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サンパウロ 関連記事

『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(9)

連合会幹部、更迭  前項までに記した様な乱れに併行、移住地経営上の一大齟齬が生じていた。日本からの入植者が、毎年200家族の計画に対し、実績は1929年は既述の様に64家族、1930年は23家族、31年は7家族…という情けないほどの数字だったのである。  対策として、ブラ拓は各地に居る既存の移民を入植させるという手を打っていた。 ...

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《サンパウロ市》1月の生活費は0・43%上昇=低所得者層に一層厳しく

1カ月で生活必需品価格0・43%上昇は、決して軽くない(参考画像・Tania Rego/Ag. Brasil)

 ブラジル労組間社会経済調査・統計所(Dieese)は7日、1月のサンパウロ市の生活費指数(ICV)が0・43%上昇だった事を発表、昨年2月からの直近12カ月累積のICVは3・35%となった。  貧富の差が激しいブラジルでは、収入の大小によって、消費傾向も異なるため、ICVは所得層別の指数も算出している。

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ルーラ=12年11カ月の実刑判決下る=アチバイア別荘疑惑の件で=担当弁護士「国連に提訴も」

ルーラ氏が服役しているクリチーバ連邦警察(Marcello Casal Jr./Agência Brasi)

 パラナ州連邦地裁で6日、ルーラ元大統領のサンパウロ州アチバイアの高級別荘を介した贈収賄疑惑の第1審が行なわれ、12年11カ月の実刑判決が下された。ルーラ氏は昨年4月からサンパウロ州グアルジャー高級三層住宅を介した収賄容疑で服役中。今回も2審目有罪なら刑期が延長しそうだ。7日付現地紙が報じている。  セルジオ・モロ氏が法務大臣に ...

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サンパウロ市=市営劇場運営に不可解な出費=年に103回も飛行機出張?

サンパウロ市営劇場(Marcelo Camargo/Ag. Brasil)

 リオ在住のサンパウロ市市営劇場の運営担当者に対し、サンパウロ市役所が不可解な航空運賃を負担していたことが判明したと7日付現地紙が報じた。  現在、サンパウロ市市営劇場の運営はリオに拠点を置くオデオン社によって行なわれている。同社はジョアン・ドリア前市長の推薦で運営が委託され、2017年に21年までの契約を5億5690万レアルで ...

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東西南北

 昨年11月におきたマルジナル・ピニェイロスの高架橋の一部が2メートルも崩落して以来、サンパウロ市内の高架橋の状態が心配されている。市が発表したところによると、市内で185ある高架橋のうち、この10年以内に改修工事を行なった橋はわずか16しかない、つまり全体の1割にも満たない数しか行なわれていなかった。その改修された橋の中でも、 ...

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池崎氏がACAL会長続投=「サンパウロ市で一番の街に!」=役員半数が新任、新会員獲得へ

宣誓した新役員の皆さん

 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は「新役員就任式並びに新年会」を今月5日夜、東洋会館で催した。美用化粧品販売大手「池崎商会」の池崎博文氏(92、熊本)が会長職を続投し、役員の半数近くが新任となる、19―21年新体制が発足した。今期の課題は、減少する会員の新規獲得だ。昨年に名称変更された〝日本人街〟の名のもと、 ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(8)

乱れに乱れる  移住地の乱れは、1930年に入ると、一段と激しくなった。  2月、畑中は入植者二人を移住地から追放した。この二人はブラ拓事務所へ盾突き続けていた。  詳細については資料を欠くが、相当荒っぽい言動があったのであろう。畑中は「秩序安寧を害する」と右の強硬処置をとった。  乱れは、入植者とブラ拓事務所の関係だけではなか ...

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《サンパウロ市南部》検察が軍警53人を起訴=麻薬組織から賄賂受け取り容疑

「53人の軍警が犯罪組織に協力し、起訴される」と伝えるG1サイト

 【既報関連】サンパウロ州検察局は4日、麻薬密売者から賄賂を受け取り、組織的犯罪行為を幇助していた疑いで、サンパウロ市南部ジャルジン・マラジョアラ区にある軍警第22大隊所属の軍警53人を犯罪組織形成と、麻薬密売容疑で起訴したと、6日付G1サイトが報じた。  これは昨年12月に発動されたウビラジャラ作戦で54人の軍警が逮捕された件 ...

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東西南北

 大サンパウロ市都市圏のマウアー市で3日夜、医療プログラム「マイス・メジコス」でキューバから派遣され、結婚してブラジルで生活していたライディス・ソーザ・ウジョアさん(37)が、警備員の夫(45)に殺害される事件が起きた。ダイウトン・フェレイラ容疑者は2人が暮らしていた家の中で、ライディスさんをドライバーで10回ほど刺して刺殺。そ ...

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大耳小耳

 在サンパウロ総領事館(野口泰総領事)は、政策論議『激動の世界における日本の選択肢―トランプ時代の舵取り』を13日午後6時15分から、ジャパン・ハウス(Avenida Paulista, 52)で行う。入場無料、要申込み。使用言語は英語で、ポ語の同時通訳あり。講師には、中山俊宏慶応義塾大学総合政策学部教授を迎え、米中貿易戦争によ ...

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