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サンパウロ 関連記事

援協定例会、与儀会長続投=10月は1千万レの黒字に

 サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は「11月定例役員会」を22日午前、援協本部ビルで開催した。  議事報告では、10月27日に開催された定期評議委員会にて、二期目となる与儀会長続投が決定し、来年度予算、事業計画が承認されたと報告。与儀会長は「新大統領のもとで、ブラジルがどう進んでいくのか。来年も厳しい年が続くが、皆さんと一 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作=中田みちよ・古川恵子共訳=(4)

 自分が誇らしく思えた。つり合いがとれていた。西洋スタイルの晴れ着、そして、遠い西洋の輝かしき日…。  それは1918年7月17日、木曜日の朝、9時半過ぎのことだった。 「ディカ、セイコウ!(正輝! 急げ)」  新世界を頭のなかで描いていたやさき、ふだん使っていた沖縄弁の樽叔父の聞きなれた声で、現実によびもどされた。セイコウは家 ...

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《ブラジル》元大統領のルーラとジウマ=新たな刑事裁判の被告人に=元PT幹部3人と共に=13年間で総額14億レアル超の汚職

今年4月収監直前のルーラ元大統領(Ricardo Stucker)

 サンパウロ州グアルジャーの高級3層住宅に絡む嫌疑で2審有罪判決を受けて服役中のルーラ元大統領が、新たな嫌疑で刑事被告人となったと24日付現地各紙が報じている。元大統領を巡っては、アチバイアの別荘や、ルーラ研究所用地関連疑惑も1審判決間近、さらに多くの汚職嫌疑で裁判が進行中だ。  ルーラ元大統領は、ジウマ前大統領、ギド・マンテガ ...

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ネッタイシマカ撲滅週間開始=黄熱病やマラリアにも警鐘

昨年のネッタイシマカ撲滅キャンペーンの様子(CARLA FISCHER/ASCOM SESPA)

 本格的な夏を前に、25~30日にネッタイシマカ(Aedes aegypti)撲滅週間を展開と23日付アジェンシア・ブラジルが報じた。保健省によると、14万6千の小中学校や1万1千の社会福祉機関、5万3千の保健所など、21万の機関が同週間に参加する。  ネッタイシマカ撲滅週間の目的は、この時期に蚊の幼虫(ボウフラ)が発生しやすい ...

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《サンパウロ州》ヘリコプター墜落で6人死亡=薬品会社副社長を乗せ

墜落したヘリの残骸(Divulgação/Corpo de Bombeiros)

 24日、サンパウロ州カンポス・ド・ジョルダンでヘリコプターが墜落し、6人が亡くなる事故が起きた。25日付現地紙が報じている。  このヘリコプターは午前10時にサンパウロ州イタピーラを飛び立ち、11時にカンポス・ド・ジョルダンに着くはずだったが、到着寸前に交信が途絶えた。  ヘリの残骸は、到着予定地に近いマンチケイラ山脈のピコ・ ...

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東西南北

 サッカーの全国選手権はパルメイラスの優勝で終わったが、お隣アルゼンチンではサッカーで異例の事態が起きている。南米一を決めるリベルタドーレス杯決勝の第2試合リーヴェル・プレイト対ボカ・ジュニオルズの試合は24日の予定だったが、リーヴェルの応援団がボカの選手の乗ったバスを襲い、選手に負傷者が続出。試合は25日に延期されたが、開始2 ...

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■訃報■渥美誠さん

 県連故郷巡りを数多く手がけてきたグローバル・サービス旅行社の渥美誠社長が、今月24日、サンパウロ市カルボン・ブエノ街交差点を歩行中に大型観光バスに轢かれ、搬送先のバンデイランテス病院で亡くなった。享年68。  渥美さんは、1950年神奈川県藤沢市生まれ。57年に渡伯し、グァインペーのスイサ農園に入植。その後、サンパウロ市イタケ ...

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ロラパルーザ=来年4月開催のラインナップ、波乱の発表=国内アーティスト初のトリなど

 来年の4月5~7日に開催される、サンパウロではおなじみの国際的ロック・フェスティバル「ロラパルーザ」(以下ロラ)の出演ラインナップが21日に発表されたが、ブラジル人アーティストの出演をめぐり、同フェスのファンに強い違和感を残す結果となった。  そのひとつは、今回のロラでは、8回目の開催にして初めて、ブラジル人アーティストがトリ ...

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東西南北

 23日付エスタード紙によると、一旦は内定と報じられていた、ジャイール・ボルソナロ次期大統領の次男カルロス氏の大統領府入りが破談となった。カルロス氏はリオ市の市会議員で、大統領選で父親のネット対策長をつとめるために休職。ボルソナロ氏当選後は連邦政府の引継スタッフに加わっていたが、22日のツイッターで「市議に戻る」とコメントした。 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(2)

 最終的に日本の敗戦を認識し、日本にはもう帰れないという厳しい現実に直面したとき、はじめてブラジル生まれの子どもたちの教育に的が絞られた。農業をすて、都会で生き延びる方法を模索したのである。こうして、家族は急激にブラジル社会に溶けこんでいった。まず、家庭内ではポルトガル語が使用された。同時にまた経済の向上を根気よく図りもしたが、 ...

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