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サンパウロ 関連記事

東西南北

 ペルナンブッコ州オリンダのカーニバルは、全国のカーニバルの中でも際立って大きな人形の行進で有名だが、今年は、その人形の中に物議を醸しそうなものがある。それはボルソナロ大統領のものだ。人形は「その時々を象徴する人物」が選ばれる傾向があり、新任大統領は本来なら妥当な選択肢のはずだが、問題は選挙時に拒絶率が高かったこと。とりわけ、ペ ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(21)

ブラタク製糸バストス工場

遂に一社だけに…  1983年、この国の生糸の生産はブラタク製糸が52%を占め、日系進出組が47%、非日系1%となっていた。ブラタクは、進出組6社と競合、過半のシェアを確保していたのである。  進出組は、ブラタク以外の生糸メーカーを廃業に追いやっていたが、実は、その経営は順調ではなかった。まず市田が華僑との合弁を試みて失敗した。 ...

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歌と人生、世代交代

 21日付ジョルナル・ニッパク(弊紙ポルトガル語版)に、16~17日に開かれた第25回サンパウロ州選抜カラオケ大会(通称パウリスタン)の記事が掲載された。4頁は弊紙記者の記事で開会式などが中心、12頁は外部からの特別寄稿で、2日目のグランプリなどが中心になっている▼記者やテーマが違うと筆の運び方も違うと思いながら読む中、グランプ ...

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サンパウロ市名物映画館=ベラス・アルテスに二度目の閉鎖の危機=スポンサー企業の降板で

 サンパウロの繁華街、パウリスタ大通りとコンソラソン街の角にある、市内有数の名物映画館「ベラス・アルテス」が2度目の閉鎖の危機を迎えている。  ベラス・アルテスは1943年に「シネ・リッツ」としてオープンし、5年後に「シネ・トリアノン」と改名。67年に「シネ・ベラス・アルテス」の名となった。  1982年には火災に遭ったが、83 ...

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《ブラジル》ロドリゲス教育相=学校に国歌斉唱と録画を指令=大統領スローガンの音読も=批判が殺到し、翌日撤回

ロドリゲス教育相(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 リカルド・ヴェレス・ロドリゲス教育相が25日、全国の学校にメールを送り、ボルソナロ大統領の選挙時のスローガンを盛り込んだ文書の朗読と国歌斉唱を義務付け、その様子を録画したビデオを教育省に送付するよう依頼した。だが、多方面から強い反発を招き、翌26日に取り消した。26日付現地紙およびサイトが報じている。  ロドリゲス教育相は26 ...

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《サンパウロ市》バス、電車の乗り継ぎは3時間で2回?=ビリェッテの使用に制限

 サンパウロ市は23日、市内のバス、電車(地下鉄/CPTM)利用時に使うビリェッテ・ウニコの使用規定の変更を発表した。それによると、通勤用のヴァーレ・トランスポルテ(VT)の利用は「3時間に2回まで」になるなど、利用者に厳しい内容のようだ。26日付伯現地紙が報じている。  ビリェッテ・ウニコ全体の使用規定変更は5月24日からで、 ...

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東西南北

 調査団体CNTが26日に発表したところによると、ボルソナロ政権に対する国民の評価は、「よい」が39%を得、「悪い」の19%を2倍近く上回っていることがわかった。さらに「テメル政権より良い」は55・4%、「ジウマ政権より良い」が55・9%となっている。こう言うといかにも支持率が高いようにも見える。だが、その一方で、就任2カ月の時 ...

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幸福に働く「喜働」のススメ=倫理法人会、梅本氏が講演

講演した梅本さん

 「今の仕事を喜んでやっている人はどのくらいますか?」―米国カリフォルニア倫理法人会インストラクターの梅本豊造さんが、こう問いかけると、会場では互いに顔を見合わせて疎らにしか手が挙がらなかった。16日午前8時半、サンパウロ倫理法人会(須郷清孝会長)はモーニングセミナーを開催し、「天職と個性/経営者の在り方」をテーマに講演が行われ ...

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増加中のサソリに注意を!=在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官 岡本洋幸 医学博士 ICD(インフェクションコントロールドクター)

保健省提供のブラジリアンイエロースコーピオンの写真(許可を得て掲載)

 世界中には約1500種類のサソリがいて(注1)、約30種類に危険があるとされています(注2~5)。ブラジルには約160種類のサソリがいます。  ブラジルでは、森林破壊が進んだ結果、都市部にもサソリが侵入しています。  ブラジル国内では、Tityus属ブラジリアンイエロースコーピオン(体長5cm程度)が一番猛毒です。単為生殖で、 ...

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《ブラジル医師審議会》遠隔医療決議書の廃止を決定=地方協議会から批判高まり

国土が広いブラジルでは、病院に行きたくても遠すぎて行けない人が大勢いるのだが…(参考画像・Marcello Casal/Ag. Brasil)

 ブラジル連邦医師審議会(CFM)は22日、今月初旬に自らが出したばかりの遠隔医療決議書を廃止する事を決めたと、22、23日付現地各紙・サイトが報じている。  遠隔医療決議書は、インターネットやTV電話などを使って、医師と患者が直接会う事なしに、問診、検査から手術の実施までを認めていた。  そもそも、こうした医療は実際に行われて ...

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