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サンパウロ 関連記事

どこから来たの=大門千夏=(77)

 文句を言うと、もう他に部屋はないという。さすがに腹が立って大声で文句を言った。するとどうだろう机の下からすっと鍵が出てきた。「この部屋は湯がでるよ」だって。知っていても苦情が出るまで知らぬ顔をしている。だから何事も常に文句を言い、大声でドナル、ガナル、ワメクと物事がスムースに行くという事がやっとわかった。こちらの顔つきが悪くな ...

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《ブラジル》2月の工業生産8地域で減少=パラナ州や北東部9州は増加

 ブラジル地理統計院(IBGE)が11日に発表した2月の地域別工業生産高調査によると、15の地域中、8地域で工業生産高が減少し、1地域は横ばい、6地域で上昇だった。  調査対象の15地域とは、パラー州、アマゾナス州、マット・グロッソ州、ミナス・ジェライス州、エスピリトサント州、セアラー州、サンパウロ州、リオ・グランデ・ド・スル州 ...

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《サンパウロ州》州政府の新人事発表=フランサ知事での新局長は?

 サンパウロ州政府は10日、マルシオ・フランサ新知事(ブラジル社会党・PSB)の下での新たな州政府の体制変更発表(第1弾)を行った。11日付フォーリャ紙が報じている。  今回の人事で目立つのは、新たな局長にジャーナリストが2人就いたことだ。1人は企画局長のマウリシオ・ピント・ペレイラ・ジュヴェナル氏で、もうひとりは社会通信局副局 ...

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東西南北

 ルーラ元大統領の逮捕と受刑開始は、しばらく尾を引きそうだが、「明日はわが身」と戦々恐々の日々を送っているのが、労働者党(PT)の政敵の民主社会党(PSDB)の政治家だ。14年の大統領候補だったアエシオ・ネーヴェス上議は来週17日に被告になるか、ならないかの最高裁審理が控えているし、今年の大統領候補のジェラウド・アウキミン氏も知 ...

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「服役中のルーラに会わせろ!」=11州知事と5人の政治家が出した面会請求却下される

 ロベルト・レキオン上院議員(民主運動・MDB)が9日、11州の知事と4人の政治家との連名で、在クリチーバの連邦地裁第13小法廷に、収賄と資金洗浄疑惑で有罪判決を受け、7日夜から服役中のルーラ元大統領との面会申請を出した。  面会申請に名を連ねたのは、レナン・フィーリョ知事(アラゴアス州)、ルイ・コスタ知事(バイーア州)、カミー ...

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サンパウロ市=パテオ・ド・コレジオに落書き=歴史的建造物の壁一面に朱書

落書きされたパテオ・ド・コレジオの壁(Paulo Pinto/FotosPublicas)

 10日未明、サンパウロ市中央部で、パテオ・ド・コレジオの正面の壁に、赤いペンキで「我々を見よ」と落書きする事件が起きた。  イエズス会所有のパテオ・ド・コレジオは、サンパウロ市の起点(ゼロ地点)を示す、歴史的な建物だ。イエズス会の宣教師がブラジルにやって来たのは1549年。その後、サンパウロに到着したマヌエル・ダ・ノブレガ、ジ ...

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東西南北

 6日にサンパウロ州知事がジェラウド・アウキミン氏からマルシオ・フランサ氏に代わったことに伴い、「プリメイラ・ダーマ(知事夫人)」も代わった。その新知事夫人が強いイメージの女性だと、10日付アゴラ紙が報じている。奇しくも、アウキミン氏夫人と同じ通称「ルー」で呼ばれるルシアさんは、元々は学校の経営者だが、男女同権を強く求めるフェミ ...

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音楽が高血圧の治療に効果=サンパウロ州立大学が確認

 サンパウロ州立大学が、ジュアゼイロ・ド・ノルテ大学、ABC医学大学、英国のオックスフォード・ブルックス大学と共同で行った調査で、音楽が高血圧の治療効果を高める可能性が指摘された。  実験は2日間かけて行われた。1日目は投薬後に1時間音楽を聴きながら、脈拍の変化を記録する。2日目は、投薬後にイヤホンをつけたが、音楽は聞こえないと ...

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《ブラジル》労働者党=逮捕後もルーラが大統領候補=法的には出馬登録は可能=無効なら選挙は大混乱に

9日、ルーラ氏の釈放を求めてクリチバ市で抗議活動をする左翼政党や労組の人々(Gibran Mendes)

 労働者党(PT)は、7日のルーラ氏逮捕劇後も、10月の大統領選はルーラ氏を同党候補として臨む意向だと9日付現地紙などが報じている。  ルーラ氏は7日から服役中だが、法律上はまだ出馬することができる。正式な大統領選出馬登録期限は8月15日だが、出馬資格があるか否かを決めるのは選挙高等裁判所(TSE)で、TSEの判断次第では出馬が ...

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《ブラジル》ルーラ、遂に連警へ出頭=妻の追悼ミサの後に逮捕=演説では最高裁や検察批判=暴徒化した熱狂支持者も

7日のミサでのルーラ氏(Paulo Pinto)

 7日、ルーラ元大統領がパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事の逮捕命令に応じ、パラナ州連邦警察に出頭して逮捕された。この日の逮捕は亡きマリーザ夫人のミサを行い、演説を行った後での逮捕という大掛かりなもので、さらに支援者の暴力が目立つなどの側面もあった。7、8日付現地紙が報じている。  モロ判事が5日に命じた逮捕出頭命令の期限は6 ...

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