9月29日、全国62の都市で極右大統領候補ジャイール・ボルソナロ氏に対して、女性を中心とした抗議活動が行われた。翌30日は、全国26都市でボルソナロ氏を支援する集会が行われ、大統領選の二極化を印象付けた。9月30日、1日付現地紙が報じている。 9月29日に行われた反ボルソナロ抗議行動は、SNSのサイト「ボルソナロ氏に反対する ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
《ブラジル》女性歌手のアンジェラ・マリア死去=エリス・レジーナらにも影響
1950年代に一世を風微し、長きにわたり活躍してきた女性歌手、アンジェラ・マリアが9月29日、入院先のサンパウロ市の病院で心不全のために亡くなった。89歳だった。1日付現地紙が報じている。 1929年にリオで生まれたアンジェラは、18歳だった1947年から歌手活動をはじめた。 彼女は早くから注目を集め、その歌声はこの当時全 ...
続きを読む »東西南北
9月30日、サンパウロ大都市圏では昼間に強い雨が降った。この雨により、サンパウロ市では6カ所で土砂崩れ、28カ所で冠水が起きるなどの被害が出た。この雨により、主要水系には大量の雨がもたらされ、グアラピランガの53・4ミリを筆頭に、カンタレイラが36・2ミリ、アウト・チエテが24・2ミリを記録。雨季に入りはじめる10月は水不足が ...
続きを読む »援協定例役員会=手術件数、過去最大を記録=19日に福祉団体フォーラムも
サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は「9月定例役員会」を先月27日、援協本部ビルで開催した。 冒頭、与儀会長は日伯友好病院創立30周年を先月22日に無事終了したことを報告。今月の大統領選について「見通しの不透明な難しい局面にある」との見方を示し、翌年の援協創立60年に触れ、より一層の役員の協力を求めた。 その後、各委員 ...
続きを読む »「樹海」拡大版=大統領選の候補陣営を隔てる〃バカの壁〃
「人間同士が理解しあうというのは根本的には不可能である。理解できない相手を、人は互いにバカだと思う」――ベストセラー『バカの壁』(2003年、養老孟司著、新潮社)には、そう書かれている。帯には「『話せば分かる』なんて大ウソ!」、広告には「バカの壁は誰にでもある」という著者の言葉も。 人には「知っている」という強い思い込みがあ ...
続きを読む »サンパウロ市地下鉄=5号線で新たに3駅が開業=遂に1、2号線と連結完了
28日、サンパウロ市地下鉄5号線で新たに3駅が開業した。今回の延長により、かねてから計画されていた1号線と2号線との連結も5年遅れで完成した。28日付現地サイトが報じている。 今回開業したのはサンパウロ病院駅、サンタクルス駅、シャッカラ・クラヴィン駅の3駅で、28日午前11時過ぎに運行を開始した。 5号線はサンパウロ市南西 ...
続きを読む »サンパウロ市=クラコランジア移転か?=マルジナル・チエテ沿いの広い敷地に
サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長が、クラコランジアを、現在のセントロ(市中央部)からマルジナル・チエテ沿いの土地に移動させる意向があると、28日付現地紙が報じている。 麻薬常用者の巣窟として知られるクラコランジアは、長年セントロにあり、ドリア前市長が取り入れた麻薬撲滅対策「レデンソン」の拠点となる施設もそこにある。 ...
続きを読む »東西南北
本日付で報じているヴェージャ誌のボルソナロ氏のスクープは強い波紋を投げかけている。同氏は「汚職をしない」というイメージを売りにしていたため、影響は決して小さくはないだろう。ヴェージャ誌といえば、2014年の大統領選直前には、「ルーラ氏はラヴァ・ジャットの汚職を知っていた」という記事も掲載しており、この時期に爆弾記事を投げる傾向 ...
続きを読む »大耳小耳
サンパウロ蘭協会(AOSP)の蘭展が、久々に文協に帰ってきていた。ここ数年はエンブー市の広場を会場にしていたとのこと。ところが同協会サイトによれば、この9月21、22、23日に開催された第99回蘭展の会場は、再びサンパウロ市文協ビル(駐車場)に戻っていた。1967年2月にアクリマソン区で創立したサンパウロ蘭協会は、れっきとした ...
続きを読む »東西南北
26日、大統領選候補たちによる討論会がSBT局で行われた。今回もジャイール・ボルソナロ氏は欠席。候補らの標的は支持率2位のフェルナンド・ハダジ氏となり、シロ・ゴメス氏やマリーナ・シウヴァ氏からの厳しい質問がハダジ氏に集中した。シロ氏とマリーナ氏は「左派側からの候補」の座をハダジ氏から奪いたい気持ちが強いから、なおさらだろう。討 ...
続きを読む »