支払いが大きなネックに
2016年にブラジル連邦政府は、各州政府(便宜上、首都ブラジリアがある連邦直轄区も州扱いとする。以下同)を対象に、負債の取立て猶予策を講じたが、全27州中14の州政府が、2015年末から18年末にかけて財政状況が悪化したと、6日付現地紙が報じた。 州政府の財政状況改善の目的で16年に取られた策は、「2年に及ぶ取立て免除」「分 ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ元大統領=7歳の孫の葬儀に参列=髄膜炎で急死のアルトゥールちゃん
収賄容疑などの罪でパラナ州連邦警察で受刑中のルーラ元大統領が2日、サンパウロ大都市圏のサンベルナルド・ド・カンポ市で行われた孫の葬儀に参列した。2日付現地サイト、3日付現地紙が報じている。 ルーラ氏の孫で、7歳だったアルトゥールちゃんは、1日に髄膜炎で息を引き取った。 1月に実兄のヴァヴァー氏が亡くなった際は、司法判断が遅 ...
続きを読む »東西南北
熱狂のうちに終わったカーニバル。今、カーニバルに関する話題を、ボルソナロ大統領が6日に自身のツイッターにあげた動画が独占している。大統領はブロッコで立小便している人たちの姿を見せ、「これが今のカーニバルの現状だ。なんとかしないと」とフォロワーに問いかけたが、これが大不評。「仮にも一国の大統領ともあろう人がこんな下品なものを」と ...
続きを読む »サンパウロ市カーニバル=駐在員や日系ダンサー続々=サンバ教室やツアー団体参加も
今月1、2両日に行われたエスペシャル・グループによるサンパウロ市のカーニバル。今年も、日本から参加するサンバ愛好家、「X―9パウリスターナ」に約50人の生徒と共に参加したサンバ講師の葛西ジョエさんや、「アカデミコス・ド・ツクルビー」に出場したトレンディツーリズモ(関根いつ子社長)のツアー参加者20人など、多くの駐在員や日系人が ...
続きを読む »JICA斉藤所長が帰朝=後任は在聖出張所の佐藤次長
JICAブラジル事務所の斉藤顕生所長が退任し、JICA聖出張所の次長の佐藤洋史氏が1日から後任に就いた。 斉藤さんは約2年間のブラジル駐在を終えるにあたり、「長年にわたり先輩が築いた政府や日系人の絆を感じた」という。今回は二度目で、前回は東京銀行(現・三菱UFJ銀行)の駐在員だった。 斉藤さんは、JICAの事業領域の拡大に ...
続きを読む »サンパウロ・カーニバル特別写真グラフ=リオに負けじと華やかに行進!=例年通り日本人、日系人多数参加
3月1日(金)と2日(土)はサンパウロ市のサンボードロモで今年も盛大にカーニバルが行なわれ、スペシャル・グループの14チームが堂々と行進した。今年もあちこちに日本人駐在員や日系人の姿が見られ、サンパ・ノ・ペを元気よく披露していた。
続きを読む »惨事や人ごみを悪用する輩達
サンパウロ市やリオ市でのスペシャルグループのサンバパレードは終わっても、ブロッコと呼ばれる集団による路上でのパレードはまだまだ続く▼「灰の水曜日」の6日にサルバドールで「アラスタン」と聞いた時、一瞬、根こそぎ強盗発生かと思ってしまったのは、ブロッコに参加した人達が軒並み携帯電話などを盗まれたとの報道に触れていたせいだ。実際には ...
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