東山農場(三菱系)の初代場長だった山本喜誉司氏(文協初代会長、1892―1963年、東京都)は終戦直後、コーヒー樹の害虫駆除の研究をして論文(日本語)に書き、母校・東京大学から農学博士号を取得していた。その論文の複製が、没後55年の歳月を経てようやく当地に戻ってきた。16日、サンパウロ州農務局の生物学研究所(Instituto ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
明治大学、USPに漫画寄贈=1000冊を図書館に
【既報関連】明治大学はサンパウロ大学(USP)に漫画本1000冊を寄贈し、21日、日本文化研究所内の図書館で引渡し式を行った。 明治大学の学長特任補佐でUSP法学部教授の二宮正人氏、菊池渡所長らが出席。両学が法学部間の部局間協定を締結していることから寄贈が実現した。漫画で日本文化の発信を目指す明治大学はすでにジャパン・ハウス ...
続きを読む »大耳小耳
ブラジル日系塾年クラブ連合会(上野美佐男会長)の会報『ブラジル老荘の友』532号が5月に刊行された。4月18日に第38回大サンパウロ圏ABC芸能祭が開催され、芸達者たちの大活躍したようだ。《サンベルナルドの「十二支のお話」やみずほからは安藤さん、西沢さんたちが中心となり、「チャップリン」「恋つれづれ」「酒」と寸劇が三つも演じら ...
続きを読む »ブラジルでもっとアジア映画を見るチャンスを!
さる19日、フランスの権威あるカンヌ映画祭で、日本の是枝裕和監督の「万引き家族」が、大賞に相当するパルムドールを受賞した。日本の作品としては21年ぶりの快挙となった▼ブラジルに住む日本人としては、是枝氏の受賞自体も嬉しいものの、「ああ、これでこの映画もブラジルに上陸するな」という安堵感も正直ある。というのも、それくらい、ここブ ...
続きを読む »コリンチャンス=カリーリ監督移籍騒動に決着=サウジ行きが正式決定
【既報関連】17日に突如降って沸いた「コリンチャンス、カリーリ監督のサウジアラビア移籍騒動」に決着がついた。 コリンチャンスがベネズエラ遠征に出ている時に、「カリーリにサウジのアル・ヒラルが食指」と一部メディアが先行してから報道合戦は一気に過熱した。 一時は「アル・ヒラルは別の監督にも誘いをかけていて、そっちに決まりそう」 ...
続きを読む »サンパウロ大都市圏で火災=商店の2階部分の床抜ける
サンパウロ大都市圏のサンベルナルド・ド・カンポ市中央部で23日未明、大規模な火災が発生したが、従業員らには、死傷者は出ていない。 火が出たのは未明で、出火原因はまだわかっていない。 消防によると、火災が起きたのは、サンパウロ大都市圏に複数の店舗を構え、文房具や雑貨なども扱うアルマリーニョ・フェルナンドという名前の商店だ。火 ...
続きを読む »《ブラジル》MDBがメイレレス氏を大統領候補に=テメル氏の出馬断念により=MDBには内部分裂の危機
22日、大統領選出馬を断念したテメル大統領が記者会見を開き、エンリケ・メイレレス前財相を民主運動(MDB)の大統領候補にすると宣言した。だが、この選択はMDB内でも反対が多く、内乱の要素をはらんでいる。23日付現地紙が報じている。 記者会見はリオにあるMDBの拠点のひとつ、ウリセス・ギマリャンエス記念館で行われ、テメル氏はメ ...
続きを読む »■アルベルト・ジネス氏死去■軍政時代の反骨ジャーナリスト
軍政時代に「反骨のジャーナリスト」として知られたアルベルト・ジネス氏(86)が22日、サンパウロ市アルベルト・アインシュタイン病院で亡くなった。風邪をこじらせて肺炎を起こしたという。23日付現地紙が報じている。 1932年リオ生まれのジネス氏は、20代を映画評論家として過ごした。57年からは雑誌などに記事を提供。62年には新 ...
続きを読む »サッカーW杯ロシア大会まで1カ月=2014年のブラジル大会向け工事は今も未完成
ロシアW杯開幕まであと21日となったが、4年前のブラジル開催W杯のために計画されたインフラ整備工事が、開催11都市でまだ終わっていないと、23日付ブラジルニュースサイトが報じた。 ブラジルW杯の開催都市は12で、インフラ工事が全て終了したのはリオ市だけだ。しかしこれも、14年のW杯までに完成した訳ではなく、遅れての完成だった ...
続きを読む »東西南北
本日報じたように、出馬を諦め、後継大統領候補としてメイレレス前財相に期待したテメル大統領。本来ならトップ・ニュースのはずだが、事前から噂が立っていたことも手伝い、報道の扱いは小さいものに。それよりも、トラック業界の起こしたデモによる混乱の方が、報道陣も国民も関心が高いという結果になってしまった。また、メイレレス氏の出馬はMDB ...
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